調剤薬局事務の勉強は難しい?落ちたらどうするべきか解説

調剤薬局事務資格勉強難しい落ちた
調剤薬局事務の関連資格の勉強、難易度について今回は書いていきます。

調剤薬局事務の仕事に興味があって、関連資格の勉強をしているものの、

・調剤薬局事務の資格試験の勉強が難しい、受かる気がしない

・実際に調剤薬局事務の資格試験を受けたけど落ちた!

・調剤薬局事務の資格試験の勉強法がわからない

といった、悩みや問題を抱えている人も多いかと思います。

本記事では、「調剤薬局事務の勉強が難しい、受かる気がしない」あるいは「調剤薬局事務の試験に落ちた、どうすればいい」と行き詰っている人のために、対応策を整理して解説してきます。

また、これから調剤薬局事務の関連資格に挑戦しようか迷っている人の参考にもなれば幸いです。


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調剤薬局事務の勉強、資格試験は難しい?


まず、初めに書いておくと、「調剤薬局事務の資格試験は勉強しないと難しい」です。

独学で学ぶ人もいれば、通信講座を受講して試験に臨むひともいますが、いずれにしてもしっかりと勉強しないと不合格、落ちてしまうでしょう。

調剤薬局事務の資格を「たかが民間資格」「取得しても就職で有利になるものではない」という人もいますが、それでも薬や関連法規に関する専門知識がないとちんぷんかんぷんでしょう。

一般常識を問うような試験ではありませんし、趣味の営業でとる資格のような適当な内容ではないからです。

調剤薬局事務の勉強、資格試験で問われる内容


調剤薬局事務の関連資格は複数ありますが、主なもので、下記の7つがあります。

・調剤報酬請求事務技能認定
・調剤薬局事務検定試験
・医療保険調剤報酬事務士
・調剤報酬請求事務専門士
・調剤事務管理士
・調剤事務実務士
・調剤薬局事務士

調剤薬局事務 関連資格 概要表

いずれも、調剤薬局での業務、関連事務に必要な知識、法規、接遇に関する内容となっています。

共通していることとしては、学科試験と実技試験があるということ。
実技試験では、レセプト作成の問題が出ます。

レセプト作成では点数計算などがしっかりできないと難しく、この部分の勉強でつまづいて、試験に落ちる人が結構いるのです。

あとは、試験によって独学での受験が可能なものと、指定の講座(ユーキャンの通信講座など)を受講しないと受験できないものがあります。

調剤薬局事務の難易度は資格試験によって違う


上で挙げた、調剤薬局事務の関連資格の試験ではテキストや参考書の持ち込みが許されています。

「なーんだ、じゃあ簡単じゃん」と思うかもしれませんが、それは違います。

持ち込みを前提として、問題が出題されるということなので、そもそも問題自体は難しいのです。

実際、難易度の目安としての合格率は、簡単なものなら90%以上のものもありますが、調剤報酬請求事務専門士1級のように合格率20%程の難関資格もあります。

ちなみに独学で受験でき、とりあえず調剤薬局事務の資格を取っておきたい人は「調剤事務管理士」当たりがおすすめですが、こちらは合格率が60%程。

10人中3~4人は不合格になる計算ですね。

あくまで1発合格しようとした場合、ちょっと難しく感じるかもしれません。
しっかりと勉強して2回、3回と受験して、みんな合格できるレベルといった感じですね。


調剤薬局事務の資格試験に落ちた!どうすればいい?!


これらの調剤薬局事務の資格試験に挑んだものの落ちた、不合格になった!ということもあるかと思います。

そういった場合、再チャレンジをするのが普通の流れかと思いますが、闇雲に試験だけ受け続けても合格できる保証はありませんよね。

受験料も馬鹿にならないし、モチベーションも下がっていってしまいますので、はや合格してしまいたいところ。

一部の試験については、通信講座を受講→修了したら、「一定の期間中なら」在宅試験が受けらえるといったものもありますからね。

そこで、調剤薬局事務の資格試験に落ちた場合に、どうすればいいか?といった点です。

具体的には下記の3つのいずれかの対応をとることになるでしょう。

・調剤薬局事務の資格試験に落ちたら勉強法を見直す

・「別の」調剤薬局事務の資格を目指して勉強する

・調剤薬局事務の資格試験に落ちたらそのまま諦める

これらについて整理、解説していきます。

調剤薬局事務の資格試験に落ちたら勉強法を見直す


一番シンプルな対応としては、勉強しなおして、再トライするというものです。

このとき、すこし勉強法を見直した方がいい場合があります。

調剤薬局事務に限らず資格系の勉強に真面目な人が取り組むと、「自分できれいにまとめたノート」を作るのに時間と労力をかけて勉強した気になってたりします。

それはそれでもいいのですが、あまり効率的ではありません。

この手の試験の場合、ある程度の知識が頭に入ったら、ひたすら実践に近い形で問題を解きまくる、というのが効果的な勉強法です。

試験は教材持ち込みOKですので、「この事は、テキストのあのあたりに書いてある」といった感覚がつくまでやりましょう。

特に実技で問われる、レセプト作成の例題や問題はしっかり、重点的に対策をしておきましょう。

問題演習がたくさん付いているテキストを買うのがポイントです。


「別の」調剤薬局事務の資格を目指して勉強する


調剤薬局事務の資格には非常に難易度の高いものもあります。

例えば、調剤報酬請求事務専門士1級なんかを取得している人はかなり稀ですし、知識も豊富です。

とはいえ、調剤薬局事務の関連資格はいずれも、「就職に直結する」ものではありません。

ぶっちゃけ、あまり難しい資格に挑戦しつづけて時間と労力をかけてもリターンが見込めなかったりします。

メジャーどころの資格を、何か一つもっていれば十分というケースが多いのです。

だから、もしも、不合格となった調剤薬局事務の資格試験よりも難易度が低いものがあれば、そちらの資格へ目標を切り替えるのもありです。

出題内容や範囲は、調剤薬局事務の関連資格であればどれも大差ないので、すでに勉強したことも無駄になりません。

調剤薬局事務の資格試験に落ちたらそのまま諦める

  別記事でも書いていますが、調剤薬局事務の業務を行うのに資格は必須ではありません。

調剤薬局事務の資格はいらない、必要ないの?資格取るならどれがいい?

調剤薬局事務の関連資格を取れば、

 ・無資格の未経験者よりは多少就職に有利
 ・基礎的な知識がつくので、仕事を始めた後が多少楽になる

といったメリットがあるだけです。

ぶっちゃけ、資格がなくても、運よく未経験・無資格で調剤薬局事務として採用されることはあります。

苦しんだり、同僚に助けられながら、知識ゼロから何とかやっていける人もいます。

なので、調剤薬局事務の資格試験に落ちたら、そのまま諦める。
そして、その後は無資格で調剤薬局事務として求職するのも一つの選択肢です。

もちろん、全く別の仕事をしてもかまいません。

どうしても調剤薬局事務の資格試験に合格できない、落ちたらモチベーション下がってやる気なくなったといった人は、こういった対応についても考えてみましょう。

調剤薬局事務の勉強は難しい?落ちたらどうするべきか解説【まとめ】


以上、まとめますと、調剤薬局事務の資格試験は、きちんと勉強しないと難しいです。
適当にやってたら、落ちてしまうでしょう。

なので、目指すならしっかりと勉強を。

それでも落ちた場合には、下記の3つの対応のいずれかをとることになります。


・勉強法を見直して、再トライする

・もっと難易度の低い、ほかの調剤薬局事務の資格を検討してみる

・諦める

個人的には2~3回位までなら、勉強しなおして再挑戦すればたいていの人は合格できるかと思います。

とはいえ、あまりにも無理ゲーだと思えたなら、難易度を下げるか、いっそ辞めてしまうかといったことも考えなければいけません。

働いて、お金を稼ぐために資格を取るわけですから。
資格とっただけでは、1円にもなりませんよね。

では。


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