ブログ過去記事のリライト:効率的なやり方は?SEOに効果有り、失敗しない方法と注意点

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ブログの過去記事ってリライトしていますか?

過去記事のリライト、すなわち、すでに公開済みとなっている記事の更新や書き直し、加筆ですね。

ブログにおいて過去記事のはSEO的効果も期待できるし、記事の質を向上または維持して、読者に満足してもらうためには必要なことです。

とはいえ、ブログでは新規記事を定期的に更新するだけでも大変で、なかなか過去記事のリライトまで手が回らないという人も多いのではないでしょうか。

副業ブロガーの私も、正直なかなかがっつりと、過去記事をリライトする時間や体力がありません・・・

ブログ運営が長くなると、それなりに過去記事も増えてきますから、かなり効率的にリライトできるような工夫も重要になってきます。

それに、リライトに失敗してむしろアクセスが低下・・・なんて、辛すぎる。

そこで、本記事では、ブログ過去記事のリライトの要否、および効率的なリライトのやり方について書いていきたいと思います。

SEOに効果があって、かつできるだけ労力を書けずに失敗しない方法について、注意点とともに整理していきますので、参考になれば幸いです。



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ブログ過去記事のリライトは必要か


冒頭でも書いたように、ブログの過去記事をリライトすることはいくつかのメリットが見込めます。

長期的に読者の支持を得たり、ブログを成長させていくためには必要な作業になりますね。

多くの先輩ブロガーたちが「ブログの過去記事のリライトはしたほうがいいよ」と言っていますし。

ブログの過去記事をリライトしたほうがいい具体的な理由はとてもシンプルで、

・ブログ過去記事は公開してから、数ヶ月あるいは数年経つと情報が最新のものではなくなってしまう

・ブログ運営者のライティングスキルは時間の経過とともに向上しているから、書き直しで質が向上する

・記事公開同時に存在しなかったライバル記事向けの対策を施して、検索順位を維持するため

と、いったごくごくまっとうなものです。

ところが、ブログ運営をしていると、新規記事の公開が第一優先と考えてしまい、過去記事のリライトは、手を付けるのが億劫になりがちです。

これについては、一度、「リライトによってアクセスが増えた」という実体験があれば、有効性や重要性が分かり、過去記事をリライトするモチベーションもあがるのですけれどね。

ブログで成果出す魔法のテクニックは無いです
とはいえブログを始めた頃は
✔キーワード選定方法
✔キーワードをタイトルとh2タグに入れる事
✔リライトが効果的である事
さえ知らなかった

当時からしたら十分魔法のテクニック

私も、当ブログの記事のうちいくつかはリライトをすることで、特定のキーワードに対する検索順位が改善された経験があります。

ざっくり500記事以上書いてきて思うのは、やっぱりリライトは SEO上効果的ですし、やり方を間違えなければ効果手にブログのアクセスを増加させることができる方法だと感じています。

なので、「ブログ運営において、過去記事のリライトは必要な作業である」という点に激しく同意します。

ブログ過去記事のはリライトが前提でも良いくらい


もっというと、ブログ運営では「リライト」前提で、新規記事を公開するくらいの「リライト有りき」戦略でも良いくらいです。

だって、ブログの場合、一度記事を公開したからといってその後いくらでもリライトをすることができますよね。

あたりまえじゃん、と感じるかもしれませんが、実はYoutubeなどではこうはいきません。

ブログのようなテキストベースの情報だからこそ、一部分だけをささっと更新したり、加筆することが簡単にできるんです。

✔SEOを意識
✔キーワード選定
✔良質コンテンツ
✔最低2000文字
✔SNSも意識

そんな事ばかり気にしてたら初心者はなかなかブログ記事書けません

未完成でも記事を公開しましょ
後でリライトできるから
それがブログのいい所

記事を公開したまま、ほぼダウンタイムなしで更新できるので、読者にとって何ら不都合はありません。
これは、ブログという媒体における、読者にとっても、運営者にとっても、大きなメリットとなるものです。

読者目線でいうと、記事が公開されたまま、ほぼダウンタイムなしで更新がおこなわれますよね。

執筆する側としても、作業は簡単ですし、そもそも新規記事として公開する際には、「完璧な記事」をはじめから用意する必要がないということ。

例えば、ブログ記事の完成度は50%や60%くらいでもOKなんです。
記事を公開してから、アクセスや読者の反応を見ながら改良していく、というスタイルで運営していくことだってできます。

もし、ブログという媒体が「リライト」できないものだったとしたら、ブロガーは、完璧な記事を公開することに固執しないといけなくなります。

これでは、なかなか記事を量産していくことができませんし、成功するハードルがぐんとあがってしまいます。

「未完成でもいい「、「後でリライトすれば良い」という気持ちでどんどん記事を公開していく方が、ブログの成長は加速するというのは言うまでもありません。


ブログの過去記事リライト失敗することもある


ここまでブログの過去記事リライトのメリットと、必要性を書いてきました。

しかし、実は、リライトは慎重にやったほうが良いケースもすくなくありません。

特に、そこそこのアクセスを集めている過去記事のリライトをする場合、もしもリライトに失敗してしまうと、かえって検索順位が下がってしまい、アクセスが急減することもあるのです、

・Google から高く評価されていた部分を書き換えてしまう

・リライトした結果、ライバル記事と似たような表現になってしまい、記事の独自性が失われてしった

・情報を深堀して追加した結果、マニアックな記事なってしまい読者の離脱率が高まってしまった

・記事の論点が変わってしまい、一部のキーワードに対する検索順位が下がってしまった

こういった、リライトの失敗はアクセスを失うだけでなく、貴重な時間と労力も無駄になってしまいますね。

SEO対策として効果的なリライトの方法


それでは、SEO対策として効果的なリライトの方法を簡単に書いておきます。

基本的に、ブログ過去記事のリライトをする際に行う作業としては、下記のようなものになります。

・記事の情報量を増やす

・記事中の段落を増やす

・誤字脱字の訂正

・主張を変える、肉付けする

全てやってもいいし、一部だけ行ってもいいと思います。

すこし詳しく見ていきましょう。


情報量を増やす

 
Googleによる記事、コンテンツの評価指標に「情報の網羅性」というのがあります。

もしも、あるブログ記事が狙ったキーワードで、思ったほど検索順位が情報上昇していない場合、記事中の情報量を増やしていくというのが、リライトの方向性の一つになります。

このとき、全く関連性のない情報を記事に加えても、Googleの評価は上がりません(むしろ下がります)。

基本的には「関連のある周辺情報」を入れていくことが効果的です。

私の場合、ブログの過去記事のリライトに当たり、下記のようなツールを使って「どういった情報を関連情報として加えていくべきか?についてある程度ヒントを得ています。

ヤフー知恵袋で狙っているキーワードを検索して、類似のQAをざっと見ていく
狙っているキーワードをGoogleの検索窓に入力し、関連するサジェストワードを確認する

他には、ブログ記事を公開してある程度時間が立っている場合には、リライトの際に「最新の情報を入れる」ことも効果的です。

何かのキャンペーンやセール情報は定期的に更新されますし、過去の情報しか掲載されていないサイトだと定期的な固定ユーザーの訪問は見込めません。

ブログ過去記事のリライトを行った場合、たいていは記事本文の文字数が増えると思います。

ブログ記事の文字数については諸説ありますが、基本的に記事の文字数が増えることは SEO では有利であると考えられています。

あまり、無駄にダラダラと文章を書くのは良くないです、必要な情報であればどんどん追加していくことで、記事の質が高まり、サイト全体の評価も上がっていきます。

あとは、過去記事のリライトのタイミングで画像を入れるのも有効です。

ブログ記事は、テキストだけではなく写真や図解のような画像を入れることでも、「記事の情報量」を増やすことができます。

テキストばかりの記事よりも、画像があるほうが読者にとっても理解が進みやすく、「見やすいサイト」になるのもメリットですね。
 

段落を増やす


上述した、「ブログ記事の情報を増やす」というリライト方法にも似ているのですが、記事中の「段落を増やす」というのも、ある程度有効なリライト方法になります。

このリライト方法の最大の狙いは、単純に「段落が増える= SEO上重要なh2やh3タグが増える」というものです。
リライトによって追加されたh2やh3タグに、狙っているキーワードを含めること、クローラがそのキーワードと関連の高い記事だと判断してくれることがあるからです。

また、段落を増やすことで、記事のまとまりと店テンポができて、読みやすくなるという読者視点でもメリットも。

もちろん、数十文字ごとに段落を区切るといったことはやりすぎですが、ブログの過去記事に、長すぎる段落がある場合、リライトで積極的にタグをつかって段落分けをするようにしましょう。

誤字脱字を訂正する


シンプルなリライトの方法ですが、「誤字脱字を訂正する」というポイントもあります。

副業としてブログを運営している場合、なかなか集中した時間が取れずに、どうしても誤字脱字の入った文章を書いて、公開してしまうことがあります。

過去記事をリライトする機会は、これらの誤字脱字を修正することもやっていきましょう。

単純に、記事が読みやすくなりますし、読者からの評価や信用も高くなるはずです。

また、時々、狙っている 大事なキーワードや重要なタイトル・タグ部分に誤字や脱字をしてしまっていることがあります。

こういった場合、ささっと修正するだけで、ダイレクトにSEO上ポジティブな影響が出ることもあります。


主張を変える、肉付けする


気合を込めて、たくさん情報を入れて、長い記事を書いたにも関わらず、狙ってるキーワードでなかなか検索アクセスが来ないことってありますよね。

この場合、記事に書いている内容や主張の方向性が、すでに先行して公開されているライバル記事と重複しているというパターンが考えられます。

そのため、こういった過去記事をリライトするなら、ライバル記事と「別の角度の見方」や「ライバル記事と異なる新たな視点」で考察を加えると効果ありです。

そのために、ライバル記事の研究や、時には自身の主張を曲げてでも記事をリライトしていくことが必要です。

またた、同じ主張であったとしても、リライトの際に、他のブログを引用・主張の裏付けとなる根拠を追記するで、読者の評価や検索順位が上がることもあります。

失敗しないリライトの注意点


このようにブログの成長やアクセスアップ、過去記事の有効利用に欠かせない「リライト」作業ですが、冒頭ですこし触れたように、「失敗してしまう」ことも有ります。

リライトでは下記のような失敗がありえますので、注意して行いましょう。

複数のキーワードから流入のあった過去記事をリライトした結果、全体のアクセスが減った


リライトでは一部のキーワードでの検索順位は上がったものの、その他のキーワードでのアクセスが減った、というのはよくあることです。

重視すべきキーワード(アクセスが見込めるキーワード、狙うべきキーワード)をしっかりと確認してリライトをしましょう。

Googleサーチコンソールを利用すれば、特定の記事についてどういったキーワードでアクセスを獲得できているかわかります。

リライトを頻繁にやりすぎて、効果があるのかどうかわからない


記事を公開してから、Googleの評価と検索順位が安定するまで最低3ヶ月はかかるといわれています。

この期間は、サイトを訪問した読者の行動(どのキーワードで到達したか、クリック率・滞在時間)データをGoogleが集計している期間になります。

そのため、あまり頻繁にリライト作業をおこなうと、いつまで経ってもGoogleの評価が確定しない、効果が見えないといった自体に陥ります。

これでは、自分が正しい方向性でブログ過去記事のリライトができているかどうかわからなくなってしまいますね。

また、もう少し待てば Google の評価が確定して、検索順位が上がる・・・にもかかわらず、焦って手を加えてしまうことにもなりかねません。

記事を公開してから、3ヶ月程度経ってからリライト、その後の再リライトまでまた3ヶ月程度、といった具合に様子をみながら作業していくのがいいでしょう。


情報の網羅性を重視するあまり、ライバル記事と似たような記事になる


ブログ過去記事のリライトで、「情報の網羅性」が重要だと書きました。

これは、ある程度経験値のあるブロガー、アフィリエイターの間では周知、常套手段になっています。

そのため、特定のキーワードについては、検索上位にある複数の記事がすでにほとんどの周辺情報を網羅し尽くしているケースもあります。

こういったキーワードでは、いくら過去記事をリライトをしても、すでに新しい情報がないということもしばしば起こります。

そのため、ちょっと極端でもいいので反対の意見や、独特のかわった表現をいれていく必要があります。

ただし、このような場合には、そのキーワードで上位表示することを断念するという決断も重要(そもそも狙うべきキーワードではなかった)。

あまり一つのキーワード、一つの記事に労力を割かないというのも、ブログ運営テクニックのひとつですから。

 読者が必要としない情報は入れない


過去記事のリライトで、情報量を増やすのは有効ですが、あまりに内容を深堀した結果、非常にマニアック、あるいは独りよがりな記事なってしまうことがあります。

極少数の読者の支持は高まるかもしれませんが、普通の読者にとってマニアックすぎる情報は雑音でしかありません。

きっと、記事の離脱率が高まったり、滞在時間が短縮されてしまうでしょう。

こういった事態をさけるためにも、「ほどほど」で「万人受けする」程度の情報に留めるように注意しましょう。

もともとの記事のトピック、論点は変えない


あまりにアクセスのない過去記事だと、リライトの際に記事トピックや論点ごと、ごっそり替えてやりたくなります。

すでにある文章をうまく転用して、こういった大規模なリライトができれば良いのですが、初心者がこれを無理やりやると、不自然な記事が出来上がってしまいます。

そのため、リライトはあくまでリライトの範囲にとどめて、無理やり過去記事のトピックや論点を変えないほうがいいでしょう。

どうしても、別トピックと取扱いたい場合は、いっそのっこと別記事として書くべきです。


効率的に過去記事をリライトしたいなら


そうはいったものの、普通のブロガーは、過去記事のリライトにかけられる時間も限られています。

できるだけ、効率的にリライトを済ませて、新規記事の作成に時間を糖化したいところです。

特に、副業ブロガーなどで時間的な余裕がないなら、大規模なリライトは、これぞという、気合の入った過去記事に限定するべき。

それ以外の過去記事は、SEO上、重要視される部分のみを重点的にリライトするのが効率的です。

具体的には、過去記事中の下記の部分のみをリライトしていくのがいいかと。

・記事タイトル

・h2タグ(見出し)

・記事冒頭部分 

これらの部分に含まれている、キーワードの数および、キーワードそのものを最適化するように見直していきましょう。

「キーワードの数を増やす、または減らす」

「より難易度の低いキーワードに狙いを変更する」

「より検索ボリュームの多いキーワードに狙いを変更する」

といった視点でリライトをすれば、最小限の労力で、効率的に過去記事をリライトできます。


リライトが必要ない記事を書くことも重要


ここまで、ブログ過去記事のリライトの重要性や、注意点なんかを綴ってきました。

「リライト前提でブログ記事を書いてもいいくらい」なんて上の方で偉そうにかいていますがが、ぶっちゃけ、過去記事のリライトはしんどいです。

私の場合、いままで500記事以上執筆し、500記事近い記事が公開状態になっています。

これくらいの規模のブログになってくると、それら全てをリライトしてメンテナンスし続けることは容易ではありません、というかできていません。

リライト前提で新規記事公開してたら、時間がいくらっても足りませんよ。

そのため、ブログの過去記事のうち、リライトが必要な記事そのものも最小化したいところ。

というか、リライトが必要ない、必要性の低い記事を狙って書くことも検討しないといけなくなってきます。

たとえは、更新不要の普遍的なテーマや情報を取り扱う記事であれば、最新情報への更新というリライト作業から開放されますよね。

これは、トレンドブログ記事とは対極を行く方針です。

また、そもそもブロガーが取上げることの少ないテーマを取り扱うというのも有効かと。

競合ブロガーが過去にも、将来にも現れないニッチなテーマであれば、少々古い情報も、読者が満足してくれます。



ブログの総記事数が増えてくるとリライトや更新作業を完璧にやるのは非現実的(´Д`)

特に忙しい副業ブロガーは「更新不要の普遍的なテーマ」を意識したいところ('ω')

メンテナンスフリーの長く読まれる記事をコツコツと積み上げていこう(^_-)-☆

細く長く読まれる記事を書きたい
そんな記事を作成するためにもKWは超重要
競合が強いKWはリライトをしないとすぐにライバルに抜かれて順位が下がる
競合が少ないニッチKWならライバル記事が出てきません
結果的に放置でも検索上位に君臨できる☆

記事あたりの、爆発的なアクセスは望めないかもしれませんが、細く長く読まれる記事を量産していくほうが、長期的には安定したブログ運営ができるようになるのではないかと思います。

それじゃ、今回はこの辺にしておきます。
では。


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