給料安すぎる、生活できない問題を解決するための考え方


給料安すぎる。

これじゃあ生活できないよ。

せめてあと数万円給料が高かったら。

そう感じたり、発言したことはだれしもあるものです。
極めてよくある悩みといえますね。

そもそも、自分の給料に100%満足できている人はそう多くはないものです。

じゃあ一体、収入がどんだけ少ない、給料安すぎる・生活できないと、一般的にいえるのでしょうか?

この疑問の答えは難しいですね。

もちろん日本人の平均年収やら、日本の最低賃金やら、生活保護の水準やらをしらべれば何らかの数値は出てきます。

でも納得の行く答えではありません。

なぜなら、人によって求める生活水準や、価値観が異なるからです。

本記事では、給料が安すぎる、生活できないとぼやきたくなった時に、チェックするべきポイントについて整理していきます。


本当に給料が安すぎて生活できないの?


冒頭で、人によって納得のいく生活水準が異なると書きましたが、「生活できない」というレベルと考えると、だいたい下記のような感じです。

家族構成にもよっても違いますが、ざっくりと。

・手取り月収が10万円未満

大抵のひとが「生活できない」「生活に支障をきたす」というレベルがこれくらいじゃないでしょうか。

衣食住になんらかの困難がでてきます。

多分家賃3万円以下とかにおさえないといけない状況です。
子供がいるとかなりきつい。

私は二人兄弟の母子家庭で育ちましたが、母の月収が8万円くらいの時、家賃2万2千円の2K・築50年くらいの超ボロアパートでくらしていました。

同じアパートには、アル中のおっさんやら、精神をやんでるお婆ちゃんがいてwww

冷房・暖房なし、小さなこたつと扇風機で、過ごしていました。
食事は祖父から貰える米と野菜しか食べていませんでしたね。

風呂も2日に一度だったなー。

まー、単身で、ほとんどお金を使わないひとは大丈夫かもしれませんが、貯金とかはむりなレベルです。

・手取り月収10万円超、15万円未満

大家族厳しいけど、そうでなければ人によってはやりくりしたり、満足のいく生活をおくることができるレベルかなと思います。

将来の不安はあるけれど、ギャンブルや借金、持病がなければいますぐ「生活できない」ほと「給料が安すぎる」わけではない。

そんな境界ラインかな。

・手取り月収15万円超

このレベルなら「生活できない」ということはないはず。
単身なら、普通の新入社員サラリーマンでありえるでしょう。

給料が安すぎるから贅沢できない、思うように貯金ができない、といった状況だったらありえますね。

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給料安すぎる、生活できないというのは結構主観である


とはいえ、「給料安すぎる」「生活できない」という悩みは、結構主観的で、これくらい収入があればいいという水準はないということです。

あくまで、上のざっくりとしたレベルは目安です。

年収1000万円でも、生活水準や価値感、仕事に対する考え方によっては「給料安すぎる」「生活できない」と不満を抱えている人は大勢います。

年収150万円でも、給料や生活に満足して幸せに暮らしている人もいます。
たとえそれが生活保護世帯の生活水準を下回っていたとしてもです。

それはそれで、いいんですよ。
個人の考えだから。

でも、あくまで主観だよということ。

でも言い換えれば、たとえ収入が将来増えて、平均収入を遥かに超える給料がもらえたとしても、この「給料が安すぎる」「生活ができない」という感覚は消えない可能性があるということです。


給料安すぎる、生活できないと感じた時の対処法


給料安すぎる、あるいは給料が安いせいで生活できないと感じるかどうかは人それぞれです。

でもこの問題の解決方法はそれほど多くありませんし、皆同じです。

基本的には、至ってシンプルで、「収入を増やす」か「支出を減らす」しかありません。

「給料安すぎる」問題を解決するポイント


収入を増やすことはできますか?

給料が安すぎると今感じているのであれば、給料をもっと増やして収入を増やすのが一番シンプルな方法です。

そんなに簡単に給料が上がらない感じるかもしれません。

でも、簡単かどうかは別として、収入を増やす方法はいくつかありますよね。

簡単にいうと、

・仕事で得られる報酬単価を上げる

・副業をしてお金が入ってくる入り口をを増やす
です。

もう少し掘り下げると、これを成し遂げるにはどうするか?です。

例えば何かの資格を取ればもっと給料の高い仕事に着けるかもしれないし、副業で使えるかもしれません。

今の仕事を頑張って、経験やスキルを高めて給料を上げてもらう方法もあるでしょう。

これらのポイントで実現性があるもの、自分として受け入れられるものがあるのかというところを見ていくことになります。


「給料が安すぎる」を自分は解決できるか?実現性を見てみよう


収入を上げることで、あなたの「給料が安すぎる」状態を解決することはできるでしょうか。

チェックするべきポイントを以下に記しています。

現在の仕事内容に対する報酬は適正か

まず現在やっている仕事とその内容に対する報酬、とその内容に対する報酬すなわち給料が納得のいく、適正なものであるかどうかというところがポイントです。

言い換えれば、著しくブラックな職場だったり、不正に安い賃金で働かされ搾取されていないかというところです。

そうでなくても、自分としてはもっと給料をもらってもしかるべき働きをしていると感じているかどうかも大事ですね。

もし現在の仕事内容や、自分の働きっぷりに対して、適正な報酬が支払われていないのであれば、仕事を変えること解決する可能性はあります。


仕事内容や職種そのものではなく、「職場」や「給料体系」に問題があるのだということ。

あなたの「仕事」による報酬単価を上げることが解決策ということです。


現在の職場で今後給料は上がるのか

仮に今、自分の給料が安すぎると感じていても、現在の職場で今後給料が上昇していくことが見込めるのであれば問題は大きくありません。

今の仕事を一生懸命頑張れば、時間とともに給料が安すぎる問題は解決していきます。

反対に、もしも、今後も給料が上昇する見込みがないのであれば、仕事を変えない限り給料が安すぎるという問題の解決は難しいと思います。

ひたすら耐えて、待っていても時間は解決してくれませんので、現実的ではないですね。
しっかり見極めてみましょう。

もっと長時間働くことはできるか

あなたは今の労働時間よりも長く働くことはできるでしょうか。

現時点での給料が安すぎると感じていても、もっと労働時間を増やす(例えば残業を増やす)ことで給料をあげることができます。

報酬単価は上がりませんが、総収入を増やすには効果的です。

残業なしでは給料が安すぎるために、残業代で生活費を補填しているサラリーマンは世の中にたくさんいます。

ただしこれ以上できないというぐらいすでに長時間労働をしていたり、残業ができない、残業代が出ないような職場であれば、現実的な解決策とはなりません。


もっと高度で、給料の高い仕事に就くことはできるか

上の三つのポイントで何も解決ができない場合、基本的にもっと報酬の高い仕事や職種、業界に転職する必要が出てきます。

あなたにとってそれは可能でしょうか。

何らかの専門的な資格や技術を持っていれば可能かもしれません。

あなたはそれらの資格や技術を持っているでしょうか。

今現在、なんの資格も持っていない、資格を取得するつもりもないのであれば、これも現実性は低いでしょう。

副業や投資はできるか

手っ取り早く収入を増やす方法として、本業意外から給料を引っ張ってくるという方法もあります。

この方法は具体的には、副業をするか、投資をしてその利益を収入とするかの二つです。

ただし給料安すぎる、生活できないという状態にある人の場合、投資はあまりおすすめできません。

多分元本が用意できないから・
元本が少ないとたいしたリターンみこめないです。

FXならいけるかもしれませんけど。

もし投資が無理だとすると副業をするということになりますね。

現在ではインターネット関係や、宅配の副業が多数あります。


「生活できない」問題を解決するポイント


生活できないなら、支出を減らすことはできますか?

たとえ給料が安すぎるとしても、支出を減らすことができれば、「生活できない」という事態は避けられることがありますし、即効性も高いです。

世の中には月5万円もあれば生活できると言って、実践している人もいますからね。

一方で、上でも書いた通り、たとえ年収が1000万円を超えたとしても、個人の価値観によっては生活できないという感覚は残るかもしれません。

支出を減らすということは、すなわちある程度生活水準を下げて節約するということです。

自身の生活における支出の中で、もっと節約ができる、あるいは無駄な部分はないのか。

水準を下げても大丈夫なところはないのかというところを見ていくことになります。


「生活できない」を解決できるか?実現性を見てみよう


給料が安すぎる、生活できないと感じる場合、今現在の収入に見合った生活をしていない可能性があります。

基本的に、生活に必要なものは、衣食住に加えて、娯楽・教育・交友関係費ですね。

家賃や家のローンは適正か

生活費の中で、住居に係る費用は非常に大きいウエイトを占めます。

「お金がない」「給料が安すぎる」「生活できない」なんて言っているひとは、まず、住んでいる家の家賃やローンの返済額を見直しましょう。

そもそも生活が苦しくなるほど高い家賃の住居にすんだり、高額な家を購入するべきではありません。

この点を、受け入れることができるかどうか?考えてみましょう。

自動車はお金を浪費するぞ

自家用車はあれば大変便利です。

でも本当に必要でしょうか?
特殊な場合を覗いて、自動車は娯楽的な要素が強いですよね。

自家用車があると、保険、税金、駐車場、ガソリンとかなりの固定費が発生してきます。

どうしても「お出かけ」が増えて、出費も増えがち。

中には、自家用車を持っていないなんて「恥ずかしい」なんて理由で、見栄のために車を持っている人もいますね。

こんなのもってのほかです。

見栄のために自家用車を買ったから、「生活できない」って言ってるほうが恥ずかしいですよ。


通信費は節約できているか

次に、人によっては、多額のお金をかけている、あまりお金をかけていない、かが分かれるのが通信費です。

昔は通信費は娯楽的でしたが、いまでは衣食住に次ぐ必要経費となっています。
でも結構ばかにならない。

特に携帯電話料金は、格安スマホを導入している家庭と、そうでない家庭でかなりの差がでています。

通信費節約のために、格安スマホ使うのは常識。
基本です。

ドコモなどのキャリア契約して、高額なiPhoneを使っておいて、「生活できない」はないでしょう。

4人家族で、主要なキャリア回線から、格安スマホと格安端末に切り替えればそれだけで毎月数万円が浮きますよ。

習い事や自己啓発にお金をかけすぎていないか

近年では、自己啓発や、子供の習い事に出費を惜しまない家庭も多いと聞きます。
教育費にはしっかりと投資をすると。

しかし、「生活できない」ほど、習い事に投資をするべきではありません。

個人によって、どれくらい習い事にお金をかけるかは異なりますが、削れるところはないか?は重要なチェックポイントです。

将来役に立つから、なんてよく考えずに「ニッチすぎる」資格とか取得しようとしていたら要注意。

費用対効果の高いものを選択して、限定するなど工夫の余地はないでしょうか。


食事にお金をかけすぎていないか

食事は人間の体を作るとても大事な要素ですが、必要以上に高額な食材や、おいしいものを食べてもあまり意味はありません。

たしかに、有機栽培や、無農薬の食材は体にいいですが、本当のそこまで必要?といいたくなるようなこだわり抜いたものも溢れています。

その気になれば、食費なんか、いくらでも減らすことはできますよ。

生きるための食費なのか、過剰な食のこだわりのための食費なのか。

衣類にお金をかけすぎていないか

おしゃれは人生においてとても重要な娯楽です。
でも、「給料が安すぎて、生活できない人」は、見直す必要があるかもしれません。

極端な話、全身GUやしまむらの衣類で固めていても死ぬわけではありません。

見直す余地があるかどうか、考えてみましょう。


不要な友人関係をお金を浪費していないか

友人が多いのは、いいことだと思われがちです。
でも、結構お金がかかります。
いろんな付き合いがありますからね。

極端な話、「友人なし、家と職場の往復のみ」という生活の人はほとんどお金がかかりません。

お金だけかかる、自分によって有益でない、不要な友人関係がないか、よく考えてみましょう。

給料安すぎる、生活できない問題を解決するための考え方【まとめ】


ポイントをまとめますと、「給料安すぎる」「生活できない」というのは主観的な感想であるということ。

手取り月収10万円を切っているならまー「生活できない」と感じるひとがいてもおかしくないかとはお思いますが、一方で年収1000万円超えても生活が苦しいという人がいるのも事実です。

この「給料安すぎる」「生活できない」問題を解決する方法は、基本的には下の2つしかありません。

・収入を増やす
・生活に必要なコストを下げる

この2点の実現可能性を考えるポイントを、本記事中で説明していますので、お役に立てればとおもいます。

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では。


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