鼎の軽重を問うのはやめておけ:無能上司の対処法

一般サラリーマンが「鼎の軽重を問う」べきではない

多くの人はサラリーマンで、「上司(=権力者)」の下で仕事をし、指示を受け、評価されることで労働者人生を全うすると思います。
その上司がとても優秀で、人間的に優れていれば尊敬できるし、たくさん学ぶこともあるでしょう。
素晴らしい上司に恵まれた人は幸せだと思います。

一方で今の上司が無能だ、使えない、なんなら人間的に問題があったりして、とにかく嫌いだという不満を持っているひともたくさんいるようです。

この記事では、そんな上司に恵まれない、不遇な状況にあるときにどう考え、どう対処するべきかを書いています。
「鼎の軽重を問う」という故事・ことわざがありますが、一般のサラリーマンにおいては「鼎の軽重を問う」べきではありません。

【初投稿:2018.11.26 - 最終更新:2019.02.27】





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「鼎の軽重を問う」の意味、由来


はじめに、「鼎の軽重を問う」という故事、ことわざがあります。
「かなえ(鼎)かなえのけいちょう(軽重)をと(問)う」と読みます。

権力者や統治者の実力、能力を疑って、代わりにその地位を奪ってやろうという意味です。
代わりに権力に居座るという意味で使用しますので、権力のない人を追いやろうとかいう場合には使用しません。

かなえ(鼎)とは、古代中国で作られていた青銅器で、当時は権力の象徴として王室や皇帝が宝として保有していたものを指しています。

時の権力者を部下・配下が倒して、あらたな権力者として居座る、古代中国の戦国時代ではよくあることでした。
ご存知のように、古代中国では権力者が次々と倒されて、部下や配下がその地位につき、さらに倒されて、頻繁に統治者が入れ変わっていくことで歴史が作られてきました。
「鼎の軽重を問う」ことは、珍しいことではなかったのでしょう。

現代の成熟した国家においては「鼎の軽重を問う」なんてま稀ですが、小さな「鼎の軽重を問う」ことは、我々の職場でおきているかもしれません。

上司が無能だと「鼎の軽重を問う」のは当然

今の上司のもとで仕事を毎日頑張っているけれど、どうも調子が良くない。

  • 上司のが出来が悪い。
  • 上司が無能。
  • 上司の指示がおかしい。
  • とにかく嫌い。
  • こんな上司とはやっていられない。
  • もっと優秀な上司の下で仕事をしたい!

なんて挙げればきりがないです。

上司の能力や実力を疑って、不満を感じている人はたくさんいます。
代わりに地位を奪ってやろう、そのほうがみんなのためだと思っているひともいます。
上司、部下の関係で構成され、それによって給与が待遇が変わってくる会社ではあたりまえのことですね。

自らが信頼していない上司の下で働く状況に長くとどまっていると、モチベーションも下がってしまうし、自分の将来も不安になります。
こんな上司さっさとクビにして俺を出世させた方がいいだろう、なんて思ってる人もいるかもしれませんね。
実際上司が無能だと所属部署の業績も上がらないし、自分が正しく評価されているかどうかも不安です。

サラリーマンの世界では(実行に移すかどうかは別として)「鼎の軽重を問う」状況が、ごく普通におきています。

ドラマのように「鼎の軽重を問う」のは難しい


こんな上司、さっさと引きずり落として自分が上司になってやろう、って気持ちで踏ん張っている人が割と多くいると思います。
この強い気持ちは、しばらくはモチベーションになります。

まさに、鼎の軽重を問うのも時間の問題ですね。
それまで、耐え忍ぶとう。

ドラマとかでよくあるかもしません。
しかしこの考えは、一般のサラリーマンにとっては危険ですし、狙っても成功しません。

仮に上司を追い出し、自分が代わりにその座についたとして、目覚ましい成果がでれば素晴らしいことです。
しかしこれには、かなりの苦難が待ち構えています。
鼎の軽重を問いた、古代中国の武将たちと同じです。

「鼎の軽重を問う」べきではない理由

今の上司、腐っても上司です。
たとえ現時点で、能力や権威が疑わしくても、今の地位に到達したのは何らかの理由があるのです。
引きずり下ろそうとしている部下がいると気づけば、全力を出してそれを阻止しようとするでしょう。
場合によっては あなたにミスの責任を押し付けたり、あなたの評価を悪く流布したりといった不遇な扱いをしてくることも考えられます。

また、そんな無能な上司の下で働いている他の多くの同僚は、無能な上司の下で働くことに慣れています。

仮にあなたが優秀で、「鼎の軽重を問う」ミッションを成し遂げたとして、無能な上司の下で働くことに慣れ親しんだなれた部下、いきなり優秀あなたの下で働けるかどうか疑問です。
さらに言うと、あなたと同じように「鼎の軽重を問う」ことを狙っていた同僚がいたとすれば、絶対にうまくいきません。

「鼎の軽重を問う」ことに成功したからといって順風満帆ではないのです。
部下が無能、部下がついてこないと嘆く羽目になるのです。

「鼎の軽重を問う」以外の選択肢

では、どう対処すればいいのか。
無能な上司の下で働き、振り回わされ、不満と将来への不安を抱え続けていくべきか。
それも選択肢の一つです。
我慢強いひとはそうしていることでしょう。

もしくは、そうでない人の場合は、労働者としてのパフォーマンスを保ち、腐らずに働き続けるためには転職も一つの選択肢です。

よし、じゃあ転職だと言って新天地で理想の職場に出会える人もいることでしょう。
しかし、すぐに転職できるとも限りません。
それまでの間、気を付けなければいけない注意点があります。

期待をやめて、介護をする

転職までどう過ごすのが正解か、その答えはどこにあるのか。
無能な上司にイライラしながら、ひたらすら我慢しながら仕事をするべきでしょうか?

それでは不健康ですよね。
精神的にもまいってしまいます。
転職活動にはエネルギーが必要ですので、無能な上司の相手で消耗するべきではありません。

まず、こういう上司に対しては、期待するのをやめます。
改善は求めません。
イライラしたり、怒りを感じるのは期待の裏返しなのです。

そもそも、上司=優秀というのは固定概念です。
多くのひとは、この固定概念に縛られています。

そして次に、上司に対する態度をちょっとだけ変えてみます。

出来の悪い上司は、少なからず自分のパフォーマンスに自信を失いつつあります。
部下がついてこないことも、「こいつイケてねえな」って思われていることも薄々感づいています。
皆に嫌われて悲しい気持ちになっています。
優しさに飢えているのです。そこにつけこみましょう。

出来の悪い上司を一生懸命(風)に、優しくサポートしてあげましょう。
いうなれば介護しているイメージですかね。
私は、できの悪いあなたをサポートしますよ~みたいな。

そうすると、大抵は態度が変わります。

適当に指示を出していた上司が、あなたにだけはちょっとだけ丁寧に指示をだすことでしょう。
評価もちょっと良くしてくれるかもしれないし、仕事の量も減らしてくれるかもしれません。
ポイントは、周りの同僚よりもちょっとだけ優しくしてあげることです。
ちょっとだけ、微妙にです。
飲みに行くほど仲良くならなくていいです。
これはだんだん慣れて、うまくできるようになります。

「鼎の軽重を問う」のではなく、気持ちの良い転職を

こうして上司を優しく、介護している間に、あなたは転職準備を着々と進めます。
作戦がうまくいっていれば人間関係的には良好なので、つまらない転職妨害を受けることも無いでしょう。

上司は寂しがるでしょうが、知ったことではありません。
無能な上司のもとで長期的に働くことは避けたほうがいので。

転職に伴う精神的負担もすくないと思います。

上司が無能だったら、鼎の軽重を問いてる場合じゃないということです。


では。

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