歯科助手・歯科事務の通信講座口コミは信じない方がいい理由とおすすめ講座

歯科助手歯科医療事務口コミ通信講座

歯科助手(歯科医療事務)の仕事に就きたい、あるいは関連資格取得に興味がある。
こういった人にとって、「どうやって勉強するのがいいか」は迷うところです。

歯科助手(歯科医療事務)の場合、本で独学もしくは通信講座で学習して資格を取得する人が多いかと思います。

とはいえ、例えば通信講座だけでも、有名どころだけでもユーキャン、ニチイ学館、ソラスト、ヒューマンアカデミー(たのまな)、キャリアカレッジなどいくつも存在します。

ネット上の口コミやサイトを書くにして情報収集に励むものの、

「口コミが多すぎてどれが信用できるかわからない」

「各講座の資料を見てもいまいちどこがいいのかわからない」

といった悩みを持っている人も多いはず。

いきなりですが、ぶっちゃけ結論を言うと、歯科助手の通信講座の口コミなんか信用できません。

ネット上の口コミは、たいてい過度な期待をして裏切られた人の恨み節だったり、業者が用意したサイトのポジティブな口コミやアフィリエイターによる作為的な口コミばかりだからです。

そういはいっても、通信講座といえ、それなりの金銭的コストと時間をかけて勉強するわけです。
だから、こういった口コミに惑わされずに、シンプルに自分のスタイルにあった講座を選ぶのが正解。

本記事では、歯科助手の通信講座の口コミを鵜呑みにして信用するべきでなはいこととその理由を書いていきます。

さらに、各社の歯科助手(歯科医療事務)通信講座について比較、整理しています。

・歯科助手(歯科医療事務)資格に期待するべきこと

・歯科助手(歯科医療事務)通信講座を選ぶ時に重視すべきポイント

こういった点についても加えて説明していきます。


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歯科助手(歯科医療事務)の通信講座の口コミなんか信じるな


ネット上では「歯科助手(または歯科医療事務) 通信 講座 口コミ」と入力して検索するとたくさんの口コミがたくさんでてきます。

いったいどれを信用すればいいのやら、まよってしまいます。

結論としては、冒頭でも書いたようにこれらの歯科助手通信講座に関する口コミは信じるべきではありません。

これは、類似の資格で、医療事務や調剤薬局事務にも言えることかもしれませんが、「歯科助手(歯科医療事務)」については、特にネット上の口コミが当てになりませんので要注意です。

歯科助手(歯科医療事務)の通信講座の口コミが信用できない理由


基本的に、資格講座の口コミは信用できない者が多いです。

理由は、下記のようなものです。

・(勝手に)過度な期待をして裏切られた人の恨み節、逆恨みが多い

・業者が用意したサイトのポジティブな口コミが集められている

・アフィリエイターによる作為的な口コミばかり

特に1つ目の理由については、類似の資格である医療事務や調剤薬局事務と比較しても、口コミが信用しにくくなっています。

背景を説明すると、歯科助手(歯科医療事務)の仕事というのは、いわゆる頭を使う「事務作業」と身体を使う「歯科診療補助」の両方の業務を担当します。

ぶっちゃけ資格取得の過程で習得できる知識は、「事務作業」に関するものが中心になります。

歯科助手未経験で仕事を始めた人は、実際に身体を使う「歯科診療補助」の業務に苦労して、仕事が嫌になる人がたくさんいます。

場合によっては、経験の浅い時期にミスをして患者の前で、歯科医師に怒られたりしますから。

結果、「勉強して資格を取ったのに、実務で役に立たなかった」ということになるのです。

一方で、医療事務や調剤薬局事務ではいわゆる「知識」を使う業務が大半であるため、「勉強したことが少しは役に立った、意味があった」と感じる人も比較的多くなります。

口コミの信憑性、質も比較的良いものになりますね。


歯科助手(歯科医療事務)資格や通信講座に過度な期待をしないこと


もちろん歯科助手(歯科医療事務)の資格取得や、通信講座を否定するものではありません。

とはいえ、あとで後悔しないためにも、「歯科助手(歯科医療事務)資格や通信講座に期待できること」を十分理解した上で、自分にあった講座を選ぶようにしましょう。

期待はずれで逆恨みした人の口コミを信用しても、正しい判断なんかできませんから。

歯科助手または歯科医療事務の資格や通信講座で過度な期待をしないために考えるポイントは以下のようなものがあります。

・通信講座で取得できる資格そのものはあまり意味がない

・歯科助手資格だけで就職できるわけではない

・歯科助手では、頭だけでなく身体も使う

一つ一つ掘り下げていきましょう。

通信講座で取得できる資格そのものはあまり意味がない


歯科助手(歯科医療事務)の資格は下記のようにいくつもの種類が存在します。


しかし、これらの資格はすべて民間資格であり、国家資格である歯科衛生士や歯科医師とは価値が全くこtなります。

そして、歯科助手(歯科衛生士)の業務そのものは、これらの資格がなくても行うことができるのです。

わかりやすく言うと、歯科医院での仕事のうち「無資格でもできる業務」が歯科助手(歯科医療事務)の担当領域となるのです。

苦労して資格を取って歯科助手になったものの、蓋を開けて見れば同僚の歯科助手は皆無資格、なんてこともあります。

また、一部の資格は歯科助手関連の通信講座の受講が必須になっているものの、ぶっちゃけ独学で勉強して受験できるもの(受験資格が特に無いもの)と対して価値に違いはありません。

歯科助手の資格は必須では無い、通信講座の受講をしなくても取得できる資格がある、と理解しましょう。

その上で、それでも資格取得をしたい場合は、独学なり通信講座の受講なりで勉強をするというのが正しい考え方です。


歯科助手(歯科医療事務)関連資格一覧

歯科事務管理士
技能認定振興協会が認定。受験資格は無く誰でも受験できる。ユーキャンやソラストの歯科助手講座を受講すれば在宅での受験も可能。

歯科助手検定試験
日本歯科助手検定協会が認定。受験資格は特になし。3級から1級まである。

歯科アシスタント検定試験
全国医療技能検定協議会が認定、3級から1級まで、受験資格なし

歯科助手資格認定制度
日本歯科医師会が認定。乙種第二、乙種第一、甲種の3つのレベルがある、

認定歯科助手
医療福祉情報実務能力協会が認定。指定学校の講座を修了で取得できる。

歯科助手技能認定
日本医療教育財団が認定。ニチイ学館の通信「医療事務講座(歯科)」と「歯科助手講座」の両方を修了で取得できる

歯科助手専門員
職業技能専門教育研究機構が認定。通信講座付属の添削課題を一定の成績で修了したら取得できる。

歯科助手資格
日本能力開発推進協会が認定。指定カリキュラム修了後1年以内に受験して合格する必要がある。

歯科助手資格だけで就職できるわけではない


さらに言うと、歯科助手(歯科医療事務)の資格があれば簡単に就職ができる、というわけではありません。

これは別記事で書いている医療事務や調剤薬局事務の資格と同様です。

こういった民間資格は、せいぜい「その分野での基本的な知識がある」ということを証明する程度。

そのため、資格がある就職ですごく有利になると言うのは過剰な期待です。

全くの無知識、業界未経験者よりは多少有利になるという程度だと認識しておきましょう。

「歯科助手の資格取ったのに、なかなか就職できない」なんて、勘違いの的外れな口コミでしょう。


歯科助手では、頭だけでなく身体も使うから勉強した内容だけでは不十分


冒頭でも少し触れましたが、歯科助手(歯科医療事務)の特徴として、頭を使う「事務作業」と身体を使う「歯科診療補助業務」の2つをこなす必要があります(歯科医院によってはどちらかに限定、特化することもあります)。

それぞれの業務について具体例を書いておきます。

【歯科助手(歯科医療事務)の事務的な業務】
・予約管理や受付・会計
・歯科診療報酬の計算やレセプト作成
・歯科医院の清掃業務
・備品の補充

【歯科助手(歯科医療事務)の身体を使った歯科診療補助業務】
・歯科診療行為の補佐(器具を渡す等)
・治療に使用する器具の準備、清掃
・印象剤を練る

歯科医院の方針にもよりますが、歯科診療補助業務のウエイトは比較的大きく、歯科医療事務の仕事を始めたらほぼ一日中歯科診療補助業務だった、なんてこともあるのです。

一方で、いわゆる通信講座や資格取得の勉強で学べる部分の多くは「歯科診療報酬制度」や「レセプト作成」に重点をおきがちです。
座学で学ぶのに向いている内容というものはどうしてもあるので、これはこれで仕方がないですが。

とはいえ、この点をきちんと理解していないと、「資格取得のために通信講座で学んだことが実務ではあまり役に立っていない」、といった印象を持ち公開することになってしまいます。

座学を中心とした通信講座や、資格試験対策だけでは、歯科助手に必要な知識やスキルを十分につけることはできないということです。

歯科助手(歯科医療事務)通信講座を選ぶ時に重要なポイント


さて、上述したような点を考えつつ、

・歯科助手(歯科医療事務)資格や通信講座に何が期待できるのか。

・歯科助手(歯科医療事務)通信講座を選ぶ時に重要なポイントはどういったものか。

を整理していきたいと思います。

取得できる歯科助手(歯科医療事務)資格【意味ない?意味ある?】


歯科助手(歯科医療事務)通信講座を選ぶ際には、いったいどの資格が取得できるのかを確認しましょう。

上で挙げたように非常にたくさんの歯科助手(歯科医療事務)関連資格があります。

どの資格でも、必要とされる知識は変わりませんが、中には「非常に知名度が低い」資格や、「誰でも持っている資格」もあります。

こういった資格は、履歴書に記載しても全く評価されません。

お金と労力をかけて取得するわけですから、「知名度」「希少性」「難易度」がそれなりのものを選ぶべきです。

通信講座修了・資格取得後の就職サポート


大手が提供する通信講座では、資格取得後に、就職のサポートを受けることができるものがあります。

関連企業の人材紹介会社のサービスが利用できたり、人材派遣会社に登録すれば斡旋してもらえたりと様々です。

通信講座修了後に、歯科助手の仕事を自分で見つけることに不安がある場合は、「通信講座修了・資格取得後の就職サポート」が充実した講座を選ぶ方がいいですね。

関連資格も一緒に学習できるか?


何度か書いていますが、歯科助手(歯科医療事務)の資格・お仕事は、調剤薬局事務や医療事務と似ている部分があります。

基本的には別の仕事なのですが、必要な知識や考え方に共通するものがあります。

「歯科助手(歯科医療事務)、医療事務もしくは調剤薬局事務のいずれかになれればいい」と思っている人のなかには、複数の講通信講座を受講し、資格も複数取得する人もいるのです。

修了後の職探しでは、それら3つの職種で求職するので応募できる案件も多く仕事が決まりやすい、ということになります。

もし、複数の資格取得や講座受講を考えているなら、

・2つ以上の通信講座を受講すれば、割引が受けられる

・「医療事務+歯科助手」というセット講座がある

といったものを検討してみましょう。


歯科助手の通信講座!イチオシはヒューマンアカデミー(たのまな)


結論として、上記のポイントを踏まえると、おすすめの歯科助手通信講座はヒューマンアカデミー(たのまな)の「歯科助手講座」です。

大手の講座の中でおそらく一番バランスの取れた歯科助手通信講座になります。

ヒューマンアカデミー(たのまな)の「歯科助手講座」の特徴


ヒューマンアカデミー(たのまな)の「歯科助手講座」では、職業技能専門教育研究機構が認定する「歯科助手専門員」という資格を取得することができます。

実はこの資格は、通信講座学習中に課される添削課題で、一定の成績で修了すれば取得できるというもの。

なので、実際に資格試験を受験する必要がありません。

忙しい人でも自分のペースで通信講座の課題をこなせば取得できるのです。

また、ヒューマンアカデミー(たのまな)ではセット割引きサポート(通信講座で2講座目以降は受講料10%OFになる)という制度があります。

歯科助手講座に加えて、調剤薬局事務や医療事務をお得に受講できるというわけです。
(もちろん、調剤薬局事務+医療事務も可能)。

修了者は、関連会社であるヒューマンリソシア(人材紹介)の就職サポートもうけることができます。

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ニチイ学館の医療事務講座(歯科)と歯科助手講座も悪くはないが・・・


医療事務の通信/通学で有名なニチイ学館でも、歯科助手関連の通信講座があります。
大手で、口コミも多いし、修了者へ就職支援もあります。

指ヒューマンアカデミー(たのまな)同様、指定の講座を受講すれば試験なしで、資格が取得できます。

取得できるのは日本医療教育財団が認定する「歯科助手技能認定」。

1点、いまいちポイントとして、医療事務講座(歯科)と歯科助手講座の両方を修了する必要があるということ。

お金や時間のある、意欲の高い人ならいいですが、「とりあえず資格を」という人だと、2つも講座を修了するのは気が引けるかもしれませんね。


ユーキャン、ソラストはどちらも同じ歯科事務管理士技能試験か


ヒューマンアカデミー(たのまな)やニチイ学館は、講座修了=資格取得で楽なのですが、どうしても「歯科助手の資格を取った」という気がしないかもしれません。

事情をよく知っている人にしてみれば、「歯科助手専門員」や「歯科助手技能認定」は、講座を修了しただけで資格ではない、といった考えを持っている場合もあります。

そういった点が気になるならば、ユーキャン(歯科助手講座)やソラスト(医療事務講座 歯科コース)の通信講座がおすすめになります。

歯科事務管理士技能認定試験の取得を目指すもので、通信講座を修了して、在宅で試験を受ける流れです。

ただし、この「歯科事務管理士技能認定試験」は、受験日必要な資格・条件がありません。
つまり講座を受講せずとも、独学で受験できてしまうのです。

そのため、わざわざお金を出して勉強するというのは、ちょっともったいないと感じてしまうかも。

歯科助手の通信講座口コミは信じない方がいい理由とおすすめ講座【まとめ】


ということで、本記事の趣旨である「歯科助手の通信講座口コミ」についてまとめておきます。

歯科助手の通信講座では、座学で学べる「歯科診療報酬の計算」や「レセプト作成」は学べますが、どうしても歯科診療補助の部分は実務をやらないと身に付きません。

こういった背景があって、「歯科助手の通信講座を受けたけど、期待と違った」といった類の口コミが混じってくるのです。

そのため、歯科助手(歯科医療事務)の通信講座口コミはあまり参考にしない方がいいでしょう。

ぶっちゃけ、下記のように、歯科助手(歯科医療事務)の通信講座に過剰なメリットを期待するべきではないのです。


・通信講座で取得できる資格そのものはあまり意味がない

・歯科助手資格だけで就職できるわけではない

・歯科助手では、頭だけでなく身体も使う

歯科助手(歯科医療事務)の通信講座どれにしようかな?と考えている人は、こういった現実をふまえつつ、過剰な期待は持たないように。

そのうえで、以下のようなポイント考慮して、自分の状況に適した通信講座を選びましょう。

・取得したい歯科助手(歯科医療事務)資格は何か?

・通信講座修了・資格取得後の就職サポートはどれくらい受けられる(受けたい)か?

・医療事務や調剤薬局事務などの関連資格も同時に取得したいか?

個人的におすすめ、というか、一番バランスが良さそうなものとしては、ヒューマンアカデミー(たのまな)の「歯科助手講座」あたりでしょうか。

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それでは。

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