医者になる勉強量はどれくらい?凡人では無理なのか、整理した。


はじめに言っておくと、医者になりたい人は、かなりの勉強量をこなさなければなりません。

なぜなら、医者という職業は専門性の塊だからです。

世の中にはたくさんの仕事、職業がありますが、医者は最も「勉強」しないとなれない職業の一つなのです。

さらに、医者になりたいという人間は多いため、競争も激しく、医者を目指したものの、あきらめて挫折する人も多いのです。

挫折したくなければ、競争に負けたくなければひたすら勉強しなければなりません。
おのずと必要な勉強量は多くなっていきます。

ただし、医者である人生は勝ち組です。
勉強した分、社会的地位や年収が高く、のちのちペイすることは可能です。

本記事では、医者になりたいと考えているけれど、どらくらいの勉強量が必要なのか?自分でも医者になれるのか?
そんが疑問を抱えている人のために、「医者になるための勉強量」について簡単に整理しています。



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医者になるために必要な勉強は4ステップに分けられる

医者になるためには相当の勉強が必要と冒頭で述べました。

具体的にどんな勉強が必要なのかというと、医者になるまでに大きく分けて4つの勉強のステップをこなしていかないといけません。

4つの勉強のステップ
  1. 医学部に合格するための、いわゆる受験勉強としての勉強
  2. 医学部入学後に、単位を取得して卒業にいたるまでの勉強
  3. 医学部卒業時、卒業後に受験する医師国家試験のための勉強
  4. 医師国家試験合格後に、「医師」となった後の勉強

これらの4つのステップではいずれも、数年間に及ぶ長いスパンでの勉強、勉強量が必要です。
一夜漬けや、ちょっとがんばったらできるというレベルではありません。

医学部合格のための勉強量

まず初めのステップ、課題としては、大学の医学部を受験して合格しないといけません。
しかし、ご存知のとおり、国公立大学も私立大学も、医学部受験に合格するのは難しく、狭き門となっています。

日本の医学部入学定員は約9千人ですが、ここに多数の志願者が殺到するため、倍率は約14倍となっています。

さらに、医学部の入試志願者は年々増加傾向にあり、ここ20年で約1.5倍になっているのです。

それに加えて、今後の人口減に合わせて、医師の需要が減少するため、医学部の定員は削減される方向で議論されています。

このような背景もあり、現役合格できるのはほんの一握りで2~3浪は当たりまえというのが、医学部受験の世界です。

よって、ちょっと人より賢いくらいでは容易には受からないし、優秀な人が、かなりの勉強量を確保して、はじめて合格できるのが医学部なのです。

医学部をめざず浪人生の勉強時間は1日13時間だそうです。

また、高校1年生で週に20時間以上、高校2年生で週に30時間以上、高校3年生では週に40時間以上の家庭学習時間を確保するのが目安になっています(出典 医学部合格に必要な勉強時間)。

また、夏休みなどは、高校生も浪人生並みに1日に13時間の勉強が必要です。

医学部卒業のための勉強量



医学部受験で無事、医学部に合格しても終わりではありません。
入学してからが本当の「医者になるため」の勉強ですよね。

医学部で学ぶ内容はかなり難関で、量も多いです。
医学部に入れる秀才でも、ストレートで卒業できないことはよくあるのです。

当然、いわゆる「大学生活」を満喫することは難しいです。
文系学生のような開放的な学生生活は到底無理でしょうね。

講義の時間は決まっているので、純粋な拘束時間はそれほど多くないのですが、日ごろからかなり勉強量を確保しないと単位を取得できません。

レポートや課題もあるので、自宅での学習として一日2~3時間くらいはこなせないといけません。

試験前などは進級のため、徹夜で勉強することもざらです。

要領がよければバイトや部活もできますが、学年が上がれば上がるほど、専門性増して難しくなってくることに注意しましょう。

頭が良くても、暗記が苦手だとかなりつらい科目が多く、もしも2~3年生で単位を落とすようだと、「数年以後には留年」候補入りとなります。

医師国家試験合格のための勉強量




なんとか単位を取得して「医学部卒業」しても、それだけでは医者になれません。
採取的には「医師国家試験」に合格しないといけないのです。

医師国家試験の合格率は毎年90%程度です。
なーんだ楽勝じゃん、と思うかもしれませんが決して楽勝ではありませんよ。

合格率が高いのは、もともと「医学部を卒業した」人しか受験資格がない試験ですし、私立大学医学部などでは、医師国家試験の合格見込みが低い学生は卒業をさせないようにしているからです(私立大学医学部では、医師国家試験の合格率が重要視される)。

医師国家試験は、徹底した試験対策が必要です。
逆にいうと、しっかり試験対策をすればOKなのですが、これが結構時間がかかります。

対策は具体的には、国家試験の過去問題や、類似問題を数年分みっちり解くことになるのですが、かなりの量です。

試験直前の数か月間は一日15時間ほどの勉強時間をこなすのが普通です。

医者になってからの勉強量
医師国家試験合格後もまだまだ医者の勉強は続きます。
最低2年間の研修医として勉強の日々が始まります。

研修医の間は、日中は患者を診て、診療後に治療の手技を学んだり、自己学習に勤しみます。
当然雑用も研修医の仕事ですので、十分な勉強量を確保するには睡眠時間やプライベートを削るしかありませんよね。

研修医の睡眠に関する実態調査によると、研修医の睡眠時間中央値は5時間程度だそうです。
実際に、睡眠時間を削って勉強、仕事をしているということです。

さらに、研修期間が終わってからも、常に最新の医学、薬学を勉強する必要があります。

年に数回は、医師会系の団体や製薬企業が主催する勉強会、講習会に出席しないといけません。
出張して学会に参加し、最新の知見を集めることも重要です。

医者は一生勉強し続ける職業なんですね。

医者になるための勉強量は、他の医療系職種とは比べ物にならない

医者になるには、医学部受験、医学部在学中、医師国家試験そして医者になってから相当量の勉強が必要になるわけです。

おそらくすべての職業のなかで最も勉強量が多い仕事だと思います。

他にも忙しかったり勉強が必要な職種や仕事はありますが、高校時代からずーーーっと勉強漬けなのが医者です。

半端ない勉強量をこなしています。

おなじ医療系の薬剤師や、看護師と比べても、はるかに必要な専門知識が多く、国家試験の出題範囲も広いのが特徴ですね。

薬学部や看護系学部と比較して、大学受験の難易度もはるかに高いですし。

ちょっと勉強が得意、勉強が好きでは到底無理かもしれません。
どうしても医者になるんだ、必要な勉強量をこなして見せるんだという強い意志が必要ですね。

では。



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