歯科助手は給料安い!一人暮らしは厳しい事情を解説

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いきなりですが、歯科助手の給料、年収って安いですよ。

どれくらい安いかというと、まー、都心での一人暮らしはできないか、かなり厳しいレベルですし貯金とかはまず無理。

ぶっちゃけ、昇給も少ないし、金銭面・報酬面での将来性はあまり期待できません。

今回はこういった、歯科助手の給料や年収、ボーナス(賞与)関して記事にしていこうかと思います。

本記事では、歯科助手の仕事に興味がある、あるいは歯科助手になって間もない人をターゲットに、

・歯科助手の給料はいいの?どれくらい?

・歯科助手の給料で、一人暮らしをしようと考えているけど無謀なのか?

・歯科助手の給料だけで、家族を養えるか不安

といった疑問、不安に対する答えをし整理して解説しています。


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歯科助手の給料・手取り・ボーナス(賞与)平均=「安い」「一人暮らしには厳しい」【まず結論】


冒頭でも書きましたが、歯科助手の給料は安いです。

実家暮らしや、主婦のお小遣い稼ぎくらいにはいいかもしれませんが、歯科助手の給料だけで一人暮らしをしたり家族を養っていくのはほぼ不可能だと考えていいでしょう。

歯科助手の平均年収は正社員で約250万円前後と言われています(参考:キャリアガーデンhttps://careergarden.jp/shikajyoshu/salary/)。

月当たりの月収が15~20万円弱で、ボーナス(賞与)を合わせて、これぐらいの額になるイメージですね。

平均額ですので、新人の経験が浅い歯科助手だともう少し安くなります。

また、地域やクリニックの方針によってもばらつきが出てきますから、条件の悪いところに当たってしまうと年収200万円とかも。

歯科助手の5大不満、辞める人も多い


下記の5つは、歯科助手の「5大不満」として、よく挙げられます。

・給料、報酬が低い

・労働時間が長くてきつい

・職場の人間関係(いじめ、ハラスメント)

・不衛生な仕事(よだれのついたスタイやティッシュ、患者の口腔内に使用した器具の洗浄)

・歯科助手の権限を越えた業務(法律違反)を強いられる

実際、現場の歯科助手が抱える「給料」「年収」といった不満はは特に大きいですね。

ぶっちゃけ、ほかの4つの不満も、「給料の割に合わない」といった側面もありますから。

お金は大事ってことです。

歯科助手の給料平均は15~20万円弱円


毎月の歯科助手の平均給与は15~20万円弱くらいです。

まれに条件のいい案件で、20万円をこえる場合もありますが、応募者が殺到して競争倍率が高かったり、人がすぐ辞めてしまうなど問題のあるクリニックだったりします。

歯科助手の給料は、地方よりも都心のほうが安い傾向にあるため、田舎の歯科医院の歯科助手だと13~14万円ということも。

歯科助手の月給手取りは平均13~18万円


前述の歯科助手の平均給与から、税金や社会保険料等を引くと、手取りの給料は13~18万円くらいになります。

さらに、厚生年金に加入していない歯科医院、クリニックだと、この手取りから国民年金を納める必要があります。
その場合は、事実上の手取りは12~16万円といったレベル。

 一人暮らしをするにはギリギリの線、もしくは完全に無理という水準です。

 毎月の家賃や固定費、食費を払うと手元にお金はのこりません。

歯科助手のボーナス(賞与)平均は年間20~40万円、「賞与なし」のクリニックも


歯科助手のボーナス(賞与)は月給の1~3か月分、それを年二回に分けて支給するケースが多いようです。

平均すると、年間支給額が20~40万円といったところ。

一回あたり15万円前後ですね。

中小零細企業と比較すれば、ボーナスがもらえるだけましという考えもありますが、決して多くはありません。

ボーナスを考慮にいれても、やはり歯科助手の年収で一人暮らしや家族を養うのは難しいでしょう。

あと、たまに、月額の給料が高い案件があると思った「賞与なし」だったりもします。

個人経営の小さなクリニックとかに多いですね。

「賞与なし」案件か「賞与あり」案件かはしっかり確認しましょう。

歯科助手の報酬は時給換算したら800~900円。コンビニバイトの相場と同じかそれ以下という事実


内部の事情を知らない人は「歯科助手の仕事って楽そう」なんて思ってるかもしれません。

年収250万円でも結構いいな、なんて思っているかもしれませんが大きな間違いです。

歯科助手の仕事は受付で笑っているだけではないし、結構拘束時間も長い大変なお仕事です。

基本的に歯科医師や歯科衛生士は、有資格者でないといけない業務を行います。
そのため、歯科医院での雑務はすべて歯科助手が担当することになります。

朝早く、診療時間前に掃除をしたり、診療時間後に事務作業をしたりと、労働時間が長いのです。

クリニックによっては一定の残業代が基本給に組み込まれていたり、残業代を払ってくれない所もあります(ブラックですが)。

なので、時給換算したら800~900円とんったケースも。

これが歯科助手の相場なんです。

ぶっちゃけコンビニバイト後同じかそれ以下じゃん!ってことです。

歯科助手の給料で一人暮らしは無理という現実


ここまで書いたように、歯科助手の給料は安いし、一人暮らしがしたいという人には決しておすすめできる仕事ではありません。

主婦や実家暮らしの人が、小遣い稼ぎや別の仕事までのつなぎといった感覚でやるにはいいですが、歯科助手で一生食べていくというのはあまり現実的ではないですね。

特に、若くて給料も安い歯科助手が、貯金もない時点での 一人暮らしは無謀。


昇給を見越して一人暮らしとか絶対やめといた方がいい


中には、「いやいや、そのうち昇給して生活も楽になるから大丈夫」なんて思う人がいるかもしれませんが、危険な考えです。

歯科助手でも、長年働いていれば多少の昇給はありますが、微々たるもの。

月給が年3000~5000円上がればいい方です。

月給16万円スタートで、年に3000円昇給した場合、月給20万円になるまでに10年以上かかりますよね。

実際10年以上のキャリアのあるベテラン歯科助手さんで、月給20万円超えるかどうか、くらいが相場です。

歯科助手の安い給料で一人暮らすると貯金はまず無理


どうしても、歯科助手の安い給料で一人暮らししなければならない事情がある場合、「貯金はまず無理」と覚悟しましょう。

家賃の安い物件を探して、食費を削り、光熱費をおさえた節約生活です。
外食や旅行は贅沢で、手が出ません。

毎日、毎月お金のことを気にしながら質素に生活しなければならなくなります。

稼いだお金は手元の残らず、何のために働いているのかわからなくなってくるかもしれません。

歯科助手は一人暮らしでなくても「割にあわない」給料だという話


このように、歯科助手の給料は安くて、一生の仕事にしたり一人暮らしをする場合、かなり厳しいです。

夫婦共働きでの、主婦の小遣い稼ぎや、実家暮らしならまだましですが。

とはいえ、それでもわりに合わないので、パートやアルバイトで働いているひとも1~2年で辞めてしまうような仕事です。

歯科助手の給料が安い理由


一体どうして歯科助手の給料はこんなに安いのでしょう?

「医療従事者だし、それなりに専門知識が必要な仕事なのになんで?」

「せめて一人暮らしが普通にできるくらいに稼ぎたい!」

と感じる人も多いはず。

歯科助手の給与が安い理由をざっくり挙げると、下記の3つです

・歯科医療業界が停滞、衰退気味

・歯科助手・歯科医療事務は高卒、無資格でもなれるから

・歯科助手の給与は歯科衛生士を超えることはない

以下で説明していきましょう。

歯科医療業界が停滞、衰退気味


「歯医者さん=お金持ち」というのは昔の話です。

現在の日本において、個人経営の歯科医院の経営状態は決していいものではありません。

多くの歯科医院が、通常の虫歯治療では経営が成り立たなくなっており、ホワイトニングなどの審美歯科などで利益を確保している状態。

そのうえ、歯科医師の数は過剰気味で、いまや歯科医院はコンビニよりも多いといわれています。

総じて歯科医療の業界は停滞・衰退気味で人件費を抑制させるしかないのです。

歯科助手・歯科医療事務は高卒、無資格でもなれるから


 歯科助手は医療系のお仕事ではあるものの、給料がやすいです。

 その理由の一つが、「歯科助手・歯科医療事務は高卒、無資格でもなれるから」。

医療系のお仕事の世界では資格の有無と、資格のレベルが待遇に大きく影響をあたえます。

歯科医療の世界でいうと、ヒエラルキーの最上位は最高難易度かつ最も責任の重い国家資格「歯科医師」となります。

その下が、同じく国家資格である「歯科衛生士」「歯科技工士」です。

歯科助手(歯科医療事務)は、無資格でもできる仕事で、資格があっても民間資格ですので、ヒエラルキーでは最下位、その分お給料も最下層なのです。
歯科医療業界におけるヒエラルキー
歯科医療業界におけるヒエラルキー

まーこれは、考えてみればあたりまえですね。

無資格でもできる仕事で大金稼げるなら、苦労して学費と時間をかけて国家資格を取得するのがばかばかしくなります。

国家資格=責任を負うことでもあるので、リスクに応じた報酬体系になるという話ですね。

歯科助手の給与は歯科衛生士を超えることはない


特に歯科衛生士の存在は、歯科助手の給料が安いことと強い関係があります。

歯科衛生士は一見すると、歯科助手と区別がつかないかもしれませんが、前述のように「国家資格」となります。

歯科医師と歯科衛生士の関係は、医師と看護師の関係をいえばわかりやすいですね。

歯科助手は、無資格でもできる範囲で、あくまで歯科衛生士や歯科医師の仕事を補助する立場。

そのため、歯科助手の給与が歯科衛生士を超えることはありません。

ベテランの歯科助手でも、新人の歯科衛生士の給与と同じか、それより少し高いくらいまでしか昇給しないのです。

ただ、別の言い方をすると、歯科衛生士の待遇・給料が高いクリニックでは歯科助手の報酬も若干高めになります。

歯科助手の給料、手取りを少しでも多くするポイント【最後に】


さて、歯科助手の給料は安くて一人暮らしなんて到底無理、といったことを書きました。

ただし、事情によりどうしても一人暮らしをしなければならない人や、なんとかもう少し収入を増やしたいという場合もあるかと思います。

最後にここでは、歯科助手として働きつつ、少しでも給料・報酬を多くするためのポイントを整理しておきます。

歯科助手の給料が安いし、忙しい!副業や掛け持ちは難しい


収入を増やすと聞いて、初めに思いつくのは副業する、掛け持ちのアルバイトをするといった考えではないでしょうか。

結論を先に言うと、歯科助手の場合、掛け持ちアルバイトやハードな副業はおススメできません。

すでに書いたように、歯科助手の仕事は意外と拘束時間が長い、長時間労働になるケースが大半です。

また、歯科助手(歯科医療事務)の仕事は、類似の仕事と考えられている医療事務や調剤薬局事務とは異なり、歯科診療の補助や、器具の洗浄といった「肉体労働」的な部分があります。

まる一日働けば、体力も消耗します。
「歯科助手以外に別の仕事を持つ」というのはかなり大変、下手をすると体を壊してしまいますのでおすすめできません。

歯科助手の安い給料対策のポイントは歯科医院選び


歯科助手をやりつつ、収入を増やすなら、「少しでも待遇のいい条件で働く」というのが近道です。

実際、歯科助手の給料は地域や、歯科医院の経営者次第で結構ばらつきがあります。

ベテランの歯科助手なのに月給17万円しかないといひともいれば、新人の未経験で採用された歯科医院では月給20万円もらえた、ということもあります。

・スタッフの待遇がいい歯科医院

・定期昇給などで歯科助手としてのキャリアを給与に反映してくれる歯科医院

求人案件をしっかり研究して、こういった職場を選ぶことがとても大事になります。

歯科助手の求人案件をよく確認しよう:交通費、厚生年金、残業代、皆勤手当て


歯科助手の給料はもともと安いので、各種手当や、雇用先が負担する年金なども重要です。

たいていの小規模な歯科医院では、健康保険と雇用保険くらいしか入っていません。

同じ給料でも、厚生年金に加入している歯科医院と、自身で国民年金加入する歯科医院では大きな違いがありますよね。

あとは、

・交通費をいくらまで負担してくれるか

・残業代は別途支払われるのか

・皆勤手当てなどの諸手当はあるのか

といったところも重要です。

額面の給与だけではなく、これらの諸手当、保険料についてもしっかり確認して、待遇の良い職場を探すことがポイントになってきます。

では。



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