「楽な仕事がしたいのが甘え」ってのは社畜の所業【楽な仕事は正義】

楽な仕事がしたい甘え

いきなりですが、今回は「楽な仕事がしたい、と考えるのは甘えではありません」という話をしていきます。

現在進行形で、楽な仕事をしつつ、高額な報酬を得ながら人生をエンジョイしている人はそう多くないと思います。

たいていの人は、それなりにきつい仕事を、我慢しながら日々すごしているかと思います。

生活のため、家族のためだとぐっとこらえつつも、ついつい、もっと楽な仕事がしたい、こんなにストレスがかかる仕事からいつか解放されたい、と考えてしまうこともあるでしょう。

そして、ふと「楽な仕事がしたいと考えてしまう・・・これって、甘えだよね・・・」なんて自分を責めてしまったり。

しかし、上で書いたように、この「楽な仕事がしたい」というのは決して甘えではありません。

・体力的にもっと楽な仕事がしたい

・人間関係のストレスのない楽な仕事がしたい

・もっと時間的ゆとりのある楽な仕事がしたい

・もうすこし責任の軽い、楽な仕事がしたい

こういった思考を持つのは、甘えでもなんでもなく、ごくごく自然なことですし、もっと楽な仕事ができるチャンスがあればそちらに移っていいんです。

私も、サラリーマンやりつつ、常日頃から「もっと楽な仕事がしたい」と考えて過ごしていますよ。

なんならセミリタイアして、軽めのアルバイトや在宅ワークで楽な仕事をやりつつ、のんびり暮らせればどんなに幸せでだろう・・・と感じています。

最近FIRE(Financial Independence, Retire Early=経済的独立と早期退職)とかはやっていますからね。

本記事では、「もっと楽な仕事がしたい」と考えることは甘えでもなんでもなく、むしろ健全であることを解説していきます。

今回の記事は下記のような人向けです!


・もっと楽な仕事をしたい・・・でもこれは甘えだと思えてしまう

・毎日仕事が辛い、きついが、自分だけが弱音を吐くのは良くないと感じてい

・今の仕事がきついので、転職したいが、それは逃げることになるのではないかと悩んでいる





もっと楽な仕事がしたい・・・これって甘え?


冒頭でも書きましたが、世の中には、今の仕事がきつい・辛いと感じていて、もっと楽な仕事がしたいと考えている人が沢山いるかと思います。

特に、年功序列制度が崩壊し、成果ばかり求められるものの、企業の利益が上がらないため十分な報酬や健全な労働環境に恵まれることは稀になっていますから。

そんな環境の中で、生活や家族のために仕事をしなければならないのですから、もっと楽な仕事がしたい、なんならもっと楽な人生を送りたいという発想も生まれてくるでしょう。

とはいえ、一般的には「そうそう楽な仕事なんかない」というのが現状でして。

たとえ、公務員でも、アルバイトや派遣社員でも、一定の報酬(=お金)を得るためには大変な思いをしているんですよね。

こういた状況を考えると、自分だけが「楽な仕事をしたい」と望むのは甘えなのかもしれないと、感じるわけです。

上司や同僚、親に怒られてしまう・・・なんて心配、不安なったりもします。

楽な仕事って何でしょうか?


だけど、多くの人が感じている「楽な仕事がしたい」ってどのレベルのものなんでしょうか、楽な仕事って何でしょうか。

はっきりいって、「楽な仕事がしたい」とはいっても、「そうそう楽な仕事なんかない」という現状を分かった上のことですよね。

・一日中、肉体労働で体を酷使している

・人間関係によるストレスが非常に大きい職種で長年働いている

・非常に高度な知識と、難しい判断が必要な専門的な仕事に就いている

こういった仕事をしているひとが、多少、「体力的に」「人間関係的に」あるいは「責任が軽い」ことを求めて「楽な仕事がしたい」と言ってるケースが大半なんです。

別に、毎日ゴロゴロしたり、ゲームして、高額な給料が欲しいといっているわけじゃないでしょう。

基本的には、体力面であれ、人間関係であれ、専門性であれ、自分の能力の範囲内でやれる、というのが「(無理のない)楽な仕事」というわけでして。

楽な仕事をしたいと思うのは「甘え」じゃない


というわけで、ただ単に、「楽な仕事がしたい」なんていうのは、無理をしたくない、ってことなわけです。

このレベルの感情なんて全然普通だし、当然「甘え」なんかじゃありません。

そもそも、人間なんてできれば楽をしたいものですし、辛いことから逃げたい、きつい思いを和らげないというのは生物としての本能ですから。

死ぬまで働け、倒れるまで働けなんて言ってくるブラック企業、ブラック経営者もいますが、そこまでして働きたいと思わないのは、弱さでもなんでもないです。

たとえ給料が安くても、食べていけるレベルであればそれで充分、人間関係が良くて、体力的に許容できる仕事をしたいと考えるのは賢い選択だといえますよ。

「楽な仕事がしたいのは甘え」だというのは社畜の所業・社畜の思考回路


そうはいっても、どこの職場にも「楽な仕事がしたい、というのは甘えだ!」なんて熱く語る人もいます。

まー、価値観は人それぞれですし、良いのですが、こういったタイプの人のなかには、他人にもこういった価値観をおしつけてきたりします。

そうなってくると職場の雰囲気というか合意のようなものが形成されて、自分が「楽な仕事がしたい」と考えていることに罪悪感をおぼえてしまう真面目な人もいるわけです。

と、かなり居心地もわるくなります。

前出の、ブラック企業や、ブラック経営者ワンマンな職場だと、最終的には、会社全体が、洗脳されたように

「楽な仕事がしたい、というのは甘えだ!」

「そんな考えでは成功できない!」

「楽な仕事をしたいと考えながら働いても、自身の成長が無いぞ!」

といった具合の価値観でおおわれてしまうことが良くあります。

まさに社畜の思考回路です、たまったものではありません。


そもそも何のために仕事をするのか。


それでも「楽な仕事がしたい、というのは甘えなのだろうか?」と、不安になっている人は、そもそも何のために仕事をするのかを思い出してください。

生活や家族を養うお金のため?

好きな仕事をするため?

労働は義務だから?

それらはすべて正解です。

しかし、それらの目的のために「きつい仕事をあえてやる」必要はどこにもないでしょう。

楽な仕事でもお金は稼げます。

好きな仕事で無理なく、楽して続けて良ければとても幸せです。

労働は義務ですが、楽な仕事だって労働です。

仕事においては、「楽をしたい」のは、絶対的な正義。甘えでは断じてない


「楽な仕事がしたい、というのは甘えだ!」と考えている人は、

・困難な状況で己に打ち勝つ

・自己研磨と自己実現

・忍耐、苦労するのは美しい

・自己犠牲の上に労働を行うのが美徳

といった、本来の仕事の目的と異なるものを押し付けているんですよね。

高校の部活じゃないんだから、って言いたい(高校の部活でも、ブラック部活なんて言われたりしますが)。

楽しようと思えばできるのに、あえて辛い状況を選ぶ必要ありませんよ。

特に、仕事においては、効率よく仕事して、生産性を高めるのはあたりまえです。

つまり、「楽をしたい」という感覚は絶対的な正義なんですよね。

できるだけ楽して、成果を最大化し、生産性をたかめて好待遇や高収入を望むことは、資本主義の根本原理です。


ちなみに「仕事が楽すぎる」、という悩みもあります


ちなみにですが、「仕事が楽すぎる」「仕事が暇すぎる」なんて悩みをもっているひともいるようです。

こういった人は、仕事中にやることがなくて時間を持て余したり、本来持っている能力が活かしきれずに物足りなく感じている状況にあります。

「仕事が楽すぎます」なんていうと、「お前仕事舐めてんのか?!」と怒られたりして、仕事してるふりをしたりする羽目になります。

これはこれで、問題なんですよね。

社会としては労働力やスキルを持て余していることになりますし、本人も満足しないわけです。

まー、そんなケースもあるってことで。

楽したい、楽な仕事したい、きついことから解放されたい【俺も楽がしたいぞ、なんならリタイアしたいくらいだ】


ぶっちゃけると、私も「楽したい、楽な仕事したい、きついことから解放されたい」とばかり考えています。

若い頃はまだ肉体的も精神的にも余裕があり、責任が軽かったためそうでもなかったんですけどね。

むしろ「もっとやれるから、仕事くれ!」って思っていました。

でもだんだんと・・・特に30代後半以降、仕事の責任も大きくなって会社からの期待や与えられる課題も大きくなりまして。

人間関係でも同僚や上司とのかかわりでより高い緊張感を求められるようになりましたし、部下の育成も考えなけれればなりません。

幸いにも収入が多少上がりましたが、その分、家族は生活レベルを向上させてしまいますし、子供の教育費もまだまだ必要。

結局、経済的に決して安心などできず、でも責任の重圧は増していって・・・後戻りのできない状態で、いつ崩れるかわからないつり橋を渡っているような気持ちになります。

あー、もっと楽な仕事がしたい。

FIRE(=経済的独立と早期退職)とかはやってるし・・・

できることなら早期リタイアして、時々アルバイトしながら、釣りして読書して、映画見て、ゲームする生活を送りたいもんです。


楽な仕事がしたいというのは甘えではなく正常、きつい仕事をあえてやるのはどうかしてるぜ【結論】


と、いうわけで、「楽な仕事がしたい」というのは、全然甘えとかではなく、ごくごく正常なことです。

たとえ周りがなんと言おうとも、周りの同僚がどんなブラックな環境下で、目を血走らせながら働いていたとしても気にすることありません。

「楽な仕事がしたいなんて甘えだ!」という職場の隣人は、骨の髄まで、社畜と化しているのかもしれないですよ。

合理的に考えたら、生産性を高めて、楽な仕事や、楽な働き方をしつつ、成果を求めるのは別に悪いことではないのですから。

楽な仕事をしたい、楽な仕事を選べる可能性があるのであれば、きつい仕事をあえてやるのは全くのナンセンスってことになります。

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じゃあ今回はこれ位にしておきます。

では。


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