「定時で帰るのは何が悪い?」が愚問である3つの理由:定時退社は今時当たり前?

定時で帰る何が悪い定時退社当たり前

今回は「仕事を終えて定時で帰るのは何が悪いの?」っていう疑問、悩みについて書いていきます。

会社で「一日の仕事が終わったので残業せずに定時で帰る」と聞いて、「そりゃそうだろ」と思う人もいれば、「それはいかん!」と定時退社を怒るという人もいます。

特に、若い人や比較的新しい価値観で働いている人=「定時で帰る」派が多く、やるべき仕事は終えているし、「定時で帰るのは何が悪い?」って言いたくもなりますよね。

どちらかというと定時退社で怒ったり嫌味を言う人は、古い考えの人だったり、バブル時代の体質をいまだに引きづっている日本的な会社なのかもしれまあせん。

まー、私の場合は、長年外資で働いている影響もあって、前者の「定時で帰る」派です。

とはいえ、「定時退社反対」派が存在することも理解しているし、彼らの主張もわからんではありません。

そして、これら「定時で帰る」派と「定時退社反対」派の間には、深くて大きな溝があるのも事実。

ぶっちゃけると、それぞれ価値観や事情があるので、「定時で帰るのは何が悪い?」っていう疑問そのものが愚問なのかもしれません。

定時で帰るのを良しとするのか、悪いとするのかは、個人の問題でして、どうせお互いに理解して、腹落ちすることなどできないでしょう。

誰かに「定時で帰るのは良い事」「定時で帰るのは悪い事」と保証をしてもらうようなことでもないのかと。

ということで、本記事では、「定時で帰るのは何が悪いのか?」という疑問について、解説しつつ、それが愚問であることについて整理していきます。

下記のような経験あるいは環境下にあり、「定時で帰るのは何が悪い?」と疑問を抱いている人をターゲットとしています。

・毎日定時で帰っていたらある日偉い人に怒られた

・定時退社すると同僚や上司に嫌味を言われる

・なぜか職場では毎日数十分から数時間は、残業するのが習慣化している

・前職は定時で帰るのが普通だったが転職したら定時退社NGだった(あるいはその逆)ので、絶賛困惑中・・・



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定時で帰りたい【まず本音】

定時退社は是か非か。

定時で帰るのは何が良いのか、何が悪いのか。

これらについて書く前に、まず、私個人の本音としては「仕事は定時で帰りたい」です。

冒頭でも書きましたが、私は長年、外資系の企業に勤務しておりまして、基本的に残業の無い環境にどっぷりとはまっています。

厳密には「フレックス制」の勤務体系で働いているため「定時」の概念は無いのですが、残業ゼロで一日8時間労働で日々を過ごしていきたいということです。

理由としては、定時退社(残業なし)の方が楽だから、そして、休息や、仕事以外のことをやる時間が確保できるため、日々の生活の質が向上するからです。

バリバリ残業のある国内企業で働いていたこともありますよ。

でも一日10時間とか11時間とか働いていると、平日の期間は日々疲れが蓄積していき、集中力や仕事の質が低下するもんです。

んで、週末は、月曜に備えて、体力回復に時間を費やしてしまう。

これの繰り返しなんですよね。

んで平日も週末も充実しにくくなりますし、体力的な余裕がないので、冬場には風邪もひいてしまいます。

一方、コンスタントに定時帰宅し、ジムで軽く汗をながしたり、趣味の時間がとれるような生活ができれば、その日の疲れやストレスを翌日に持ち越すことはなくなります。

そうなると、自ずと仕事の質も高くなり、効率よく働けるようになる・・・といった好循環に入れるんですよね。

だから、個人的な本音としては「定時で帰りたい」、これに尽きます。

「なんとしても毎日」定時で帰る部下は確かにキツイ


一方、「上司的な」視点から言うと、「何としても毎日」定時で帰ろうとする部下は少々きついかなと思います。

やっぱり、仕事というのは波があるので、どうしても残業をお願いしたい場合もあるものです。
(まー、毎日、職場の全員が、フルスロットルで残業しまくっている職場も、「これ以上残業頼めない」という状況になるんですが)

だから、「意地でも、何としても毎日定時」で帰ろうとする部下や同僚が職場にいると、仕事に支障がでてしまうことがあるのも事実。

部下が定時で帰るからといって、嫌味をいったり激しく怒ったりするのはどうかと思いますが、最低限度の協力はして欲しいし、「私は残業一切しないのでヨロシク!」ってのはさすがにおいおいってなります・・・。

定時退社は今時当たり前?


少し前から「働き方改革」なんてものが政府主導で推進されています。

ざっくり言うと、「労働生産性を高め、労働時間を減らしましょう、そしてみんなハッピーになりましょう」という方針ですね。

まー、たいていの人にとっては、実態に即していない、そうはいっても仕事があるんだよ!と怒りを覚えるような内容だったかもしれません。

残業が減ることで、収入減→生活が厳しくなる、というパターンに危機感を覚えた人もいるはず。
残業しないと稼げない、給料少ない、生活厳しい・暮らせない:残業代ありきの生活から脱却する方法
それに、当然、これまで残業だらけだった業界や会社がすぐに方針を転換できるわけではありませんよね。

とはいえ、実際は大手企業から徐々に、残業削減や時短勤務でも無理なく働ける労働環境が整えられつつあります。

いまは、定時に帰ると評価をさげられたり、非常識で少数派だと思われているのが、定時退社が当たり前、という時代がもうすぐそこまで来ているのかもしれません。


「定時で帰るのは何が悪い?」が愚問である3つの理由


で、本題なのですが。

「定時で帰るのは何が悪いの?」

冒頭でも書いたように、この疑問や、怒りに近い感情を抱きながら働いている人は非常に多いですね。

職場の悩みや不満の典型かもしれません。

特に最近では、正社員と派遣社員、フルタイムの労働者とパートタイム(時短含む)の労働者、あるいは、外国人が職場に居たりと、様々な事情、価値観、文化を持った人が、職場に混在していることも珍しくありませんよね。

そういった状況では、それぞれの仕事に対するスタンスがあり、自分と異なるスタンスで仕事をしている人に対してネガティブな感情をぶつけてくる人もいるわけで。

仕事を終えて毎日定時で帰っていたら、ある日上司に怒られた、同僚に嫌味を言われた、なんてことも普通に起こりうることです。

とはいえ、この「定時で帰るのは何が悪いの?」という疑問は、抱いても考えてもあまり意味のない疑問でして、はっきりいってしまうと、下記のような理由で「愚問」なんだと思います。

【「定時で帰るのは何が悪い?」が愚問である3つの理由】

・「定時で帰るのは何が悪いの?」→何も悪くないから

・「定時で帰るのは何が悪いの?」→「定時で帰る」ことだけにフォーカスしているから

・「定時で帰るのは何が悪いの?」→自分のキャリア志向や人生プランに答えがあるから

考えても、悩んでも無駄ですよ。

定時で帰るのが良い事だという人と、悪いことだという人の間の価値観の差なんか埋まることはありません。

説明していきましょう。

「定時で帰るのは何が悪いの?」→何も悪くないから


「定時で帰るのは何が悪い?」という疑問が愚問である理由の最たるものは「定時で帰るのは何も悪くないから」です。


そもそも残業して仕事をするというのは特別なことで、法定の労働時間というのは原則一日に8時間と決まっています。

8時間を超えて労働する際には、使用者(企業)は割増賃金を支払ったり、休憩を与えたりすることが義務付けされており、「法的には結構な一大事」なんですよね。

それなのに、日本人は、気軽に残業したり、残業して毎日10時間とか働くのが普通になってしまっていますが、これは極めて特殊なことです。

「定時で帰るのはけしからん」、「同僚が残業してるからお前も残業しろ」なんて怒る人の思考回路はずれているとしか言いようがありません。

一日8時間の業務を終えて、定時に帰ることは、何一つ悪いことではないのです。

評価を下げられたり、「クビだ」とか「出世させないぞ」なんて脅されたところで、理解などできないし、いくら考えても同意できる材料などありませんよ。

「定時で帰るのは何が悪いの?」→「定時で帰る」ことだけにフォーカスしているから


「定時で帰るのは何が悪いの?」は愚問ではありますが、これは「定時で帰る」ことだけにフォーカスして良し悪しを考えていることが理由でもあります。

ここにフォーカスしている限り、「定時で帰るのは何が悪いの?」と考えても答えはでません。

上述のように「定時退社」そのものは何も悪くない、でも、怒ったり嫌味を言う人がいて、定時で帰る人を不利益な目に合わせようとする人がいるのも事実でしょ。

彼ら/彼女らは、「定時退社」そのものを悪いと言っているのは無いのです。

どういうことかと言いますと、

・残業している同僚がいるのに、「悪びれもせずに自分だけが帰る」

・自分の仕事が終わったからといって、「周りの仕事を手伝わない(手伝うそぶりも見せない)」

・時短などで、周囲のサポートがあったうえで、定時で帰ることができているのに「感謝の態度が足りない」

・残業という苦行を受け入れていない、という「不公平感」

といった、同僚との関係や態度、チーム内でのバランスを考えた際に「定時で帰るの悪い」と言っているんですよね。

全く論理的ではなく、感情的なところです。

中には、本心では「定時で帰るのは何も悪くない」と思っているものの、職場の習慣や同僚との関係を優先して、定時退社を諦めている人もいるでしょう。

ぶっちゃけ、職場の体質や、古くからある習慣に逆らっても無駄なことが多いですから、諦めるのも正解ですよ。

そういった人から見たら、平気で定時で帰るのに「何が悪いの?」なんて言ってる人のことを批判したくもなります。

特に上司の立場になると、残業しない人がいることで、職場全体の雰囲気がわるくなることを懸念せざると得ません。

まー、個人的には、「定時退社肯定派」の人に、そこに理解を示せというわけではありませんがねー。


「定時で帰るのは何が悪いの?」→自分のキャリア志向や人生プランに答えがあるから


定時で帰ることは全く悪いことではありませんよ。

確かに同僚への配慮、という観点からは問題があるのかもしれませんが、結局、どういうスタイルで仕事をするか、あるいは自分の人生の中での仕事の位置づけはどうなっているか、によって好きにしたらいいのです。

バリバリたくさん働いて、会社員として成長したいのであればガンガン残業すればいいでしょう。

反対に、大事な人生の時間は極力仕事に割きたくない、ほかにやりたいことがある、というのであれば、残業なんか一切やらずに毎日定時で帰ることでいいのです。

自分の人生なんだから、自身の価値観やキャリアプランに従えばいいのです。

職場の価値観や、周りの意見を気にして、定時に帰るのが正しいと思いつつも「定時で帰るのは何が悪いの?」なんて疑問を感じることに意味はありません。

「定時で帰るのは何が悪いの?」と感じる必要はなく、自分の信念に従って行動すればいいだけのこと。

定時で帰ると何が悪い【家庭内事情編】


ちょっと番外編なんですが、人によっては「家庭内の事情」によって、「定時で帰ると何が悪いんだ!!」と叫びたくなる人もいるかと思います(ごく少数であることを願いますが)。

いわゆる、会社員(主にパパ)が、定時退社して、早く家に帰ると奥様から「帰宅が早すぎる!残業して来い!」と怒られるパターンですね。

サラリーマン+専業主婦+小さい子供の家庭なんかだと、たまーにこういうケースがあるかと。

専業主婦の立場としては、旦那が少し残業したり飲み会で遅く帰ってきてくれた方が、家事や育児に集中できるというのです。

家事や育児が残っている(=業務中)の時間帯に、仕事を終えてOFFの夫が家にいるとやりずらいのでしょう。
(この場合、たとえ夫側が家事に協力的であっても相当なスキルが無いとかえって邪魔になってしまうのでさらに怒りを買うことも)

こうなってくると、職場が定時退社が当たり前、残業ゼロの会社とかだと辛くなってきます。

そのため、就業後も自宅に直行せず、ネットカフェ等に立ち寄ってふらふらして帰宅する「フラリーマン」なる人々が一定数いるもの。

職場でちゃんと仕事をしているのに、やすらげる自宅に直行できないという悲哀です。

こういったケースこそ「定時で帰ると何が悪い・・・(´;ω;`)」ということになってきます。

それじゃあ今回はこれ位にしておきましょう。

では。



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