歯科医療事務は難しい?歯科助手とは違う?

歯科医療事務難しい歯科助手

歯科医療事務という仕事があります。
医療事務の歯医者(歯科医院)版だと思ってもらったらいいです。

今回は、歯科医療事務、医療事務(歯科)って言ったりもしますが、これについて書いていきます。

歯科医療事務は医療事務と比べるとマイナーなので、ぶっちゃけあまり情報は少ないですね。

・歯科医療事務の仕事は難しいですか?

・医療事務と歯科医療事務のどちらの資格を取得しようか迷っている。

・歯科医療事務と歯科助手の違いは何?

・普通の医療事務資格を持っていたら、歯科医療事務の仕事もできますか?

・医療事務か歯科医療事務、どちらが就職しやすいの?

こういった疑問や悩み持っている人も多いかと思います。

本記事では、歯科医療事務の仕事や、資格取得は難しいのか?歯科医療事務として就職したり、働き続けることの難易度や問題点は何かについて、整理して解説していきます。


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歯科医療事務の仕事は難しい?簡単?


歯科医院での求人で「歯科医療事務」というものが時々あります。

歯医者さんでも、歯科衛生士とも違います。
歯科医療事務の仕事は難しいのでしょうか?

結論を言うと、歯科医療事務の仕事は、普通の事務と比較すると少し難しいです。
理由は、医療費の請求や、保険診療の仕組みに関する専門的な知識が必要だから。

とはいえ、普通の医療事務と比較すると、「歯科」という単一の診療科に特化しています。
限られた医療行為や専門用語だけの知識ですむのでシンプルで、多少、業務としては簡単になります。


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歯科医療事務の仕事内容


ざっくりと歯科医療事務の仕事を挙げると、下記の3つの仕事です。

・歯科医院での受付事務 

・医療費の請求に伴う事務 

・歯科医や歯科衛生士の診療の補助 

医療事務の仕事を理解している人なら、「受付事務」と「医療費の請求に伴う事務」の二つは比較的簡単にイメージできるかと思います。

最後の「診療の補助」というのは医療事務ではありませんね。
歯科医療事務特有の仕事内容になります。

歯科医院での受付事務 


歯医者さんに行ったことがある人ならわかるかと思います。

歯科医院での受付(保険証の確認、問診票)や会計業務がこれにあたります。
次回の診療の予約を手配してくれたりもしますよね。

医療費の請求に伴う事務 


歯科医療事務は、受付以外にも、医療費の請求に伴って発生する事務作業を行います。
普通の病院もそうですが、歯科医院での診療行為にも保険適応のものがあります。

保険適応の診療行為については、個人が加入している保険組合の規定に応じて、患者負担分と保険組合負担分の計算と請求が必要ですよね。

どの診療行為が、いくらの請求額になるのか。
どの保険組合なら何割が患者負担になり、何割が組合負担なのか。

こういった保険請求のルールを理解して、規定の書式に従って必要書類を作成するのがこの業務です。

患者からは見えにくい業務ですが、歯科医療事務のメインのお仕事です。

歯科医や歯科衛生士の診療の補助


普通の病院の医療事務にはない業務がこの「診療の補助」です。
とはいっても、それほど難しい、責任の重い業務ではありません。

患者に直接触れる行為はなく、あくまで診療の補助。
具体的には、歯科診療に使用する器具の洗浄や、歯科医師や歯科衛生士のそばにいて備品や器具を渡すだけです。



歯科医療事務は医療事務とは違うが、未経験でも採用されやすい


歯科医療事務と医療事務は、基本的には異なる業務として扱われます。
受付業務と、診療報酬の請求業務は共通しているように思えますが、実際の中身や必要な知識、書類は別物です。

医療事務の経験者が、歯科医療事務の仕事を始める場合、全くの素人よりはましですが、やはり基本から勉強しなおしということになりますね。

もう一つ違いを付け加えると、じつは歯科医療事務は未経験でも採用される可能性があります。
昨今、医療事務の仕事は人気で、資格保有者も多く、かつ、経験者が絶対的に優遇されています。

一方で、歯科医療事務は比較的未経験でも採用されやすいとされています。

上の方でも書いていますが、比較的業務がシンプルで、覚えないといけないことが限定的なので、未経験者でもなんとかなる、というのが背景にあります。

診療の補助についても、単独で行う業務は少なく、歯科医師や歯科衛生士と協働するので、個人レベルで高いスキルは必要とされません。

歯科医療事務と歯科助手の違いは?


時々、「歯科助手」という求人がでています。
誤解している人がいますが、歯科医療事務と歯科助手は同じです。

地域によっては「歯科助手」という言葉のほうが求人票でよく使用されているかもしれません。

「歯科助手の求人はあるけど、歯科医療事務の求人がないんです」なんて言ってる人がいますが、同じなので、歯科医療事務の仕事を探している人は歯科助手の案件にも応募してください。


歯科医療事務の勉強・資格は難しい?簡単?


医療事務と同じように、歯科医療事務に関連した資格が複数あります。
いずれも、民間資格であり、難易度もさまざまですね。

基本的に、歯科医療事務の仕事は無資格でも行うことができるのですが、未経験者の場合は何らかの資格を取得した方が就職や、実務で有利になります。

医療事務と比較すると、診療内容が限定的でや保険制度がシンプルです。
普通の医療事務資格の取得の方が、試験範囲を勉強するのは難しいですね。

問題があるとすれば、歯科医療事務の場合、普通の医療事務よりも受験者数が少ないため、市販テキストや問題集が入手しにくいという点です。

独学だと、勉強すること自体が難しいということになります。

歯科医療事務の資格


ここで、歯科医療事務の資格について例を挙げておきます。
基本的には医療事務の関連資格の「歯科」バージョンがあるというイメージです。

【メディカルクラーク(歯科)】

一般財団法人日本医療教育財団が認定。
通信講座ではニチイ学館が推進、啓蒙しています。
医科版と同じく知名度は高いですが、難易度はそこそこ、保有者が割と多いので、就職ですごく有利になるというほどではありません。

【診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)】

公益財団法人日本医療保険事務協会が認定しています。
医科版では、医療事務関連資格の最難関ですが、歯科版でも最高難易度です。

経験者でも取得を目指している人がいて、未経験だと、しっかり勉強しないと難しいです。
保有していれば就職で有利になりますので、どうせお金と時間をかけるならこの資格を狙いたいところです。


【歯科 医療事務管理士】

株式会社技能認定振興協会が認定しています。
歴史の古い資格ですので認知度はかなり高いですが、難易度はそれほど高くありません。
取りあえず、何か歯科医療事務の資格を・・・というなら、おススメです。

保険制度や、歯科診療報酬の基本的な理解ができます。

歯科医療事務資格の独学用テキスト


歯科医療事務の資格は受験者の絶対数が少ないせいか、専用の参考書やテキストが少ない印象です。

もし独学で勉強するなら、

・数少ない市販テキストで勉強

・通信講座で利用されているテキストをヤフオク等で入手

・一部歯科衛生士向けの参考書で勉強

市販ならこのあたりです。↓




歯科医療事務の就職は難しい?


医療事務の場合、未経験者が就職するのは非常に難しといわれます。
歯科医療事務だとどうか。

歯科医療事務も人気のある仕事ですが、医療事務ほどは、経験者優遇ではありません。
理由は上述したように、未経験者でも、それなりに仕事ができるからです。

ただし、逆に言うと、経験者であるだけでは就職は難しいとも言えますね。
歯科医療事務の場合、個人の小さな医院が多いです。

そのため、「受付は病院の顔」という印象がつよいため、ぶっちゃけ若い女性のほうが、そうではない経験者よりも有利になります。

また、医院によっては、歯科医療事務を専任で雇用せずに歯科衛生士が兼務している場合も多いですし、病院と比較すると歯科医院は絶対的に数が少ないですよね。

そういった背景があって、歯科医療事務の求人は少なく、就職するのは難しいのが現状です。


歯科医療事務の人間関係は難しいぞ


歯科医療事務の仕事で難しいポイントとしても一つ、職場の人間関係があります。

歯科医院では、歯科医療事務と歯科衛生士が勤務しています。
女性が多いので、人間関係が大変なのです。

特に、歯科医療事務は、診療補助で歯科衛生士と協働しますし、医院も狭いので毎日顔を合わせます。
国家資格保有者である歯科衛生士と比較すると、圧倒的に立場の弱い歯科医療事務は、いじめや嫌がらせにあうと悲惨です。

だから、歯科医療事務は人間関係に気を使うし、難しいところでもありますよね。
普通の医療事務では、こういったリスクは少ないはずです(看護師と協働したり、顔を合わせる頻度は少ない)。

歯科医療事務は難しい?歯科助手とは違う?【まとめ】


以上、歯科医療事務は難しいのか?という点について、通常の医療事務と比較しながら整理しました。

まとめるとこんな感じです↓

・歯科医療事務の仕事は難しいが、医療事務程ではない

・歯科医療事務の関連資格の勉強は医療事務よりは簡単。ただし、独学だとテキストの入手等が難しい

・歯科医療事務に就職するのは未経験でも可能だが、求人数が少なく難しい側面もある

・歯科医療事務では人間関係が難しいし、医療事務よりも注意が必要

それでは。



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