医学部を諦めて後悔しないためにはどうすればいい?


医学部受験はとても難関なので最終的に諦めてしまう人はたくさんいます。

医学部に行けないということは医者になれないということです。

誰でも簡単に医者になれるわけではないので、諦めることそれ自体は悪いことではありません。

ただし、医者になることを諦める時に、一番気になるのは「将来後悔しないか」ということです。

本記事では、医学部を断念し、医者になることを諦める際に「将来後悔しないためにどうすればいいのか」という考え方について整理しています。



医学部は諦める人の方が多い


別記事でも書いていますが近年医学部の難易度は非常に高く、国公立大学の医学部ともなれば入学できるのはほんの一握りです。

日本国内の医学部はどこも数倍から数十倍の競争倍率になっていることを考えると、医者医学部を目指して夢が叶う人よりも諦める人の方が多いのは明白です。

医学部を目指すことと医学部を諦めて将来後悔することは常に隣り合わせなのです。

医学部を諦め、後悔し続けるのは辛い


大学受験は基本的に何歳になっても可能です。

でも、あまりにも長い期間浪人生活をしているとその後のライフプランに大きな影響が出てしまいます。

どこかのタイミングで医学部を諦めないといけない人は、諦めた後はどうなるのでしょうか。

なかには、夢をすっぱりと諦め、立ち直り、あらたな目標や使命感をもって歩んでいける人もいるでしょう。

一方で、医学部諦めたものの、夢を達成できなかったこと、挑戦を続けられなかったことを後悔し続ける人もいます。

しかし何かを後悔し続けながら人生を歩んでいることは、とても辛いことです。
そんな状態では、人生の幸福度は著しく下がってしまいます。

医学部を諦めたことを後悔する場面はくる?


実際に医学部受験を諦めて医者になれなかった人が、「後悔」を感じるのはどんな場面でしょう。

医学部を諦めた人の多くは、看護学部や薬学部に進んで看護師や薬剤師になっています。
志した、医者に近しい仕事・役割での活躍を望むのです。

そして、これらの「医師ではない医療従事者」として働いていると、必ず現場で医師と接する機会があります。

しかし、ここで、ふと、「後悔」を感じることがあるでしょう。

自分が憧れてなれなかった医者が目の前にいる中で、毎日仕事をしていると、「自分もあなりたかった」、「もう少し頑張ればよかったかもしれない」と、医学部と諦めたことを強く後悔してしまうかもしれません。

あるいは、自分や家族が病気になり、医者のお世話になった時に、自分が医者ではないことを悔やんでしまうこともあります。

他にも、将来金銭的な不満を抱えた場合に、医学部と諦めたことがよぎって後悔してしまいます。

医者は非常に高収入な職業ですからね。

後は、好きな女の子を医者に取られたときとか?

医学部を諦めたことを後悔する場面は、かなりの確率で巡ってきてしまいます。


医学部を諦めたことを後悔しない方法


では、医学部を諦めたことを後々後悔しないためにはどうしたらいいのでしょう。

将来、完全に「医学部を諦めたことを後悔しない方法」というのは難しいですが、いくつかのポイントがあります。


医学部受験に全力を尽くしたか?が最も大切

まず、最も大事なことは医学部受験に挑んでいる期間、全力で勉強し最善を尽くすことです。

そして医学部を諦める時の理由として中途半端な言い訳を用いないことです。

きちんと考えた上で、どうにもならない金銭的な理由や、あらかじめ親と合意した年齢的な制限によってきっぱりと医学部受験を諦めていれば、将来の後悔は少なくなります。

一方で、漠然と期限を定めず医学部を目指した者の、受験勉強に疲れてしまい最終的に妥協して、医学部以外に進学する場合は要注意です。

後々後悔する要因になります。
もっと頑張ればよかった、と。

おすすめ!
自宅にいながら東大、京大、医歯薬系、獣医学部といった難関大学合格を目指せます!

・自宅でしっかり志望校受験対策をしたい

・部活と大学受験の両立したい

・幼少期から先を見据えて基礎学力を付けておきたい

・難関大学を目指したいけど近所に良い塾や予備校がない

そんな方には、Z会の通信教育がおすすめ:資料請求と特典冊子がこちらのリンクなら無料です↓
 


 医学部を諦めた後、医者ではない医療系の職業に就いた場合は要注意

上でも述べていますが、医学部に進学せずに医者ではない医療系の職業に就くことは割と多いと思います。

この場合、憧れの医療現場で働けるというメリットはあるのですが、自分がなれなかった医者を目の当たりにして仕事をすることになります。

医者の立場は現場では絶対的に上位ですから、そのほかの医療従事者として働くことで嫌な思いをさせられることもあります、

悔しさと、医学部を諦めた後悔に襲われます。

この時、大切なのは「医者ではない自分の役割」にプライドを持っているかどうかです。
それにしっかりとやりがいを感じることができるかどうか。

それができなければ、毎日職場に行くたびに医学部を諦めたことを後悔してしまいます。

もし、将来医者ではない医療従事者として働くことに誇りを持てそうにない場合は、思い切って全く関係のない業界で仕事を出来るよう進路を選択することが必要です。

何も医療業界に固執することはないのですから。


医者の高額な報酬を諦めて、お金以外のやりがいを仕事にちゃんと見いだせるか?

また、医学部を諦めた場合、医者の高額な収入も諦めることになります。

将来必ずこの部分は、頭に引っかかってくるポイントです。

「職業選びは決して報酬やお金が全てではない」という考え方ができるでしょうか。

医学部を諦める時点でこの考え方ができないといけませんよ。

あるいは医者を超える報酬を得る仕事につけるように、努力と成功ができるかどうかです。

それでは。


あわせて読みたい

医学部無理ゲーっていう感覚は大事かもしれない
医学部再受験は50代でもOK!年齢別に考慮するポイントをまとめた
医学部受験多浪で末路が悲惨になるタイプ、ならないタイプ


注目の記事


よろしければtwitterフォローお願います