仕事で評価されないと悔しいけどモチベーションを維持するしかない現実への対処法


大人になるといろんな場面で、特に仕事で頑張っていると、周りからの「評価」って気になります。

会社での評価は、モチベーションに大きく影響します。

昇進、給与やボーナスといった待遇にも影響しますし、単純に誰かから評価されたいっていう承認欲求はだれでも持っています。

一方で、あいまいな評価指標や、不平等・えこひいきで不遇にも「評価されてない」って、感じることもあります。

これは悔しいですよね。

多少は我慢できますが、あまりにも「評価されてない」と感じてしまう度合が大きいと、モチベーションも下がってしまいます。

「俺って頑張っているのに評価されてない…」

「さぼっているあいつのほうが評価されてるなんて納得いかない!悔しい!」

「こんな悔しい思いはうんざりだ、仕事辞めてやる!」

「評価されない日々はもう耐えられない、企業して、評価する側にまわってやる!」

そんな風に考えて人もいるでしょう。

会社行くのも嫌だし、そんな日々が続くと、もうモチベーションも上がりませんよね。

モチベーションが上がらなければ、成果もでず、不満が態度に出て、さらに評価されないという悪循環に陥ります。

しかし、多くの人は誰かに雇用されている身です、そんな悔しい状況でも、「評価されない」日々を受け入れて、モチベーションを維持するしかない現実があります。

悔しくても毎日会社に行くのです。

悔しくても、家族のために耐えるしかないのです。

この記事では、そんな悔しい、なかなか「評価されない」状況で、どうやってモチベーションを保っていけばいいかを書いています。

仕事で評価されない:悔しい、なぜ?と考えても無意味。


こんなに仕事を頑張っているのに、どうして評価されないんだろう?

同じ結果を出しているのに、どうしてあいつのほうが評価されるんだろう?

なぜこんな不公平で悔しい思いをしなければいけないのだろう?

そんな風に、あまり時間をかけて悩むのはやめましょう。

悔しいのはわかりますが、あまり悩んでも、評価されない状況が変わるわけではないし、モチベーションが下がっていくだけです。

仕事において「あなた」や「あなたの同僚」に評価を下すのは、上司の仕事です。
「評価されない」か「評価される」は、本質的には自分でもコントロールできないのです。
あなたにとって大切なのは、やるべきことをやってアウトプットを出すまでです。

その後の、アウトプットに対する評価は、あなたの仕事ではありません。
(あなたの上司はあなたの評価について悩み、考えるのが仕事ですが。)

どんなに悩んでも、それに対する対価を会社があなたには支払うことはありません。
「悩むこと」や「評価されずに悔しがる」ことそのものには何の意味もありません。

仕事で評価されないこと、悔しいことは、すっぱりと忘れてしまいましょう。
悔しい気持ちを思い出して、モチベーションが下がるだけです。

もっと楽しいことに時間と頭を使うべきです。


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でも、不公平な評価をされているんだ!
こんなに頑張っている俺が評価されないなんて納得できない!

そういう気持ちはわかります。
サラリーマンの大半は一度は考えたことがあることです。

程度の違いはあれ、みんな子供のころから正しいことをするように、正義感のようなものを心に育んで大人になっています。

「みんな平等に評価される」べきだし、「悔しい思いをして頑張っている人は報われる」べきだと感じています。

そんな「当然こうある」べきことがなされなければ怒りも感じますし、所属する組織への忠誠心とモチベーションを失います。

でも、会社ではかならずしも、いつもそうではありません。

会社は「えこひいき」人事をします。

でもそれは、しかたのないこと。

会社にも事情があるんです。

悔しいですが。



評価されないのは会社側の「大人の事情」悔しいと感じなくていい


会社がおこなう評価と人材開発とは深くかかわっています。

高く評価された人は、きっと将来出世して上に向かってキャリアを切り開いていきます。
モチベーションも高く維持されて、なんかキラキラ・テカテカ輝いて仕事します。

逆に評価されない人は、それほど出世していくことはありません。
モチベーションも年々下がって、どんよりしてきます。

じゃあ、一番優秀な人を「評価」して将来の幹部候補にしていくのが理想なのですが、「一番優秀な人」って難しいんです。

平社員が10人いるとします。

初めは同じレベルの通常の難易度の業務を与えられ、その中で評価を行います。
細かい差はあるかもしれませんが、普通なら10人中7~8人はきちんと求められた成果をだすでしょう。

残りの2~3人はこの時点で「評価されない」ということになりますが、このレベルだとほんとに仕事ができない、ミスが多いという人材です。

ここをクリアした人たちは、通常の難易度の業務は遂行できることが確認できたので、会社としてはさらに難易度の高い業務を与えて、人材開発をしたいと考えます。

実は、この段階で、会社としてはすでに「次にステージに進んでいい優秀な人」が選定できています。

だから、将来の幹部候補生として育てるには、あとは誰でもいいんです。
なにも、10人中「一番優秀な人」を、必死に選び出す必要ないんですよ。

ここで、「一番は誰だ!」ってことに労力と時間を割くのではなく、「とりあえずこいつで」っていう人をピックアップして出世させるほうが効率いいんです。

「一番」でなくていいんです。
「合格点」がでていれば。




この過程で、たまたま不公平に見えたり、えこひいきに見えたりします。

会社によっては「合格点」がでている社員のなかから、「キャラがいい」とか「お気に入り」という明らかに不公平であいまい、不明瞭な評価で幹部候補を選んだりします。

でも、これが無いと人材開発のプロセスは進まないんです。

通常の業務もあるんで、「一番はだれか」を正確に見極めることに割く時間も労力ももったいないです。

選ばれなかったひとは悔しいと思うでしょうし、「評価されない」と感じてしまうことは承知の上です。

こういう「大人の事情」で会社は判断しています。
逆にいうと、自分が評価されていないと感じても、あなたのせいではないということです。

安心して。
悔しいと感じるのはやめましょう。

「悔しい」評価結果は上司を変えても変わらない


俺が評価されないのは直属の上司が悪いんだ!

優秀な俺にこんな悔しい思いをさせる上司はだめだ!

異動でもして上司を変えたらきっとよくなるはず!

こんな風に思って異動を願い出たり、上司と険悪になるひとがいます。

実際異動することで評価が大きく上昇するケースもあるかと思いますが、経験上、そうでないケースが多いです。

さんざん直属上司ともめて、異動して隣の課にうつったものの、結局たいして評価されない(変わらない)という状況が変わらないということになります。

そうなれば、「やっぱり俺はだめなのか…」と意気消沈してモチベーションが大きく下がるだけです。

悔しいどころか悲しい、自身がもてないまま。

これには理由があります。

会社では、直属上司があなたに下した評価は、その「上司の上司」に認められなければならないからです(直属上司だけの評価が、100%そのまま最終評価になっている会社もまれにありますが)。

きっと会社の社風というか、体質から、ある程度評価されやすい(ピックアップされやすい)人物像っていうのがあるんだと思います。

どうしても別の評価指標の下に行きたい人は、転職したほうが手っ取り早いですよ。




評価されないのが悔しいのは、ほかに仕事上の不満があるから


大切なことが一つあります。

あなたは何のために、もっと評価されたいのでしょうか。

なぜ評価されないことを嘆いているのですか。

お金?
承認欲求?

お金の場合、もっと給与のいい会社や業界に転職することで解決する可能性が高いです。

いざ、待遇のよい会社にいくと、じつは自分が不満に思っていたこと、悔しいと感じていた原因は「評価されないこと」そのものじゃなく、単にもともとの給料や待遇、社風だったなんてことがよくあります。

純粋に「評価されない」という一つの事だけで、不満がたまる・モチベーションが下がることは意外と少ないのです。

私も転職を経験済みですが、前職で思うように「評価されない」ことには不満もありました。
悔しいと感じていましたし、日に日にモチベーションが下がっていきます。

その後、転職して、とくに大きく評価制度に変化があったとも思いませんが、給与が上がったことや、社風がガラリと変わって(自分の価値観にマッチして)、日々の会社員生活にとても満足できました。

評価されない、とか、評価されるとかへの不満も意識しなくなりました。

意識しないのでそれによって悔しいと思わないし、モチベーションにも影響しません。

評価が気になるのは、会社に対して他に不満があったからだった認識しています。
他が不満だったから「せめて評価くらい、ちゃんと公平にしてくれよ」という心理があったのです。







「評価されたい」「悔しい」承認欲求は自分で満たす努力を


お金じゃないんだ!

承認欲求なんだ!

っていうひとも当然いますよね。この場合どうするか?
たしかに他人に評価、承認されると嬉しいです。

モチベーションも上がります。
でも他人はそう都合よく評価して、我々の欲求を満たしてくれません。
うすうす感づいているでしょう。

自分で評価してあげるしかないです。

自分を評価できる仕事をやり遂げた時の充実感ってあるとおもいます。

別に大げさな仕事ではなく、「専門的でこの分野で何年もやってきたからできる」ことや「自分(または自分のチーム)にしかできないミッション」を意識できた時です。

私は今の業界に10年以上いますが、最近やっとそう思えるようになりました。

いわゆるプロ意識が芽生えた瞬間です。
自分で自分を評価できています(というか、普通のひとや現場を離れた上司には、詳細をわからないので自分しか評価できない)。

その時には、他人からの評価や、同僚がどう評価されているか?なんて気になりません。

お金じゃなく、単に承認欲求を満たしたい!という人は、同じ会社または同じ業界でもう少し仕事をつづけていけば、目の前が開けてくるかもしれませんよ。

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では。

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