慶應(慶応)大学薬学部の難易度の話。偏差値だけではわからない理由


普通大学の難易度って、偏差値をみればある程度わかりますよね。

自分の成績から考えて、あーここなら受かるかなー、って。

でも、一部の有名私立大学や、一部の医療系学部では、偏差値的には合格はずだったのに、不合格!なんてこともあります。

本ブログでよく扱っている薬学部でいえば、慶應(慶応)大学薬学部あたりがそうです。

そこで、この記事では慶應(慶応)大学薬学部の難易度ってどうなの?って話をしてみます。

慶応大薬学部の難易度は、偏差値だけではわからないですよ。



慶応大薬学部の難易度はそもそも高い


もともと慶応大学薬学部は、共立薬科大という私立大学だったものを、慶応大学が2008年に統合・吸収したものです。

とはいえ、慶応大学自体がかなり有名な名門私立大学ですし、共立薬科大学もかなり歴史のある名門私立薬科大でした。

入試の偏差値は62~65くらいで推移しており、私立の薬科大では最高レベルです。

最低ランクでよければ私立医学部と変わらない難易度なんです。

慶応大薬学部の難易度は偏差値だけではわからない理由


慶応大学薬学部には落ちたけど、同レベルまたは少し偏差値の高い国公立大学薬学部には合格した、なんて話も聞きます。

そうです。

慶応大学薬学部のような、「有名」で「都心にある」「薬学部」は、偏差値と比較して、入学が難しかったりするのです。

その理由を挙げていきます

慶応大学は有名で、根強いファンが受験する


慶応大学自体がとても有名で歴史のある大学です。

著名なOBもたくさんいますし、ご両親が慶応出身で、子供も慶応に入れたい、と考えるひともいるのです。

そのため、「慶応大学」を目指す人は、徹底的に入試の過去問や傾向を研究していたりします。

塾でも、「慶応大学」志願者向けに対策を行っていたりするのです。

そのため、全国模試で偏差値がそれほどでもない人が、慶応大学の実際の入試では120%の成績を収めて合格していたりするんです。



慶応大学薬学部は東京のど真ん中で人気、高倍率

慶応大学薬学部は東京都の港区にあります。

日本の首都、東京のど真ん中です。

東京が地元で、地元の大学に行きたい!

地方から大学進学を機に東京に行きたい!

そんな人たちが殺到します。

特に薬学部は、どの大学にでもある学部ではありませんので、必然的に競争倍率が高くなってしまうのです。

合格ラインすれすれくらいの偏差値では、志願者がかなりの団子状態になっていて、1点2点のミスで、受験に失敗してしまいます。

逆に地方の国立大学薬学部は、倍率が低く、合格ラインをしたまわる偏差値でも大丈夫だったりします。

慶応大学薬学部の入試科目

慶応大学薬学部は、私立大学の薬学部では最高難易度です。

でもポイントは私立大学であることなんです。

医学部や国公立大学の薬学部と違って、少ない受験科目で受験ができるのです。

つまり、苦手が科目を避けて、国公立ではなく、慶応大学薬学部を受験する、というパターンが出てきます。

そのため、受験生の総合的な偏差値で見た場合の難易度と比較して、実際はもっと高得点が必要だったりするんです。

慶應(慶応)大学薬学部の難易度の話。偏差値だけではわからない理由:まとめ


名門、慶応大学薬学部にいけば、東京のど真ん中で大学生活を送れます。
歴史があり、OB・OGも有名人がいるので、将来の人脈作りにもプラスに働くでしょう。

そんな慶応大学薬学部にあこがれる人がたくさんいるが故に、入試では高い競争倍率を勝ち抜かなければなりません!

なんとしても慶応大学に!という、受験生もいますから注意が必要です。

毎年、偏差値だけでは難易度を読み切れない、判断が難しい。

それが慶応大学薬学部!

では!



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