職場で誰とも話したくない、話したくなくなった。同僚と話したくない。←これ正常:原因と対処法を整理した

職場で誰とも話したくない話したくなくなった同僚と話したくない

「もう職場で誰とも話したくない、話したくなくなった。」「同僚と話したくない。」

こういった状況に陥ってしまった場合の悩みについて記事にして行きます。

・最近、職場で話をすることすら億劫になってしまった。

・同僚と雑談や他愛もない会話をするのが辛い、面倒くさい

・誰とも会話せずに黙々と仕事を終わらせる日々が楽

このような状況や感情を経験したことがある人は意外と多いです。

「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」という状態になっていしまう原因はさまざまですが、上司や同僚との人間関係、仕事内容への不満、職場の雰囲気といった外的な要因によることが主です。

ぶっちゃけ、このような状況に陥ってしまうと、仕事に対するモチベーションを維持できなかったり、パフォーマンスにも影響が出てしまうこともあるんですよね。

そのため、「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」状態を自分に責任があると感じて無理をしたり、自分を責めて落ち込んでしまう人も少なくありません。

とはいえ、はっきりいって、「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」という心理に陥るのは、誰しもある、正常な反応です。

なので基本的には気にしなくてOKだし、自分を攻める必要はありません。

本記事では、「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」といった人が、落ち込んだり自分を責めずに、前衛向きになれるよう、その原因と対処法を整理、解説していきます。



こちらの記事も

職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、と感じやすい人の特徴と原因


「職場で誰とも話したくない・話したくなくなった」、「同僚と話したくない」と感じることは誰にでもあることですが、ざっくり、下記のような性格、特徴のある人に多い傾向があります。

・人と接することに苦手意識がある

・コミュニケーション能力が低い

・過去の人間関係で嫌な思いをしたことがある

・自己肯定感が低い

・現在の仕事や職場がそもそも不満

簡単に解説していきます。

人と接することに苦手意識がある


人前や大勢で話すことがそもそも嫌いだったり、新しい人、よく知らない人と接触することが苦手なタイプです。

単純に「人見知り」とか言われたりするタイプですね。

こういったタイプだと、そもそも職場で誰かと話したり同僚とコミュニケーションを取ることで、人一倍疲労してしまうわけです。

その結果、はじめは頑張っていても他人と話すことを避けてしまうことがあります。

コミュニケーション能力が低い


コミュニケーション能力が低いと、他人と話しても、「相手に自分の気持ちや考えがうまく伝わらない」「相手の気持ちや考えが理解できない」といった状況にさらされることが多々あります。

これが繰り返されると、そもそも「他人とのコミュニケーション」に疲れてしまうし、楽しくないのです。

そのことで、徐々にコミュニケーションを避けたり、雑なコミュニケーションを取ってしまいます。

結果的には、

職場での人間関係をうまく築けない→さらに「他人とのコミュニケーション」に疲れてしまう→以下無限ループ

って事になってしまうわけです。

過去の人間関係で嫌な思いをしたことがある


本当は他人と話したりするのが好き、コミュニケーション能力も高い、というタイプでも、「職場で誰とも話したくない・話したくなくなった」、「同僚と話したくない」と感じてしまうことはあります。

そういった人でも、過去にその職場や、特定の人物との関わりで、嫌な経験をしたといったことがあると、そのトラウマが残り、同じような経験を避けるために、他人と話すことを避けてしまうこともあります。

自己肯定感が低い


自分に自身がない、自己肯定感が低い人は、他人との比較を恐れて、職場の同僚との関わりを避けることがあります。

特に、近年ではどの職場でも「成果主義」や「能力主義」が浸透していますから、嫌でも「他人との比較」をされてしまう場となっていますからね。

自己肯定感が低い人、周りの人との評価の違いを気にしてしまう人は、なかなか職場の同僚と気楽に関わることが難しいのかもしれません。

現在の仕事や職場がそもそも不満


現在の職場での仕事内容や待遇・処遇、一緒に働いている同僚に仕事に不満がある場合も、「職場で誰とも話したくない」と関わりを避けることに繋がります。

このケースでは、きっと周りの同僚もそれを察して、避けるようになるので加速度的に孤立していくわけですが、当の本人としては「どうせそのうち辞めるから良いんだ」「こんな職場や同様と関わるのはこちらから願い下げ」といった具合で、それほど落ち込んだりはしていないことが大半です。


職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、という状況に陥った場合のデメリット


冒頭でも書いたように、「職場で誰とも話したくない、話したくなくなってしまう」ことは誰にでもあるし、おかしなことではありません。

とはいえ、職場で同僚や上司との会話が足りなくなると、(職種にもよりますが)以下のようなデメリットが生じることも考慮しなければなりません。

・コミュニケーションの機会が減ることで必要な情報が入手できない

・ストレスや孤独感が増して精神的につらい 

・職場の人間関係に悪影響を与えてしまう

・昇進やキャリアアップの機会を逃す

コミュニケーションの機会が減ることで必要な情報が入手できない


 職場で誰とも話したくないといってコミュニケーションの機会が減ってしまうと、当然、自分の業務に関する情報や、会社・業界の有益な情報が他の人から得られません。

その結果、自分の思い込みや、間違った解釈、真実ではない情報、古い情報に基づいて仕事をしてしまうんですよね。

さらに自分から同僚や上司に考えを伝えることも減少しますので、自分の意見や主張が組織の決断に反映されなくなっといったことも生じてきます。
    

孤独感が増して精神的につらい


職場で誰とも話したくない、話したくなくなったからといって、接触を避けて孤立した場合、「孤独感」が結構きついです。

自分以外の同僚が仲良く楽しそうにしている横で、一人ぼっちなわけですから、もともと寂しがり屋さんとかだと、大きなストレスになります。

最悪、寂しすぎて精神的に病んでしまうことも。
    

職場の人間関係に悪影響を与えてしまう


 職場で同僚と話さない人がいると、チーム全体の雰囲気にあまい良い影響はありません。

周囲の人たちも避けるし、気を使います。

また、もともとあまり雰囲気の良くない職場だと、さらなる悪化に寄与してしまうことにもなりますよね。

職場がそういった状況になると、個人の生産性も、組織としての生産性も瀑下がりです。

協調性がなくなり、お互いが協力することも難しくなるため、無駄に仕事が増えたりすることもでてくるでしょう。
    

昇進やキャリアアップの機会を逃す


すでに述べたように、職場でのコミュニケーションを避けてしまうと、必要な情報が手に入らない、自分の主張が通らない、仕事の生産性が落ちるわけです。

会社員にとっては、こう言ったことは最終的に「昇進できない」「キャリアアプの機会を逃す」「評価してもらえない」といったことに繋がります。

そのそも大半の会社員が、なりたくもない「社畜」として働くのは、金銭的な報酬や、評価されるという承認欲求を満たすためですから、これじゃあやってられませんよ。


職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、という状況から得られるメリット


職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、という状況になってしまうと、前項で挙げたように多くの「デメリット」が生じる可能性があります。

これは結構辛いものがあるかもしれません。

とはいえ、実は、職場で誰とも話さない、あまり職場で会話しないことには、以下のような「メリット」もありまして。

・集中力が向上する

・仕事が早く終わる

・仕事中に自己研鑽ができる

・コミュニケーション効率が向上する

・ストレスが減る

もう極論的に言ってしまえば、職場で誰とも話さないことで得られるメリットは非常に大きいです。

ぶっちゃけ人によっては、デメリットよりも、これらのメリットのほうが上回ることも十分あります。

集中力が向上する


職場での会話や雑談は、作業に集中する障害になることがあります。

他の人に話しかけられたり、誰かが近くで話をしていると、集中力が乱れるというタイプの人も多いですからね。

集中使用しているときに雑談で話しかけられて、気分が悪い思いをしたことがある人もいるでしょう。

これを踏まえると、職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、という状況は、必然的に、自分の作業に集中しやすくなると言えたりもします。
    

仕事が早く終わる


職場で話をしない、雑談もしない、というタイプに多いのですが、業務時間に黙々と仕事をこなし、さっさと早めに帰宅=プライベートの時間を確保する、という事ができます。

反対に、社交的でおしゃべり好きな人は、だらだらと仕事をする傾向にあるので、帰宅時間が遅くなってしまうことがあるようです。
    

仕事中に自己研鑽ができる


すでに述べたように、職場であまり話をしないひとは、集中して、黙々と仕事をするわけですから、勤務時間中もわりと余裕が生まれます。

業務時間中に、仕事に関する勉強や調べ物を念入りにしたり、一つ一つの業務を丁寧に行うことでスキルの向上、つまりは自己研鑽に時間を充てることもできますよね。

業務を通じて、自分のスキルアップや新しい知識を得ることができるので、加速度的な自己成長につながります。

もしかしたら、将来的な昇進やキャリアアップ、レベルの高い仕事に関わるチャンスを得ることができるかもしれません。

コミュニケーション効率が向上する


職場で人と話をしない人でも、すべてのコミュニケーションを避けるわけではありません。

「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」
→補うために、メールや、プレゼン、資料などを作り込むことで解決を図る

といった行動に出る人もいます。

このような人は、「会話」以外のコミュニケーション能力に特化して成長して、結果として、コミュニケーション効率の向上につながるわけです。
    

ストレスが減る


職場で人と話をすることは、じつは結構な「ストレス」だったりします。

ぶっちゃけると、職場でのストレスの大半は「同僚や上司と関わること」に起因しているんですよね。

もともと話好きで、「話をするのがストレス解消」という人も、よくよく聞けば「友人や家族と話をするとストレス解消するが、職場の人は無理」とかだったりしますし。
(まー「誰でもいいから話したらストレス解消になる」というタイプもいるっちゃあいますが)

なので、職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、と言って会話を避けることで、そのストレスから開放されるってわけ。


職場で誰とも話したくないのに、頑張って話すのは危険。デメリットしかない


ここまで書いたように、職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、という状況にはデメリットもメリットもあるわけでして、個人の性格や、職種、職場の状況によって一長一短だったりします。

とはいえ、一つ断言しておきたいことは、

「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、同僚と話したくない」と感じている場合に、「無理して話をすること」は、デメリットばかりが大きくなります。

理由としては、

・単純にストレスがえげつない

・偽りのコミュニケーションを取ることになる

・時間の浪費でしかない    

・最悪、体調や気分が悪くなる

といったものになります。無理はダメ、ゼッタイ!


単純にストレスがえげつない


職場で話したくなくなった人が、無理して話をすると、当然ですがストレスが増大します。

ぶっちゃけ、ここで感じるストレスは、多少のストレスや不快感のレベルではなく、えげつないくらい辛いものです。

職場で誰とも話したくないって言っている人は、上の方で述べた「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、と感じやすい人の特徴」から考えて、そもそもコミュニケーションが苦手だったり苦痛な人なわけですから。

他人とのコミュニケーションを強制的に取らされるなんてろくなもんじゃあないですよ。
    

偽りのコミュニケーションを取ることになる


職場で誰とも話したくないのに、無理に同僚をコミュニケーションがを取る場合、どうしても「思っても無い事」や「相手が求める受け答え、態度」を取るように努力してしまいます。

自分の感情や体調を抑え込んでしまいますので、ある種、「偽りのコミュニケーション」と言えるでしょう。

これでは自分も辛いし、偽られている相手としても迷惑ですよね。

このような「偽りの」コミュニケーションで、信頼関係が築けるとは思えませんね。
    

時間の浪費でしかない    


結局、職場で誰とも話したくなくなった人が、なかば強制的・無理して話をしても、意味がありないってことです。

疲れるだけ、ストレスためるだけで得るものないです。

そして、得るものがないってことは時間の無駄、浪費にほかなりません。

無理して話す時間分、作業や仕事をしていたほうが生産的ってことになります。
    

最悪、体調や気分が悪くなる


職場で誰とも話したくなくなったのに、無理して話をしてストレスを抱え、その挙句、まともにコミュニケーションも取れない、信頼関係も築けないとなると、最終的には、体調や気分が悪くなるといった「体と心の変化」が出てきます。

時間も浪費して、仕事もはかどらないので労働時間も長くなりますし。

心身の健康に悪影響が及ぶのは時間の問題でして、メンタルってのはこうやって壊れていくんだな、って思います。


職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、同僚と話したくない。どうしても辛いときの対処法


職場で誰とも話したくない、話したくなくなった、という状況に陥ると、無理して話すのはおススメしませんよ、しんどいから、って話をしました。

「じゃー職場で誰とも話すのやーめた」と明るく言えれば良いのですが、職種や立場、業界によっては、そういうわけにもいかないわけですよね。

んで、職場で誰とも話したくない、話したくなくなったのに、無理して話す努力をしないといけない・・・ううぅ、精神的に辛いよーってなっちゃいます。

また、職場で話さないことによって、浮いてしまって、居場所が無い(ような気がする)といった具合に、追い込まれた気持ちで辛くなることもあるでしょう。

ここでは、そんな人向けの対処法についていくつか触れておきます。

カウンセリングや心理療法を受ける、または誰かに相談する


「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」という問題に限ったことではありませんが、職場での人間関係によるストレスについては、カウンセリングや心理療法を受けることが有効なこともあります。

そこまで大げさでなくても、信頼できる社外の人(友人や家族で良いでしょう)に相談してみるのがお勧めです。

口に出して話すことで、自分自身や状況を客観的に見つめ直すことができ、前向きな気持ちになれるかもしれません。

趣味に没頭する


職場や仕事と離れて、趣味や好きなことに没頭するのは効果的です。

ストレス発散やリフレッシュにつながりますし、職場以外のコミュニティに属することで、孤独感や不安から解放されます。

そもそも、「職場」なんて生活・人生のごくごく一部の物ですからね。

職場での悩みや限られた価値観なんか、そもそも気に留める必要はないのですよ。

自己成長に努める


上で述べた、自己肯定感の低さが原因で「職場で話したくなくなった」という状態にある人であれな、自己成長に努めるのも良いかと思います。

具体的には、新しいスキルを付けたり、知識を増やしたり、いままでやったことがなかった事柄に取り組んだり。

そうすることで自信がつき、職場での人間関係にも前向きに立ち向かうことができます。

転職や異動を検討する


現在の職場の人達と話したくなくなったのなら、いっそのこと、職場を変わってしまいましょう。

きっと、今の職場の雰囲気や同僚があなたに合っていないのですよ。

他人を変えるのは大変、自分を変えるのも大変です。

でも職場や一緒に働く同僚を、取り換えることは意外と簡単で、異動願いを出しても良いし、転職だって意外と簡単なんですよ。


おすすめ!
初めての方、転職初心者向けの第一歩はリクナビNEXTの「無料会員登録」一択です

・転職活動の効率を上げる会員限定機能が無料で利用できます!

新着求人情報をメールで受信

「気になるリスト」で企業を保存

一度レジュメを書いて保存すれば転用可能

自分の強みを把握できる「グッドポイント診断」


・スカウト登録(無料)で転職の選択肢が広がる!
→匿名で職務履歴や条件を登録すれば、企業やエージェントから直接オファーが届く

【メリット】自分のスキルや経験を活かした企業を効率よく探せる、忙しくても転職活動ができる

そんな方には、リクナビNEXTがおすすめ:無料会員登録はこちらのリンクです↓



まー、転職や異動は仕事内容や居住地が変わることもあるので、ある程度慎重に考える必要がありますが。


職場で誰とも話したくない、話したくなくなった。同僚と話したくない。←これ正常:原因と対処法を整理した【まとめ】


さて、「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」といった場合の対処法と原因について整理しました。

すでに述べたように、「職場で誰とも話したくない、話したくなくなった」という状態に陥りがちなタイプってどうしても一定数いまして、

・人と接することに苦手意識がある

・コミュニケーション能力が低い

・過去の人間関係で嫌な思いをしたことがある

・自己肯定感が低い

・現在の仕事や職場がそもそも不満

といった特徴、性格の人にはよくある悩みの一つです。

こういった場合、無理して同僚と話したり、コミュニケーションをとると、ストレスがたまるだけで何も得るものがなかったりするのであまりおすすめできません。

ぶっちゃけ、職場で誰とも話さない、あまり職場で会話しないことって、デメリットもメリットもあるので、場合によっては気にしなくてよかったりするんですよね。

とはいえ、どうしてもこの状況が辛いこともありまして。

以下のような対処法が効果的なこともあるので試してみるのも良いかと思います。

・カウンセリングや心理療法を受ける、または誰かに相談する

・趣味に没頭する

・自己成長に努める

・転職や異動を検討する

それじゃあ今回はこれ位にしておきます。

では。



あわせて読みたい
職場の雑談うるさいとかいうやつって集中力無いだけだろ