【Fire HD10/8/7】amazonタブレットをwindows化:ノートPCにする方法【root化不要】

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先日Amazonで fire hd 10タブレット(2019)を購入しました。

fire hd 10タブレットといえばAmazonの格安な、お買い得タブレットの最上位モデルです。
さらに、タイムセール等であれば10000円ちょっとで購入可能な、超高コスパタブレットですね。

購入してから2か月以上たちますが、ブログ執筆やブラウジング、動画視聴、読書と大活躍で、普通に使うにはスペック的にまったく問題ありません。

ぶっちゃけ何倍も高額なiPadを買うのはナンセンスです。

というわけで、かなり満足しているのですが、一つデメリットがあるとするとFire OSというandroidベースのOSが使用されていること。

そして、やっぱり所詮「タブレット」です。

ビジネス系のOffice等のソフトや、マルチウィンドウでのタスク等は、がんばればできないことはないですが、厳しい。

ノートPC並みにいろんなことがやりたい!
仕事をがっつりやりたい!

なんて思ったらやはりwindowsベースのタブレットじゃないと少し物足りないですね。

んじゃ、どうするか?windowsタブレットやノートPCを購入するか?という悩みが出てきます。

とはいえ、お金が有り余っている人ならともかく、そんなにいくつもタブレットやモバイルPCを購入してもなぁ・・・と思いませんか?

なんとかFire HD 10(またはFire HD8 や7タブレット)をwindows タブレット、ノートPC並みに使い倒したいなぁと感じている人もいるかと思います。

そこで本記事では、そういった人のために「Fire HD10/8/7 amazonタブレットをwindows化する方法」を紹介していきます!

時々、ITリテラシーの高い方々がやっている「root化」なるものは不要で、ノーリスクで簡単にできますので、お勧めの方法です。

こんな人におすすめ!

・Fire hd10/8/7タブレットもwindows ノートPCどちらも欲しい

・購入したamazon fire タブレットシリーズをとことん使い込みたい

・Fire hd10/8/7タブレットの購入を検討している



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Fire HD10/8/7 タブレットをwindows化する方法 = windows PCへのリモート接続【種明かし】


さて、「Fire HD10/8/7 タブレットをwindows化する方法」なんて大げさに書いていますが、実は簡単です。

まー、先に種明かしをしておくと、Fire HD 10(またはFire HD8 や7タブレットでも可)にMicrosoft リモートデスクトップアプリをインストールし、自宅のwindows PCを遠隔で操作しようというものです。

やりかたとしては、下記のような流れになりますす。


1.通常のandroid端末にアプリ抽出アプリとMicrosoft リモートデスクトップアプリをgoogle playでインストール

2.Microsoft リモートデスクトップアプリを抽出


3.抽出したMicrosoft リモートデスクトップアプリをFire HD10/8/7タブレットにコピー


4.Microsoft リモートデスクトップアプリを「野良アプリ」としてFire HD10/8/7タブレットにインストール


5.Fire HD10/8/7タブレットから所有しているwindows PCをリモート操作

これだけです。

Root化したり、怪しいソフトをインストールしたり、壊れた時の「保証」が利かなくなるようなことはありません。

設定も10分で済みます。

ぶっちゃけMicrosoft リモートデスクトップアプリで操作すると、マジでノートPCのように快適に操作できますよ。

もはやwindowsのノートPCなんかいらないです。

Fire HD10/8/7 タブレットをwindows化するために必要なもの物と費用


Fire HD10/8/7 タブレットをwindows化するために必要なものと費用を整理しておきます。

・androidのスマホまたはタブレット:すでに持ってるなら0円、なければ1万円程度のエントリークラスでOKです

・windows 10 professionalがインストールされたPC:すでに持ってるなら0円、なければ中古のデスクトップPCの良品が5000円~1万円弱で入手可能
ブログ執筆環境パソコン編:中古デスクトップPCとディスプレイが激安でおすすめな件。core i3, i5搭載の型落ち高性能・省スぺース・ssd化・64 bit windows 10が狙い目、失敗しないための選び方と相場。メリットデメリットも解説
・アプリ抽出アプリ:0円

・Microsoft リモートデスクトップアプリ:0円

必要経費合計:0円~20000円弱

あとは、当然Fireタブレットシリーズです。
windowsのノートPCと同じ感覚で、ばりばり使用したいならFire HD 10の一択になりますが。



前述のように、基本的にはMicrosoft リモートデスクトップアプリをFire タブレットにインストールすることが大前提になります。

そして、windows 10 professionalがインストールされたPCを操作するという流れ(Microsoft リモートデスクトップがwindows “professional”にしか対応しないため)。

ここで問題になるのが、Fire タブレットシリーズはandroidをカスタムしたFire OSというOSを搭載しており、Google Playが使用できません。

よって、GooglePlayを介さずにMicrosoft リモートデスクトップアプリをFire タブレットに入れる必要があるのです。

いったんGooglePlayからアプリをインストールするために、普通のandroidのスマホまたはタブレットを遣います。

androido端末も、windows professional搭載PCも持っていない!という人でも2万円弱の費用でFire HD10/8/7 タブレットをwindows PCとして使用できます。

ぶっちゃけ、ノートパソコンを買うよりもかなりお得です。


Fire HD10/8/7 タブレットをwindows化する全手順詳細


こちらの記事(Amazon fire hd 10のブログ執筆用タブレットとしての感想とおすすめアプリ)でも書いていますが、Fire タブレットシリーズでは、GooglePlayが使えません。

とはいえ、実はGoogle Playでしかインストールできないアプリを、Fire タブレットシリーズ利用するこてゃ簡単です。

ここで紹介する方法は、最も簡単でリスクのない方法になります。

Fire HD10/8/7 タブレットにMicrosoft リモートデスクトップのアプリをインストール


まず、今回は、Microsoft リモートデスクトップのアプリをFire HD10/8/7 タブレットに入れていきます。


1. fireタブレットおよび通常のandroid端末に「onedrive」という、Microsoftのクラウドストレージアプリをそれぞれインストールして、アカウントを登録する。

2.このとき、両端末での共通アカウントでログインします。Onedriveはamazonアプリストアでも利用できますので、ここはスムーズかと思います。

3. 通常のandroid端末にgoogle playからアプリ抽出アプリ(個人的にはapk抽出というアプリが気にっています)とMicrosoftリモートデスクトップのアプリをインストールする

4.インストール後、apk抽出のアプリを起動すると、端末にインストールされているアプリが表示されます。Microsoftリモートデスクトップのアプリをチェック(☑)。apk Extractionボタンをおして抽出します。




5.続いて「シェアボタン」を押します。これまでに抽出したアプリ一覧がでてきますので、Microsoftリモートデスクトップのアプリの☑してSHAREを押します。





6.shareに使用するアプリの選択画面が出ますので、Onedriveを選択。

7. 「Onedriveにアップロード」という画面になりますので保存場所を選んで保存します。通常のandroid端末での操作はこれだけです。



8. 続いてFire hd 10側からonedriveにアクセスします。先ほど保存したMicrosoftリモートデスクトップのアプリををダウンロードします。


9.Fire hd 10はアプリをインストールしようとするのですが、初期設定で「ソース不明アプリのインストールが禁止」されています。そのため、「安全のため、タブレットはこのソースからの不明のアプリをインストールできません」と表示されます(巷で社ソース不明アプリ=「野良アプリ」なんて呼ばれていますね)。


画像はone driveを野良アプリとしてインストールする例

10.設定を押し、画面左下の「インストール」をタップすると、野良アプリのインストールがいとも簡単にできます。




Windows PCの設定(Fire HD10/8/7 タブレットからのアクセスに必須)


さて、続いて、fireタブレットから、windows PCにアクセスするための設定を記載しておきます。

まずはwindows 10 Professionalを利用しているPC側の設定ですね。

PCが起動したら[スタート]をクリック
[設定]、[システム] 、[リモート デスクトップ] と続けて選択していきます。



 ここまで来たら、[リモート デスクトップを有効にする] をオンにし、windows PC側の設定は完了です。


[この PC に接続する方法]のところにアルファベットと数字でPC名が表示されています。

これは、 Fire HD10/8/7 タブレットからアクセスする際に必要になるのでメモしておいてください。

Fire HD10/8/7 タブレットからwindows PCにMicrosoft リモートデスクトップでアクセス

 いよいよFire HD10/8/7 タブレットからwindows PCにMicrosoft リモートデスクトップでアクセスです。

Fire HD10/8/7 タブレットから「Microsoft Remote Desktop」を起動させます。

起動したら、画面右上の方にある「+」ボタンをタップしてください。


[Desktop]と表示されるので、タップします。


PC name のところに、前項でメモした「アルファベットと数字で構成されたPC名」を入力し、

「Enter every time」→「Add user account」へ進みます。



最後にMicrosoftのアカウントで「ユーザー名」「パスワード」を入力してログオンして完了。

アクセス中の画面はこんな感じです。


Fire HD10の場合、画面が10インチあるので、小ぶりなノートPCと同じくらいのサイズ感です。

キーボードとマウスをつければ、完全にwindowsのノートPC。



総重量で1キロ程度ですが、ノートPCでこのスペックだと10万円弱しますよね。

仕事用の12.5型のノートPC(lenovo thinkpad X280)と並べたサイズ感はこちら。


Fire HD10/8/7 タブレットをwindows化するために「Microsoft リモートデスクトップ」が最適な理由

今回紹介したFire HD10(またはHD8やFire7 タブレット)をwindows化する方法では、「Microsoft リモートデスクトップ」を使用して、windows PCにFireOSからリモートアクセスするという裏技です。

「なるほど、じゃあリモートデスクトップアプリを使えば何でもいいんじゃない?」

「わざわざwindows 10 "Professional"(とenterprize・education版)にしか対応していないMicrosoft リモートデスクトップは不便じゃね?」

こういった感想をお持ちの人もいると思います。

これは半分正解、半分不正解です。

ぶっちゃけ世の中にはたくさんリモートデスクトップアプリがあるので、別になんでもいいのです。

有名どころではTeam viewerやChrome desktopです。

windows 10 "Professional"が手に入らない人は、そういった選択肢をとるのもありですよね。

とはいえ、やはり一番のおすすめは、今回紹介した「Microsoft リモートデスクトップ」となります。

理由を挙げておくと、こんな感じ。

・接続が安定している、さすがWindowsの標準機能

・リモート接続時に、ゲスト側(Fire HD10/8/7 タブレット側)の画面サイズに合わせて補正出力される

・無料で使える

・遠隔操作時に、ホスト側の画面表示が「ロック画面」になる

説明していきます。

接続が安定している、さすがWindowsの標準機能

まずは、接続が安定している、これはかなり大事な要素です。

リモート接続してもぶつぶつと切れたり、回線が不安定だと使用していてストレスになりますよね。

なんか調子悪くて、大事なタイミングで出先から接続できない、なんてことがありがちです。

私もいくつかリモートデスクトップアプリを使用したことがありますが、ぶっちゃけwindows PCにつなぐなら「Microsoft リモートデスクトップ」が一番安定していて、動作も快適です。

まー、Microsoft純正で、Windowsの標準機能(Proエディション、Enterpriseエディション、Educationエディションのみですが・・・)として搭載されているので当たり前といえば当たりまえですね。

リモート接続時に、ゲスト側(Fire HD10/8/7 タブレット側)の画面サイズに合わせて補正出力される

リモートデスクトップアプリの画面出力様式についても「Microsoft リモートデスクトップ」は秀逸です。

「Microsoft リモートデスクトップ」では、Fire HD10/8/7 タブレットからwindows PCに接続すると、ホスト(windows PC)側のディスプレイ設定に関わらず、Fire タブレットのディスプレイに合わせて自動的に補正されて出力されます。

例: Fire HD10(2019)なら1920 x 1200で10.1インチ

そのため、自然なノートPCのように使用できます。

ちなみにChrome remote desktopだと、ホスト(windows PC)側のディスプレイ設定のままになります。

画面全体が見えなかったり、全体を見ようとおもったら黒い縁が周りに出て、画面にデッドスペースができた状態になります。

イメージとしてはタブレット画面にホスト(windows PC)側のディスプレイ表示をミラーリングしているだけ、といった感じです。

これではFire HD10の画面をいっぱいに使用できないため、ノートPCの代替品としての価値は低くなってしまいますし使用感もいまいち。

無料で使える

「Microsoft リモートデスクトップ」以外にも、機能が優れたリモートデスクトップアプリはあるのですが、多くは有料でです。

「Microsoft リモートデスクトップ」は該当するエディションのwindows PCさえあれば、無料ですべての機能が利用できます。

遠隔操作時に、ホスト側の画面表示が「ロック画面」になる


細かいことですが、多くのリモートデスクトップアプリでは、リモートアクセス中に、windows PC側のディスプレイと、ゲスト側(Fire HD10/8/7 タブレット側)のディスプレイには両方、同じ画面が表示されます。

一人暮らしで、自宅のデスクトップPCにアクセスするとかならOKですが、ぶっちゃけ家族がいる場合、遠隔操作中にPC画面を見られる可能性があります。

やましいことはしていなくても、自分のPC操作を誰かに覗かれているかも・・・というのは精神衛生上よくありません。

その点、「Microsoft リモートデスクトップ」の場合、外部からのリモートアクセス中はホスト側は「ロック画面」が表示されて、操作内容を見られることはありません。

リモートアクセス中はホスト側PCはロック画面になる

【Fire HD10/8/7】amazonタブレットをwindowsノートPCする方法【root化不要】まとめ


以上、Fire HD10をはじめとしてamazon Fire タブレットシリーズを、root化なし・簡単にwindowsノートPCする方法を記載しました。

今回紹介した以外の方法でも可能ですが、ぶっちゃけこの方法が一番楽で、ノーリスクです。

コストもほとんどかかりませんし、windows ノートPCを一台買うよりもかなりコスパもいいですね。

・Fire hd10/8/7タブレットもwindows ノートPCどちらも欲しい

・購入したamazon fire タブレットシリーズをとことん使い込みたい

・Fire hd10/8/7タブレットの購入を検討している

こういった人にはぜひ試してほしいと思います。

では。



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