研修医給料手取り額って結構良いよ。薄給だったのは昔の話だよ


医者と言えば給料が高い職業の代表です。

勤務医であっても、平均年収が1200万円を超えています(参照:賃金構造基本統計調査 2017年 厚生労働省

まーその分、医者になるのも、医者としてやっていくのも難易度が高いのですが。
それに、一人前の医師になるにためには、大学で、6年間医学部で勉強して、医師国家試験に合格したのちに、「研修医」としての臨床研修を経ないといけません。

この間は一人前の「医師」としては認めらえてませんので、当然給料も少ないのです。

大学受験の競争を乗り越え、医学部の厳しい勉強に耐え、難関な医師国家試験に合格してもまだ、「給料が高い医師」という立場には到達できないのです。

よく医療系ドラマや漫画なんかで「研修医」が忙しく奮闘したり葛藤したりする姿をテーマにしてたりしますよね。

ああ、医師なのに貧乏で激務…なんということでしょう。

では、研修医の給料、手取り額ってどれくらいのなのでしょう。
本記事では、最近の研修医制度と、給料、手取り額の実態について整理しています。





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研修医は激務で薄給?手取りはわずかで貧乏という噂

研修医は正規の医師ではありません。
でも、一応、研修医としての勤務先とは雇用関係にあるため、一定の給料が支払われます。

しかし、研修医を題材にした漫画やドラマをみていると、研修医は薄給、貧乏で…とうシーンがよくでてきますね。

さらに先輩医師にはこき使われ、患者にはいじめられ、看護師からは見下されて…。
さんざんな目にあっている印象があります。

給料は低く、激務でストレスだらけ…それが研修医。
でもこれは過去の姿なのです!

研修医の給料が超低いというのは昔の話

実際、昔の研修医制度(1968年スタート)では、研修先の病院からの給料はスズメの涙だったケースもありました。

あくまで「研修」として学ぶ立場だから、少しでも給料があるだけありがたいだろ。
そんな考え方です。

でもそうすると、医師で、朝から晩まで働いて、手取り額がたったの数万円…なんて状況です。
コンビニアルバイトの方が割がいい。

そこで、多くの研修医は、他の病院で夜勤のアルバイトをしたりして生活していました(家庭が裕福であれば、仕送りしてもらったり)。

しかし、2004年の法改正により、これらの「研修医」としての不幸な待遇は改善されました!
少なくとも給料・手取り額については、劇的に変わったのです!

そもそも研修医が手取り給料少ないと怖いでしょ。旧臨床研修制度は問題あり。



そもそも1968年にスタートした研修医の制度(臨床研修制度)はそれ以前に存在していたインターン制度をもとにしています。

当時インターン制度では、医師免許を取得前の学生が、無給で行うものでした。
しかし、医師免許を持たないものが、インターンとはいえ患者の診療に関わるべきではありません。
そこで、医師免許取得「後」に、臨床研修を行う制度に変わったのす。
これはすべての医師が行う義務ではありませんでした。

しかし、多くの医師の卵たちは、将来のキャリアや就職先を考えて、薄給で激務の研修医期間を経るのが通常になっていました。

大学病院や、規模の大きい病院では、多くの研修医を「安い労働力」として抱え込んでいた実態もあります。

でも、これって大きな問題ですよね。

研修医を題材にした少し昔の漫画やドラマでは出てくることがあると思いますが、
朝から晩まで働いた研修医が、安い手取り給料をもらって、生活のためにアルバイトで夜勤をして急患対応。
そして、そのまま研修先で患者を診る。
はっきり言って患者の立場からしたら怖すぎる。

医療ミスが起こってもしかるべき状況ですよ、これって!

一方で、義務ではないから、研修医の手取りでは生活できないからといって、「医師免許取得直後に(「臨床研修」を経ずに)勤務医として患者を診るのも怖い!

旧臨床研修制度は問題ありだったんですよ。
まちがいなし。





法改正で研修医の待遇改善!手取りは?

上記のような問題、経緯があって、2004年に法改正となって現在の臨床研修制度がスタートしました。
主な改正点としては、

  • 医師免許取得後の2年間の臨床研修(初期研修)を義務化
  • 初期研修後の後期研修(3~5年)を設置
  • 適正な給与の支給
  • 研修中のアルバイトの禁止
  • 自身で研修先を選択(マッチング制度)

といったところです。

2003年は平均265万円であった研修医の平均給与は、この制度の導入直後の2004年度には平均365万円になっています。

地域や病院の規模によっても異なりますが、現在の研修医の平均月額給与(初期研修医)は安いところでも20万円前後、手取りは15~18万円くらいは確保できるようになっているみたいです。

まーこれくらいの手取りがあれば、十分生活はできますよね。
アルバイトはしなくてもよくなりました。





研修医でも結構いい給料・手取り。やっぱ医者って勝ち組



初期研修の研修医の給料の最低ラインが月額20万円くらい、手取りが10万円台です。

地域によってはもっと給料・手取りが高いくなります。
だいたい初期研修の平均年収が400万円で、手取り給料としては310万円くらいです。
後期研修医だと、平均年収が800万円で、手取り給料は590万円くらいになります。

医師=高年収という構図とは少し異なりますが、これって、世の中の若者の給料・手取りと比べると結構いい給料ですよね。

多くの若者がブラック企業で、薄給・長時間労働・パワハラに耐えていたりします。
非正規で働いて、決して多くない給料から、制服代やら交通費やらを差し引いたら実質の手取りは数万円…なんて人もいます。

2004年以降、研修医の待遇は改善され、一人前の医師ほどではないにしても、世間の人と比べると研修医でも結構いい給料・手取りが貰えています。

やっぱり医者って勝ち組ですよ。

研修医の給料・手取りは地方ほど高額

ちなみに、研修医の給料・実質の手取り額は地方の方が高額になっている傾向があります。
これは、地方(おもに過疎化地域)での医師不足によるものです。

かつては、都心の大病院では研修医を「給料の安い労働力」として抱え込み、代わりに一人前の医師を地方の系列病院に派遣していました。

しかし、2004年の法改正以降、それが出来なくなったのです。

ちゃんと給料を払わないといけないから、使えるかどうかわからない研修医をそれほど抱え込む余裕がないんですね。

その結果、地方の系列病院では、医師不足が加速するわけです。

一方で、研修医が、自身で研修先を選択できるように(マッチング制度)なっています。

そのため、「研修医でもいいから来てほしい」という地方の中規模病院は、研修医の報酬額を高額に設定して、人を集まることになるのです。
うまくいけば、その地域が気に入って、研修期間終了後も地方にとどまってくれるかもしれませんからね。





研修医期間が終わったら給料、手取りはどうなる?



さて、研修医でもそれなりに高額な給料、手取り額がもらえる医師、最高ですね。
ちなみに、研修医の期間が終わったばかりの新「一人前」医師の給料と手取りってどれくらいなんでしょう。

初期研修医が終わった「後期研修医」は平均年収が800万円(手取り額590万円くらい)と先ほど書きました。
後期研修が終わった研修医は、卒業後5~7年ほど経過しています。
年齢的には、だいたい30歳台前半から後半です。

この年齢の医師の平均年収は1000万円~1300万円です!
手取り額だと720万円~920万円ほどになります!

一般企業のサラリーマンが30歳台でこの給与・手取りに到達できるのはほんの一握りの大企業または外資系企業の勝ち組でしょう。

しかも医師の場合、その後給与は上昇し、40歳台後半で平均年収1300万円~1500万円(手取り額920万円~1020万円)、50歳台後半で平均年収1800万円(手取り額1200万円)となります!

このレベルになると、手取りと額面年収の差がありすぎてわけわかりませんが、これが医師の世界です!

質問:研修医期間が終わったら給料、手取りはどうなる?
答え:額面給与も、手取り額も、納税額もうなぎ上りでわけわからんけど、ウハウハ

ということでした!以上!

では!






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