調剤薬局事務は立ち仕事が多い?辛いときの対処法と合わせて解説

調剤薬局事務立ち仕事
意外かもしれませんが調剤薬局事務の仕事では、立ち仕事が多いです。

「事務」=「座ってPC操作」というイメージかもしれませんが、調剤薬局事務の場合、少なくとも一日中座りっぱなしということは無いですよ。

調剤薬局事務に限ったことではありませんが、座りっぱなしの仕事なのか、立ち仕事が多いのかって結構大事な要素ですよね。

苦労してせっかく調剤薬局事務の仕事についたけど、立ち仕事が多くて辛いとか、逆に座りっぱなしでも腰が・・・なんて事で結局転職なんて嫌ですもん。

・調剤薬局事務って立ち仕事が多いの?

・調剤薬局事務で立ち仕事になるのはどんなケース?

・調剤薬局事務で立ち仕事が多い、または座った作業が中心になるのはどんな職場・ケース?

本記事ではこういった疑問を中心に整理して解説していきます。


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調剤薬局事務は立ち仕事が多いのか?


まず、調剤薬局事務の立ち仕事はどれくらいあるのか?

冒頭でも書きましたが、結論を言うと、調剤薬局事務の仕事ではある程度の立ち仕事があります。

調剤薬局「事務」だからといって、ずっと座ってPCを操作していればいいわけではありません。

立ち仕事が多いと、人によってはかなり辛いと思います。

腰が・・・とか、膝が・・・イテテ・・・と。

座り作業と、立ち仕事の割合については職場によっても異なるのですが、ほぼまる一日、立ち仕事ばかりという場合もあります。

一日の労働時間8時間としてずっと立ちっぱなしだと、大抵のひとはかなりこたえます。

実は私も学生時代に研修で滞在した病院の薬剤部も立ち仕事が多めで、(若いのに)毎日腰が痛かったのを覚えています。

調剤薬局事務の立ち仕事


調剤薬局事務の仕事ってPC入力や文書の管理じゃないの?
どうして調剤薬局事務で立ち仕事がそんなにたくさんあるの?

こういった疑問を持つ人に多いでしょう。

実際、調剤薬局事務の役割として「立ち仕事」が必要な作業は下記のようなものがあります。

・近隣の医療機関への「おつかい配達」

・患者の受付、会計作業

・薬局内の清掃

・備品、資材の搬入、配置作業

・調剤補助業務の一部

あと、そのPC(レセコン)入力さえも、場合によっては立ったままおこなう薬局もあります。

どんな調剤薬局は事務の立ち仕事多い、少ない?見分け方


ぶっちぇけ、調剤薬局事務の仕事で立ち仕事が多いか、少ないかは職場環境に依存します。

基本的には、「立ったり座ったり」する仕事ですが、3割立ち仕事:7割座り仕事の場合もあるし、8割立ち仕事:2割座り仕事の場合もあるということ。

立ち仕事が辛い・・・という人は座り作業多めの調剤薬局働いた方がいいし、逆に座りっぱなしが辛いという人は立ち仕事多めの職場で調剤薬局事務として働きたいはず。

なんとか就業前に見分けておきたいですよね。

ここでは、調剤薬局事務の立ち仕事が多いか、少ないかを見分ける方法を書いて置きます。

立ち仕事が多い薬局のざっくりとしたポイントは、下記のようなものにあてはまるケースです。

・薬局の面積が小さい

・薬局が忙しい

・調剤薬局事務員(および薬剤師)が少ない

ちょっと解説していきましょう。

実際に薬局を訪れてみれば、従業員が立ち仕事が多いのか、そうでないのか見当がつくこともありますね。

立ち仕事が多い調剤薬局事務の職場:薬局の面積が狭い


従業員や患者数の割に面積が狭い、最小限のスペースしか確保されていない調剤薬局だと、立ち仕事が多くなります。

理由は、単純にスペースの問題で、椅子や机を十分に置けないから。

従業員全員分の椅子が無い、あるいは椅子があっても座るとほかの人の動線上にあって邪魔だったりと、なかなか座りずらい環境にあります。

レセコンの入力も立ったまま行っている薬局もありますよね。

患者が来ない時間帯も、薬剤師や調剤薬局事務員が立ってたりします。

ずっと立ち仕事だと、腰が悪い人や膝が弱い人だと厳しいです。

立ち仕事が多い調剤薬局事務の職場:薬局が忙しい


周辺をクリニックに囲まれていて、規模の割に処方箋枚数が多く「忙しい」薬局だと、調剤薬局事務の仕事は立ち仕事になりがちです(経営者としてはウハウハ)。

ひっきりなしに患者が来るので受付したり、ピッキングしたり、調剤したりと大変。

レセコン入力の専任担当となればずっと座りっぱなしですが、そうでなければ、忙しく動き回る毎日です。

調剤済み医薬品の配達や、在庫の無い医薬品を近隣の薬局に届けたり、取りに行ったりと「お遣い」に走ったりして、座る暇がありません。

こうなってくると、中途半端に座ってもすぐ立つことになるので、割り切って一切座らない調剤事務員さんもいますね。

立ち仕事が多い調剤薬局事務の職場:調剤薬局事務員(および薬剤師)が少ない


従業員の少ない薬局だと、立ち仕事が多めになることがあります。
薬剤師と調剤薬局事務あわせて2~3人といったケースでは、雑用含めて広い範囲の業務をこなさないといけません。

受付や調剤補助、レセコン入力に加えて、清掃、片付け、ゴミ出し、業者や電話の対応等々・・・。

広い範囲の業務を担当すると、どうしてもたくさん動き回ることになりますからそれだけ座る時間は減るでしょう。

もしも「超暇な」薬局だった場合は、座って休憩する時間が沢山とれますが、これは例外的なケースですね。


調剤薬局事務の立ち仕事が辛い時の対処方法


調剤薬局事務として働きだしたものの、思ったよりも立ち仕事が多くて辛い!

こういった悩みを抱えている人が時々いますね。
腰や膝が・・・でもせっかく調剤薬局事務になれたので、別の仕事をするのももったいないです。

ここでは、調剤薬局事務の立ち仕事が辛い時の対処方法というか対策のアイデアを書いておきます。


調剤薬局事務の立ち仕事が辛い時の対処方法:担当業務


どうしても調剤薬局事務で立ち仕事が辛い場合、座って作業をする業務を主担当にしてもらう、という方法があります。

薬局の規模にもよりますが、複数の調剤薬局事務員が勤務している場合は分業制をとっているところもありますから。

ただし、座り作業がメインとなるのはPCを使ったレセコン入力になります。

レセコン入力のスキルや、調剤報酬算定の知識・資格があれば、そういった業務の担当になれる可能性も高くなりますよね。

調剤報酬算定の勉強は通信教育なり、独学で市販のテキスト使うなりいくらでも方法はあります。

ヒューマンの通信講座『調剤事務』

調剤薬局事務の立ち仕事が辛い時の対処方法:服装


調剤薬局事務での立ち仕事は、下記のようなものです。

・受付対応

・ピッキング

・掃除、ゴミ捨てなどの雑用

・配達などのお遣い

制服がある場合は難しいですが、私服+白衣で仕事ができる調剤薬局事務なら、服装次第で立ち仕事の苦痛も多少和らぎます。

基本的にはタイトなスカートやシャツは避けて、動きやすいラフな格好がいいでしょう。

最低でもパンツスタイルにするべき。

ぶっちゃけ白衣があれば、薬局の方針によっては下には何を着ていても問題なかったりします。

ド田舎の調剤薬局に勤務している、友人の薬剤師は毎日スエット・部屋着で勤務していますからwww

調剤薬局事務の立ち仕事が辛い時の対処方法:靴


立ち仕事の負担を和らげるために最も重要(と私が感じている)ものは、「靴」です。

靴だけで、腰や膝への負担が大きく変わってきますから。

靴底がクッション性があって、ある程度の厚みがあるもの
足を無理に締め付けず、フィットするもの
柔らかくて、足の動きになじむもの

こういった靴がいいです。

というか、結論としては、スニーカーがいいです。

amazonで2000円くらいの、スポーツ用スニーカーを買って、職場ではそれを履くようにしたらいいですよね。

スニーカーがカジュアルすぎるなら、ナースシューズあたりがお勧め。

パンプスやヒールなんて絶対やめましょう。


調剤薬局事務は立ち仕事が多い?辛いときの対処法と合わせて解説【まとめ】


ということで、今回は「調剤薬局事務って立ち仕事が多いの?」という疑問・不安について整理、解説しておきました。

結論としては、薬局の方針や環境にもよりますが、調剤薬局事務の仕事では、ある程度のボリュームの立ち仕事があることを想定した方がいいですね。

「調剤薬局事務=座ってPC入力」というイメージは、多くの場合裏切られます。

どうしても立ち仕事が辛い場合は、下記のような「立ち仕事が多そうな薬局」を避けて求職しましょう。

・薬局の面積が小さい

・薬局が忙しい

・調剤薬局事務員(および薬剤師)が少ない

場合によっては、分業制の薬局で、調剤報酬の知識が豊富だったり、PCに強いと、レセコン入力の専任担当になれることもあります。

あとは、立ち仕事による肉体的な負担を少しでも軽減するために、服装や靴を工夫することがおすすめです。

それでは。


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