【調剤薬局事務の仕事】体験談からわかる注意点

調剤薬局事務の仕事体験談

今回は、調剤薬局事務の仕事の体験談について、調べてみたので記事にしていきます。

・調剤薬局事務の仕事の体験談を知りたい。

・調剤薬局事務の仕事に興味があるものの、実態を知りたい。

・調剤薬局事務の仕事について良い噂と悪い噂の両方を聞くけど、本当のところはどうなの?

こういった疑問や悩みに答えつつ、調剤薬局事務の仕事の体験談からわかる注意点、気を付けるポイントについて整理していきます。


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【調剤薬局事務の仕事】体験談からわかる注意点は5つ


調剤薬局事務の仕事について下記のようないいイメージばかりを持っている人がいると思います。

・調剤薬局事務の仕事は楽しい

・フルタイム、パートタイムなど働き方が自由

・軽作業が中心で体力的に楽

・医療系の仕事なので安定している

・日本全国どこでも働けるし、徒歩圏内の近所でも職場を探せる

これらは決して間違いでも、嘘でもありません。

しかし、実際、調剤薬局事務の仕事をしている人の体験談を調べるとネガティブなものもあります。

中には、個人的な感情や、誤解によるものもある一方で、いくつか注意するべきポイントがあることが体験談から読み取れます。

今回「調剤薬局事務の体験談」では、先のサイトを参考に情報収集しました。

・Yahoo!知恵袋
・教えて!goo
・発言小町

これらの調剤薬局事務の仕事の体験談からわかる注意点は、大きく分けて5つほどです。

以下でそれぞれについて掘り下げて書いていきます。


調剤薬局事務の仕事の体験談:未経験・無知識だと覚えることが多すぎる


調剤薬局事務の仕事の体験談で最も多いのは、

「覚えることが多すぎる」
「仕事が難しい」
「ミスばかりしてしまう」

といったものです。

特に未経験・無知識で調剤薬局事務の仕事を始めると、右も左もわからないまま仕事を始めることになります。

医療機関はどこも忙しい(忙しいから調剤薬局事務を雇う)ため、ゆっくりと新人研修をして教育してくれる職場は稀。
忙しく実務をこなしながら学んでいくしかないのですが、これがかなり辛いです。


現在、調剤薬局で事務として働いて3ヶ月が経ちます。 あまりにも仕事が覚えられず、毎日先輩に怒られてつらいです。
同じミスを繰り返し、向いていないと感じています。 正直もう、辞めたいです。
今日もたくさん失敗しました。おこらえて悲しいです。。(「Yahoo!知恵袋」より抜粋)


薬局事務に興味があってやっと未経験で採用されました。
まだ2日目なのですが、何が何だかわからない状況です。  患者さんが次から次へとくるので、先輩に教えてもらったり、メモも取る余裕がありません。 このまま仕事をえていける自信が全くないです。(「教えて!goo」より抜粋)

体験談によると、たとえ一般事務の経験があっても、専門的な知識や用語が必要となる調剤薬局事務では大変な思いをしますので要注意ですね。

調剤薬局事務の仕事は外からみていると「楽」なイメージがありますが、専門的な仕事なので実際はたくさん覚えたり、勉強する必要があります。

特に未経験で最初に勤務する薬局は、「どれくらい新人教育をしてくれるか?」が大事になります。

ちなみに、未経験の場合でも、事前に通信講座や独学で関連資格を取得しておくと、「働きながらたくさんのことを覚える」負担は少なくなります。

どういった資格があるか、どのような勉強方法があるのか?といった点について、当ブログ中でも紹介していますので、興味があればどうぞ。

また、通信講座が提供している資料等もよくまとめらえて参考になります。

こちらから無料で資料請求できますので興味があればどうぞ。


 
ここが注意点
・調剤薬局事務の仕事は、はじめは知識をつける必要がある

・業務を通じて学ぶことが多いため、忙しく働きながら仕事を覚える努力と環境が重要


調剤薬局事務の仕事の体験談:薬剤師との関係


調剤薬局事務として薬局で仕事をする場合、同じ職場の同僚は「調剤薬局事務員」または「薬剤師」ということになります。

ご存じの通り薬剤師は、国家資格である「薬剤師免許」をもった、医薬品の専門家。
たいして調剤薬局事務員はあくまで、事務的な仕事をする裏方であり、薬剤師の補助をする立場です。

そのため、あまりにも薬剤師が尊大な態度で調剤薬局事務員に接したり、過剰な失跡やパワハラまがいの扱いをするケースもあるようです。

調剤薬局事務を始めて3か月です。
 なかなか仕事を覚えられる、ミスするたびに薬剤師からひどく怒られます。
 数日前のミスと何度もチクチク嫌味のように言われ、地獄の日々で仕事を辞めようか悩んでいます。(「Yahoo!知恵袋」より抜粋)

調剤薬局事務をしています。
職場で管理薬剤師をしている女性が、性格がきつく癇癪持ちでとても困っています。
気に入らないことがあると物に当たったり、立場の弱い若い調剤薬局事務員や新人薬剤師にひどい態度を取ります。
そのため職場の雰囲気がとても悪く、何人もの新人(薬剤師、調剤薬局事務員ともに)がすぐ辞めてしまいます。(「発言小町」より抜粋)

誤解のないように書いておくと、大半の薬剤師はちゃんと常識があり、調剤薬局事務員とも職場のパートナーとして接します。

ただし、一部の変わり者で癖の強い薬剤師や、異常にプライドの高い薬剤師がいるのも事実。

こういった薬剤師がいる薬局に当たるとたまったものではありません。

調剤薬局事務員の入れ替わりが激しい、求人広告が頻繁にでているような薬局はちょっと怪しんでみた方がいいかもしれません。

もし近所の薬局で、調剤薬局事務の求人が頻繁にでているようであれば、一度患者として様子を見に行ってもいいかもしれませんね。


ここが注意点
・薬剤師は変わり者が多く、立場の弱い調剤薬局事務員は被害を受けやすい

・頻繁に調剤薬局事務員が入れ替わっている薬局は、何らかの問題がある可能性が高い



調剤薬局事務の仕事の体験談:調剤補助ってどこまで?


調剤薬局事務の仕事は「事務」だけではありません。
薬剤師が薬局内で行う調剤作業の補助もメイン業務の一つです。

調剤補助って何って思うかもしれませんが、具体的な例としてはこんな感じです↓

・処方せんに記された医薬品を棚から必要数取り出す(ピッキング)

・一包化した薬剤の数量確認や補助作業(最終確認は薬剤師)

・薬剤を在庫から棚に補充

・調剤・服薬指導済み薬剤の郵送

特に、ピッキングは膨大な種類の医薬品が並んでいる棚から、一つ一つ取り出していく作業ですので、薬剤師だけでやるのは大変。

ただし、ここには法的な縛りがあり、調剤薬局事務はあくまで「補助」の範囲内の作業しか担当できません。

もちろん、薬剤師がやるべき仕事を調剤薬局事務がやってはいけませんし、最終的な責任は薬剤師にあります。

大半の薬局では、この法的な範囲で調剤薬局事務に調剤補助を行ってもらっています。

しかし、時々かなりグレーなゾーンまで調剤補助という名目で、調剤薬局事務員に実施させているケースもあるようです。

調剤薬局事務になって丸2年。仕事を辞めようか悩んでいます。理由は単純に業務が辛いというのがまずあります。
私の場合は、調剤補助を毎日事務員が行います。
補助といいますが、実際はメインで薬をピッキングするのは事務の仕事。
他には一包化作業(粉薬含む)、軟膏の練り合わせ等も事務員がメインで、「これが補助の範囲なの?」と思えてしまいます。
加えて、レセコン入力や、門前のクリニックへ薬を届けたりと非常に忙しいです。
私の考えが甘いのでしょうか?体験談をお持ちの方のご意見を伺いたいです。(「Yahoo!知恵袋」より抜粋)

私は未経験で調剤事務の仕事に就いて現在2か所目です。
最初の薬局では、薬剤師免許のない私に薬剤師資格が必要な仕事を毎日やらせてました(違法)。
一方、今の職場はそんなことはなく、薬剤師含め人間関係良好です。(「発言小町」より抜粋)


また、いくら法的な範囲内の作業であっても、調剤薬局事務員を低賃金で酷使していい「駒」のように扱っているブラックな薬局もあります。

調剤薬局事務をやるにはこういった悪質な薬局は避けたいところです。


ここが注意点
・法的に許された範囲を超えた仕事を、調剤薬局事務員にさせているケースがある

・大量の調剤補助作業を、事務員にさせて酷使する経営方針の薬局がある


調剤薬局事務の仕事の体験談:薬剤師との立場の差が辛い


調剤薬局で事務員として仕事をすると、やはり「薬剤師との待遇差」は気になるもの。

・薬局内での立場・扱いの差

・仕事内容と報酬の差

といった2点に関しては、不満やもやもやを感じている体験談も多いです。

調剤薬局事務員をしていますが、今の薬局を退職したいです。
理由は、人間関係(調剤薬局事務員と薬剤師の扱われ方が違う事)です。
私の職場では薬剤師がとても偉そうにしていて、事務員に対して常に上からの態度をとります。
薬剤師がミスをしても注意で終わりますが、事務員がミスをするとひどく叱責されます。
ずっと我慢をしてきましたし、上の方にも相談しましたが一向に改善されません。
同じ職場の仲間まのに事務員よりも薬剤師さんが大事にされます。限界です。(「Yahoo!知恵袋」より抜粋)

上記の体験談は極端な印象かもしれません。

でもやっぱり、薬剤師は、国家資格ももっているし、それなりにプライドがあります。
また、なにかミスがあった場合は最終的に責任をとるのは薬剤師ですから、どうしても厳し態度をとってしまうものです。

その結果、基本は薬剤師が上の立場・強い立場、調剤薬局事務が下の立場・弱い立場で仕事をすることになります。

ただ、職場によっては非常に雰囲気が良く、薬剤師と調剤薬局事務員がフラットな関係を築いているところもあります。
そうった薬局を見つけることができればラッキーですね。


ここが注意点
・薬剤師と調剤薬局事務員では立場の違いはある程度は仕方ない

・薬剤師と調剤薬局事務がフラットな関係で平和な職場もある


調剤薬局事務の仕事の体験談:薬剤師と比べて給料が安い


一般的には調剤薬局事務のお給料はそれほど高額ではありません。
平均的な年収は250~300万円ですから、中小企業の一般事務と比べるとそこまで悪くはないですよ。

とはいえ、同じ職場で、同じような仕事をしている薬剤師と比べてしまうとその「格差」が辛くなるかもしれませんね。

地域にもよりますが…調剤薬局事務の給料は安いです。
場合によっては地域の最低ラインだと思ってくださいね!
手取り10万円ちょっととかもありえます。
その割に労働時間は長く、倍以上の給料をもらえる薬剤師とたいして仕事内容は変わりません(「教えて!goo」より抜粋」)

この体験談のような感想を持つ調剤薬局事務さんは実際多いと思います。

表面だけをとらえる、薬剤師と調剤薬局事務員は同じような仕事をしているように見えますから。

とはいえ、上でも書きましたが、「調剤業務の最終責任は薬剤師にある」ことは重要なことです。

ぶっちゃけ、調剤薬局事務員は、薬剤師よりもかなり気楽に仕事をしてもらってもOKです。

調剤薬局事務員だから(責任が無いから)、適当に仕事をしても良いということではありませんが、最終責任は薬剤師にあるわけで、調剤薬局事務員にはありません。

給料に見合わない、過度な責任やプレッシャーを感じて仕事をする必要はありません。

逆の言い方をすると、給与に見合わない「過度なプレッシャー」を調剤薬局事務員に課してくる薬局はブラックな職場ということになります。


ここが注意点
・国家資格保持者である薬剤師との賃金格差はある程度は仕方がない

・給与に見合わない責任を調剤薬局事務員が感じる必要はない


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