トリックサビキ仕掛け針の自作【102円】ダイソー釣具で!

トリックサビキ仕掛け針自作

トリックサビキ仕掛け針の自作方法と、自作がおすすめな理由について紹介していきます。

トリックサビキはサビキ釣りの中でもちょっと特殊な釣り方でして、Wフックになった針に餌のアミエビを刺して小魚を中心に釣る釣り方です。

そのため、通常の「サビキ釣り」に使う仕掛けではなく、トリックサビキ専用の仕掛けが必要。

んで、このトリックサビキの専用仕掛けですが、マルフジというメーカーの「トリックエース」あるいは「改良トリック7」という仕掛けが有名です。

このトリックサビキの仕掛けですが、普通に買うと400円弱くらいしまして、通常のサビキ釣り仕掛けよりも若干割高となります。

また、年中品薄気味の製品なんですよね。

そのせいで時々転売屋らしき方々が、1000円以上の高値で販売したりしています。

こういった事情を考え、このトリックサビキの仕掛けを、市販のものではなく自作したいと思いまして材料を揃えて作ってみたところ結構うまくできました。

価格も仕掛け1つあたり102円で作成できたので、備忘録として記事にしておきます。



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トリックサビキ仕掛け針「トリックエース」の自作をしたい


今回参考にしたトリックサビキの市販仕掛けですが、市場に出回っているものは主にマルフジというメーカーのものでして、下記の2種類に大別されています。

・トリックエースタイプ

・改良トリック7タイプ

改良トリック7とトリックエース

この2つの違いは、トリックサビキ仕掛け針のWフックの形状の違いでして。

トリックエースでは同じサイズの針のWフック、改良トリック7では異なるサイズの針のWフックになっています。

今回自作したのは「トリックエース」タイプのトリックサビキ仕掛け針となります。

「トリックエース」タイプを選んだ理由としては、

・トリックエースで採用されている「同じサイズの針のWフック」のほうが餌付きが良い

・改良トリック7タイプだと、大小二種類の針サイズでWフックを自作しなければならず、針サイズのバランス調整が難しそう

といったところです。

トリックサビキ仕掛け針の自作をしたい理由


トリックサビキ仕掛け針を自作したいと思った理由ですが、冒頭でも触れたように、

・通常のサビキ仕掛けより若干高額

・店頭やネット通販で品薄になる(特にサビキ釣りシーズン中)

・人気と品薄につけ込んで、転売屋が参入しフリマアプリ等で高額販売されている

といった背景があります。

また、こういった仕掛けを自作するのは単純に楽しいし、針が折れたり取れたりした際にも自分で修復することができ、環境にも優しい釣りをすることができますよね。

仕掛けの長さや、針の大きさ、針の装飾など、最適化を行えば釣果の向上にも繋がります。

トリックサビキ仕掛け針の自作方法:材料


では「トリックエース」タイプのトリック仕掛け針の自作に必要な材料から。

本記事では、トリックエースと同じ、7本針仕掛けのを作っていきます。

・7本針のWフックフックを作るので、2本の針を結束して、合計14本の針を使用(針は袖針):袖針14本

・2本の針をエダス用ハリスで結束した部分に使う接着剤(補強用):接着剤少々

・ハリスは、幹糸用とエダス用の2種類:ナイロンハリス3mほど

・仕掛けの上下にサルカンを接続:サルカン2個

コストパフォーマンスを考えると、袖針14本が自作トリックサビキ仕掛けのコストの大半を占めることになります。

なので、いかに安く袖針を入手できるかは重要でして、今回は下記の100本入り袖針を使用しました。


作成当時は14 本あたり約72円ほどで購入できました。

ハリスは、ダイソー釣具のハリス(1号をエダス用、1.5号を幹糸用)を使っています。

ハリスは自作トリックサビキ仕掛け1セットあたり、ハリスは3mほどしか使用しませんので、ダイソーが近くに無い場合はネットで安価なものを買っても良いでしょう。


1号ハリスと、1.5号ハリスをそれぞれ1.5mほど使用し、合計約5円です。

サルカンについても同様で、ダイソー釣具または大容量品をネットで購入すれば安く済みます。
サルカン1個10円として、2つで20円ですね。


接着剤はざっくりと5円分くらい。


合計 72 + 5 + 20 + 5 = 102円くらいで作れます。


トリックサビキ仕掛け針の自作方法:工程と流れ


トリックサビキ仕掛け針の自作方法ですが、以下の流れで作っていくことになります。

・Wフック針のエダス部分の作成

・エダス部分と幹糸の結束

・サルカンの結束

一番難しいのは「Wフック針のエダス部分の作成」となります。

以下、解説していきます。

トリックサビキ仕掛け針の自作方法:Wフック針のエダス部分


すでに書いたようにトリックサビキ仕掛けの針は、2つの針が重なったWフックの構造になっています。

こちらは「本物」のトリックエース

自作する場合、この部分は、同じサイズの袖針を重ね、チモト部分で、エダス用のハリスで結束して作成します。

エダス用のハリスの長さは25 cmくらい取ると、針結びと後述する幹糸との結束がやりやすいかと思います。

2本の袖針を外掛け結びで結束したところ

結び方そのものシンプルですが、小さいサイズの袖針を2本重ねて結束するのではじめは難しいかもしれません。

よほど器用でない限り少し練習が必要かと思います。

もしも、タイイングバイスや、自動針結び器があればこの工程は楽になりますね。


その後、補強のために結束部分は接着剤をちょっとだけ塗っておきます。


接着剤を塗っているところ。
写真のようにスチレンボードを使って土台にするとやりやすいです


本家のトリックエースと同じが良ければ、7組作成して7本針の仕掛けにすれば良いですし、自作のトリックサビキ仕掛けということで、エダス針の本数は5本とか、10本とか好きなようにアレンジすることもできます。


トリックサビキ仕掛け針の自作方法:エダスと幹糸の結束


接着剤が乾いたら、幹糸のハリスに、作成したエダスを結束していきます。

大抵のサビキ釣り仕掛けでは幹糸ハリスは、エダスより少し太めにします。

私はいつも、エダスが1号で幹糸は1.5号をつかいますが、好みに合わせて、エダス1.5号に幹糸2合でも良いし、エダス0.8合に幹糸1号とかでも良いと思います。

7本針仕掛けであれば、仕掛けの全長を1.2m、エダスの間隔を15cmすると本家のトリックエースとほぼ同じになり、バランスが良いです。

なので、結束のことも考慮して、1.5 mほど幹糸用ハリスを確保しましょう。

下の図のような構造で結束していきますが、図では左下が仕掛けの竿側になります。

必ず、竿側からエダスを結んで行ってください。


結び方については、文章での説明が難しいので、こちらの図にしています。


エダスと幹糸で2つの輪で8の字を作って、外側の輪に、エダスと幹糸のおもり側を通すだけです(結び方の名前忘れましたすいません)。

トリックサビキは通常のサビキ釣り仕掛けと異なり、エダスの長さは3cmほどになるように結びます。

エダスが長いと、トリックサビキの餌つけ器に引っかかってしまいますので、この点は要注意です。

トリックサビキ仕掛け針の自作方法:サルカンの結束


エダスと幹糸の結束が終わったら、最後に仕掛けの上下にサルカンを結んで完成です。

結び方は漁師結び(完全結び)かパロマーノットがおすすめ。

私は簡単なのでパロマーノットでいつも結んでいます。

スナップサルカンを結んで完成、お好みの結び方で


トリックサビキ仕掛け針の自作方法:釣果を上げるオプション


ここまでで、マルフジの「トリックエース」にそっくりな自作トリックサビキ仕掛けの完成となります。

あとは普通にアミエビをつけて海に垂らしておけば魚が釣れます。

下記の動画は、実際に自作のトリックサビキ仕掛けで釣行したものですが、問題なく釣れています。

さらに釣果を上げたい、という方は、下記のような追加のオプションを施しても良いかもしれません。

・蓄光ビーズをチモトに装着

・針にスキンゴムを巻く

・オーロラレッズを装着


このように自由にアレンジできるのも、自作仕掛けのよいところです。


トリックサビキ仕掛け針の自作【102円】ダイソー釣具で!:まとめ


以上、トリックサビキ仕掛けの自作方法について紹介しました。

全く釣り仕掛けを自作したことが無い初心者の方にとっては、少し難しいかもしれませんが練習して慣れれば意外と簡単です。

こちらの動画でも作り方を解説していますので、本記事でわかりにくければ参考にしてください。


今回ご紹介した材料と作り方で、1つの仕掛けを、おおよそ2-3回の釣行で使い回すことができています。

やはり針が小さいので、繰り返し使っていると針が折れたり曲がったりしてきますが、そうなった場合は、部分的に自分で修理したり、解体して、一部の部品を再利用して作り直すことができます。

トリックサビキ仕掛けが自作できれば、市販仕掛けの品切れや高騰で頭を悩ませることもありませんし、自作の仕掛けで魚が釣れると嬉しいものですよね。

それじゃあ今回はこれくらいにしておきます

では。



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