看護師だってずる休みしたい!妥当な理由と抑えたほうがいいポイント


忙しくて大変な仕事というイメージがある看護師。

体力的にもつらい仕事だし、いろんな患者に対応しないといけないのでストレスのかかるお仕事です。

患者のために頑張らないといけないのはわかっているけれど、なんだか気分が落ち込んで、「今日は休みたい」と思ってしまうこともあるでしょう。

いわゆるずる休みです。

でも、看護師に限らず社会人たるもの急に「今日は休みたい気分なんで、休みます」なんて言えません。

特に急に休むときには何かしら理由を添えて、休みたい旨を上司や同僚に知らせるのが常識です。

この時、ずる休みであることがばれないようにしないといけませんよね。

ズル休みだと思われたら、後日怒られたり、なんなら大事な時に休ませてくれないかもしれないからです。

さて、看護師の場合、ずる休みするためにはどんな理由を添えれば、休みがとれるでしょうか?

本記事では看護師だってずる休みがしたい!と思ったときに、どんな理由であればスムーズにずる休みができるか?について簡単に整理しています。






看護師さんがずる休みすると大変


職種によりますが、会社員の場合、誰かが急に休むと同僚の誰かが、その不在中の穴を埋める尻拭いをすることになります。

看護師の場合の同様ですが、さらに複雑です。

というのも、中~大規模の入院患者やたくさんの外来患者が来る病院では、一般的に複数の看護師がシフトを組んで業務を行っています。

夜勤や、日勤、有給消化のための非番の日が月単位で決まっており、チームとして休みの計画をたてているのです。

そのため、正当な理由があるにしろ、ずる休みにしろ、急に誰かが休むと、その日の業務をこなすのが非常に難しくなります。

急遽休みの看護師や、夜勤明けの看護師がヘルプに入らないといけなくなったりするのです。

そのため、普通の会社員と比較した場合、看護師が「ずる休み」をしてそれが後からばれると大変なことになります。

周りの人から総スカン、同僚たちの恨みを買うことになってしますのです。

看護師さんは「ずる休み」するなら、完璧な理由を用意して、絶対にばれないようにしないといけません。

ずる休みしたい看護師はこれを理由にしろ!


ずる休みしたいけどどんな理由なら納得してもらえるでしょうか。

一般的には下記のような理由だと、「急に」休みの理由として受け入れられやすいですよね。

  • 自分の体調が悪い、病気:風邪を引いた、女性であれば生理痛がひどいなど
  • 家族が体調不良のため看護が必要:子供が急に熱が出た、介護している親の体調不良など
  • 急な用事が入り、自分ではコントロールができない:親戚の不幸、学校行事など


ただし、前述のように、看護師は、後からずる休みだったことがばれると、かなり同僚の恨みを買ってしまう可能性があります。

そのため、3の例で挙げた親戚の不幸などは、何度も使えない理由はあまりお勧めしません。

また、2の子供の体調不良なんかは休みはOKでやすいですが、子供が小さいうちしか使えないでしょう。

そのため1の自分の体調不良をメインの理由にもっていきたいところです。
月並みですが、一番無難で、使い勝手のいい理由です。

ただし、看護師の場合は、特有の事情があるため少しポイントを押さえないといけません。


看護師は「体調不良」を理由にずる休みするには、工夫が必要


普通に考えると「あー、今日は仕事いきたくないな、ずる休みしてーなー」なんて時には、

  • 風邪ひきました、
  • 体調不良です、
  • 生理痛がつらい(女性)、

なんて理由が使いやすいですよね。

でも看護師の場合、この理由が使えない場合があるのです。

例えば、「あのー、今日ちょっと風邪ひいたみたいなのでお休みしたいのですが」なんて言ったとします。

もし、上司や同僚から「え、そうなの?じゃあ出勤して取り合えず内科の先生にみてもらったら?」なんて言われてしまったら休みにくいですよね。

実際、ほんとに風邪を引いた看護師が、症状が軽ければ薬をすぐに出してもらって勤務に入る、なんてこともあるのです。

顔見知りの看護師で、勤務開始時間直前だということなら、医者も強めの薬をくれるでしょう。

普通の会社員なら、体調不良=病院に行きたい=休みたい、という理屈が通りますが、看護師の場合はよほど重病でない限りこれが使えません。

だって勤務先が病院なんですから。

そこで、少し工夫をする必要があるのです。





看護師が体調不良を理由に、ずる休みするときのポイント



さて、ではどんなポイントを押さえれば、体調不良を理由に休むことができるでしょうか。

それはずばり、「感染症」を理由にすることです。

病院で、最も起こってはならない事案の一つは「入院患者に対する院内感染、集団感染」です。

病気を治すために、入院していたのに逆に病気にかかったなんてことはあってはならないからです。

その病院の、衛生面の管理体制も疑われてしまうでしょう。
特に、病院に入院している患者たちは、体力的に弱っているひとや、老人が多いですからね。

病院側は、細心の注意をはらっっています。

そのため、看護師がずる休みをしたい場合、感染力の高い、かつ、ありふれた感染症にかかった(疑いがある)ことを連絡すればいいのです。

病院側の人間である看護師が、感染源を持ち込んで院内感染、集団感染なんて最悪だからです。

「病院にいったん出勤して、検査しろ」なんて言われません。

具体的な感染症としては「インフルエンザ」および「感染性胃腸炎(ノロウイルス)」がおすすめです。

特に予防接種である程度の予防が可能なインフルエンザよりも、ワクチンが存在しないノロウイルスの感染性胃腸炎(の疑い)のほうが本人の落ち度がゼロなのでいいかもしれません。

1日か2日ずる休みして、回復した、検査の結果ウィルスは陰性だったなんていって復帰すればいいでしょう。

毎年秋~冬にかけて流行するので、それに合わせてずる休みの理由に使えばだれも疑わないですよ。

感染性胃腸炎って、毎シーズンかかってしまうタイプの人が時々いるので、何度が使って大丈夫です。

では、これらのポイントを押さえて、充実したずる休みを!


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