医療事務に向いてる人・性格に変わる簡単な考え方・方法【誰にでもできる】

医療事務向いてる人性格
医療事務に向いている人や向いている性格だったらよかったのに・・・そう感じることはないでしょうか。

また、これから医療事務を目指している人で「自分は医療事務に向いている人・性格だろうか」と不安になることもありますよね。

医療事務の仕事は「事務」とはいえ専門的な知識や経験が無いと辛い、未経験や経験が浅いと苦労するなんて言われています。

ぶっちゃけ、当然医療事務には、「向き」「不向き」もあります。
医療事務に向いている人と向いていない人では仕事を覚えるスピードも、質も変わってきます。
医療事務として求められる資質のようなものですね。

ざっくりと一般的には、下記のようたタイプは医療事務に向いている人・性格ですね。

・仕事が早くて正確、注意力があり几帳面

・頭が良い

・チームワーク・チームプレーができる

・どんな状況でも冷静に対応できる

確かにこんな人なら、医療事務の仕事ができるでしょう。
というか、ほかのどんな仕事だってできそうです。

とはいえ、自分がそうでないからと言ってあまり不安になることはありません。

世の中、こんな人達ばかりではありませんし、決して、もともと上記のような「医療事務に向いている人・性格」でなくても、立派に医療事務の仕事を続けている人は大勢います。

ちょっとした考え方やマインドの切り替えで、「医療事務に向いている人・性格」に変わることは可能なんです。

本記事では、「自分は医療事務の仕事に向いていないんじゃないか」と不安を抱えて、自信を無くしてしまっているひとのために、医療事務の仕事に向いている人・性格に変わるための簡単な方法・考え方について整理して書いていきます。


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医療事務に「向いてる人・性格」って?求められる資質


冒頭でも書きましたが、そもそも「医療事務に向いてる人」や「医療事務に向いてる性格」ってどんなタイプなのか。

医療事務がやるべき仕事の内容、求められる品質や必要なスキルから、下記のようなタイプがいわゆる「医療事務に向いてる人・性格」だと一般的には言われています。

医療事務に求められる資質を挙げて、詳しく見ていきます。


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医療事務には向いている人:仕事が早くて正確、注意力があり几帳面


医療事務の仕事では、医療費や保険制度の仕組みを正確に理解して、診療報酬を請求するための文書「診療報酬明細書(レセプト)」を作成する必要があります。

膨大な量の患者の診療記録をもとに、毎月この文書を複数作成するわけです。
この文書の作成が遅れたり、間違いがあると保険組合からの医療費の支払いを受けることができないため病院にとって非常に重要な業務です。

早く、正確にこれらの作業ができないといけないし、ミスをしないように注意する几帳面な人は医療事務に向いているといえます。

ミスの多い人、おおざっぱな性格の人は逆に向いていないということになってしまいます。


医療事務には向いている人:頭が良い


医療事務は国家資格がなくてもできる業務ですが、いざ仕事をするとなると専門的な知識が必要。
難解な医学用語を理解したり、医師のカルテを解読するなど、かなり頭を使う仕事になります。

それに仕事で関与するのは医師をはじめ、看護師、薬剤師、検査技師といった、「国家資格をもった専門職」です。

そんな環境で仕事をするには、やはり医療事務に向いている人は「地頭がよい、頭の回転の速い人」ということになってきます。

医療事務に向いている人:チームワーク・チームプレーができる


医療事務のスタッフは医療従事者の一員としてチームワーク・チームプレーができないといけません。
ときには同僚のサポートも必要ですし、医師や看護師の支持の下、検査の手配のために検査部とコミュニケーションをとったり、薬剤師と連絡をとったりすることもあります。

病院には毎日たくさんの患者がやってくるし、それぞれ事情が違います。
すべての診療活動全体がスムーズに行くように、必要な報・連・相を十分にとれるスキルがちゃんと備わっている人が医療事務に向いている人ということになりますね。

医療事務に向いている人:どんな状況でも冷静に対応できる


医療事務の仕事を始め、病院の業務は患者があってのものです。
そのため、時にはイレギュラーなことや、予想できない自体も発生しますよね。
医療事務は病院の受付業務も行いますので、病院内で患者とはじめに接する仕事です。

どんな状況でも、予測していないことが起こっても、常に冷静に対応し、パニックにならない冷静な性格の持ち主が医療事務に向いている人です。


医療事務に「向いてる人・性格」って結構レベル高いぞ


上記のように、いわゆる医療事務に「向いてる人・性格」ってのはあるんです。

・仕事が早くて正確、注意力があり几帳面

・頭が良い

・チームワーク・チームプレーができる

・どんな状況でも冷静に対応できる

そうはいっても、ぶちゃけこういうタイプの人って、結構レベル高くないですか?
すべてに当てはまる人なんてそうそういるもんじゃないでしょ。

医療事務に限らず、どんな仕事だってできそうだ。

最初から医療事務に向いてる人ばかりではない


もともと自分が、上記のような「医療事務に向いてる人」だったら別にいいのですが、たいていのひとはそうではありません。
最初から医療事務に向いている人だけが医療事務の仕事をしているわけじゃないですよ。

世の中で、ちゃんと活躍している医療事務スタッフは、

・長年の経験を経て、ようやく「医療事務に向いている人」になった(ように見えている)

あるいは

・今でも決して医療事務に向いているわけじゃないが、なんとか頑張っている

といったケースが大半なはず。

最初から「医療事務に向いてる人」である必要なんかないし、いま「自分は医療事務に向いてない」「医療事務に向いている人がうらやましい」と感じても気にすることはありません。


医療事務に向いてる人・性格に変わる簡単な考え方・方法


決して「医療事務に向いている人・性格」ではなくても、医療事務の仕事を立派にやることはできます。
それに、初めは向いていないと感じても、ちょっとだけ考え方を変えることで、「医療事務に向いてる人」になることだってできます。

ここでは、誰にだってできる「医療事務に向いてる人・性格に変わる簡単な考え方・方法」について書いておきます。


医療事務に向いてる人・性格に変わる:「ミスを恐れる」


医療事務に向いている人は「仕事が早くて正確、注意力があり几帳面」と書きました。

まーこれって、結構小さい頃からの教育だったり、もともとの生まれついての素養だったりしますよね。
だから、急に変えるのは無理。

自分の能力以上に仕事を早くやれば、注意が散漫になって、正確な仕事をするのは難しくなります。
一方で、正確にやろうとすれば、仕事は遅くなりますよね。

医療事務は仕事が多いし、早くしないといけないし、正確さも必要だし、もう無理!ってなってしまいます。

ここで大事な考え方は、「優先するべきは正確さ」ということです。
どの仕事でも言えることですが、速さと正確さが求められる場合には、まず正確さを確保しましょう。

理由は、正確さが求められる仕事でミスすると、仕事は1ミリも進まないからです。
仕事が遅くても、ミスがなければ、徐々に片付いていきます。

そして、仕事の早さというのは、数をこなして経験を積めば、必ず改善されていきます。
医療事務として大量の業務をばりばりと正確にこなしている先輩や同僚はいませんか?

彼女ら(彼ら)は、正確さを確保したうえで、年々、作業できる量を増やしていったはずです。

医療事務としての経験がまだ浅いと感じているうちは、何よりも「ミスを恐れる」ことです。
もしミスをしたら「ミスした自分」を受け入れて、なんなら一時的に仕事のペースを落とすことが必要です。

間違っても、ミスしたことを、仕事の量で挽回しようとするのはやめましょう。
逆効果で、成長も止まります。

医療事務に向いてる人・性格に変わる:「はじめは他人の知恵を利用する」


「頭が良い」人は医療事務に向いています。
とはいえ、この要素は必須のものではありません。

頭が良いと、なんでも自分でできていいのですが、職場では一人ではありません。
自分の知らないことや、わからないことは周りの同僚に聞いたり、指示を受けたらいいのです。

素直に「わかりません。おしえてください」と聞くのは何も悪くありません。

そもそも、普通のひとは医者や看護師の頭に簡単についていけるわけなしですし。
それに、医療事務を始めて、いきなりなんでも知っているひとはいないでしょう。

「はじめは他人の知恵を利用する」ことです。
そうするうちに、自分の知識が増えて、いわゆる「頭が良い=医療事務に向いている人」に変わってきます。

知識というものは、コツコツと学習を継続していけば必ずついていきますからね。
あせらずに、わからないことがあるうちは、他人を利用しましょう。

そのうち自分の知識が蓄積されたら、今度は新人や後輩をサポートしたらいいのです。


医療事務に向いてる人・性格に変わる:「他人と関わるが仲良くする必要はない」


医療事務を含めた医療従事者にとって、チームワーク・チームプレーは大事です。

教科書的に大事なポイントを先に挙げておくと、
ちゃんと報告・連絡・相談する
チームにおける自分の役割と仕事の影響範囲を考える
メンバーと積極的にコミュニケーションをとる

なんて言われています。
とはいえ、これらが大事なことなんてわかりきっていますよね。

でも実際は、
「あの人に報告や確認したいことがあるけど、ちょっと忙しそうだな・・・」

「この仕事はあの人にも関係ありそうだけど、違うかもしれない・・・」

「この人には嫌われてるかもしれないから、話しかけずらい・・・」

とかあれこれ考えてしまうもの。

特に、他人に気を使ったり、顔色をうかがっている「優しい」人って、仕事でのコミュニケーションがうまく取れなかったりします。
医療事務は真面目な人が多いから、特にこういう傾向があります。

これについては「他人と関わるが仲良くする必要はない」という意識をしっかり持つことです。

そもそも、仕事上のコミュニケーションで、相手の気持ちやら都合をそれほど気にする必要ありません。
極端な話、同僚に「人として」の興味を持たない方が楽になるのではないでしょうか。

医療事務に向いてる人・性格に変わる:「まず、目の前の出来事を受け入れる」


医療の現場では、予測していないことが発生します。

医療事務であっても、待合室で患者の容体が急変したり、クレーマーのような患者が受付に文句を言ってきたりと様々なことはおきますよね。

手配したはずの検査や入院手続きが進んでいなかったり。

こんな時に、冷静に状況に対応できるか、パニックになるか。
当然、どんな状況にも冷静に対応できる人はいわゆる「医療事務に向いてる人」なわけです。

そうでない人はどうすればいいか。

こういう時にパニックになる人って、じつは「状況を何とかしようとする」ことに意識が持っていかれている人です。
「なんとかしないと!」「どうすればいいの?」というあわただしい思考で、頭がいっぱいなんですよね。

一方、冷静に対応している(ように見える)人の頭の中では「今起こっている事態を理解する」ことに、注力しています。

基本的に自分で状況をなんとかしようという思考は後回しで、まずは「目の前の出来事を受け入れる」ことに、脳が全力投球してるんですよね。

たとえばクレーマー患者が何か言ってきた際、
「どうされたんですか」
「確認しますが、~が、~ということですね?」
などと、相手の状況を確認する質問をしたり、言われたことを確認するためのオウム返しをしたりしています。

この時間が重要で、冷静に事態を理解して、その後の対応を可能にするのです。

自分がすぐにパニックになるので、医療事務に向いてないと感じている人は意識してみてください。


医療事務に向いてる人・性格に変わる簡単な考え方・方法【誰にでもできる】まとめ


以上、医療事務に向いてる人・性格と、それに変わる簡単な考え方・方法についてまとめておきました。

医療事務の仕事には向き、不向きがあるのは事実です。
しかし、初めから向いてる人はそれほど多くはないと思っています。

経験を積むことで、成長するのが人間ですし、向いてる人じゃないとだめだということでもありません。

もし、自分が医療事務に向いてないと苦しんでいるなら、下記のポイントについて考えてみてもいいと思います。


・仕事が早くて正確、注意力があり几帳面になるには、「ミスを恐れる」ことが大事

・頭が良いわけじゃないなら、「はじめは他人の知恵を利用」しましょう

・チームワーク・チームプレーに苦手意識があるなら「他人と関わるが仲良くする必要はない」ことを理解してください

・どんな状況でも冷静に対応するためには、「まず、目の前の出来事を受け入れる」ことを強く意識する

あと、万が一、これらの方法を意識しても改善できなかったとしても、実は気にすることはありませんよ。

根本的なこととしては「真面目な人」であれば、医療事務としてやっていけます。

たとえミスをしたり、なかなか仕事を覚えられなかったり、チームに迷惑をかけたとしても、

・同僚や他人を悪く言わない

・ミスを隠さない、誠実人

・謙虚な姿勢で医療従事者を支える

・必要があれば同僚をサポートする

こういったことができれば、周囲の人が必ず助けてくれます。

だから大丈夫です。
気楽に、気長にやりましょう。

では。


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