歯科助手に向いてない人の特徴10個【当てはまっても大丈夫!】

歯科助手向いてない向いていない
歯科助手の仕事を未経験で始めたものの大変、難しいと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

早い人なら1ヶ月ほどで仕事を覚えて、慣れてしまう一方で、半年や1年くらい経ってもなかなか慣れない人もいます。

「もしかして私は歯科助手に向いてないのかな」

「自分はどうしてこんなに覚えが悪いのだろう」

こういった、もやもやした気持ちで歯科助手とした働いているのは辛いですよね。

ぶっちゃけ、歯科助手の仕事には向き、不向きがあります。

歯科助手に向いている人は、仕事を吸収して覚えるのも早いし、わりとストレス無く楽しんで働けます。

一方で、歯科助手に向いてない人は、なかなか慣れることができないし、成長が遅く苦労するでしょう。

本記事では、こういった「歯科助手の仕事に向いてないタイプ、向いているタイプ」の特徴について、整理していきます。

また、歯科助手の仕事に向いてない人ができる工夫、対処法についても書いていきます。

下記のような悩みを抱える人の参考になれば幸いです。

・歯科助手の仕事がつらい、向いてないと感じて自信を失っている

・歯科助手として働き始めたものの仕事内容に慣れない

・未経験から歯科助手の仕事をしようと考えているが、向き・不向きの点で不安



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歯科助手に向いてない人がいる件について


無資格でもできる、そこそこ安定している、専門性がつきそう、といった良いイメージがあって、「歯科助手の仕事をしてみたい」という人はたくさんいます。

一方で、実際に歯科助手をやってみたものの、

「想像より難しくて大変だった」

「覚えることが多すぎて、つらい」

「歯科助手の仕事に向いてない」

といった、悩みや挫折を感じて、歯科助手を辞めてしまう人もたくさんいます。

ぶっちゃけ歯科助手は向き、不向きがあり、「向いてない人」は短期間で辞めてしまうことも頻繁に起きています。

とはいえ、「歯科助手に向いてない人」はもうどうしようもない、歯科助手を辞めないと行けないかというと、そうとも限りません。

自分の中の「歯科助手に向いてない特徴」を向き合い、受け入れて、正しい対処をすればそのうち仕事を覚えて、うまくたち振る舞うことも十分可能です。

歯科助手の仕事内容


まず、歯科助手の仕事内容について、簡単におさらいをしておきましょう。

歯科助手の仕事内容は主に下記の、歯科診療における事務作業(歯科医療事務)と歯科診療補助の2つです。

【歯科診療における事務作業の例】
・歯科診療のレセプト作成
・会計・受付業務

【歯科診療における歯科医師や歯科衛生士の補助(歯科診療補助)の例】
・バキュームによる唾液吸引
・歯科診療器具の洗浄
・歯科診療器具の準備と、受け渡し
・印象練り

いずれも、日常生活では聞き慣れない歯科医療の専門知識が必要です。
専門用語もたくさん覚えないといけません。

歯科診療報酬のレセプト作成や会計業務では、正確な計算が求められます。
正しく保険請求を行わないと歯科医院の経営に影響しますし、患者とのお金のやり取りでミスがあると信頼を失いますよね。

一方、歯科診療補助では、歯科医師や歯科衛生士による治療がスムーズに進むように、すばやく的確な補助をする必要があります。

患者の治療中は、歯科医師も歯科衛生士も必死ですので1から10まで丁寧に指示が来るとは限りませんから、ある程度歯科診療の流れを読んで対応することも重要になります。

歯科助手の場合、歯科衛生士と異なり、学校で知識を学んでいません。
基本的には、でいきなり現場で仕事をしながら、上記のような業務に必要なスキルと知識を身につけて行くことになります。

歯科助手が向いてない人の特徴10個


歯科助手の仕事は簡単ではありませんし、未経験・無資格だとはじめは苦労することを覚悟しないといけません。

いわゆる歯科助手に向いている人というのは、こういったはじめの苦労を難なく攻略して、テキパキと仕事をこなせるようになるものです。

一方で、冒頭で書いたように、「歯科助手に向いてない人」というのも存在します。

こういった人が、歯科助手として成長していくためには、自分のどういった特徴が「歯科助手が向いてない」のかを理解する必要あります。

自分に当てはまる「歯科助手が向いてない人の特徴」=「意識して改善・対処するべきポイント」ということになりますね。

ザクックリと、歯科助手に向いてない人の特徴を挙げると、

・勉強するのが嫌い、向学心がない

・報連相をタイムリーにできない

・コミュニケーション能力が低い

・業務に対する積極性が乏しい

・大雑把な人

・注意力が無く、ミスが多い

・細かい作業が苦手

・段取りが悪い

・物事を先周りして早めに行動できない

・体力が無い

といった具合です、合計10個挙げました。

他にもあるかもしれませんが、大きく分類するとこれらのどれかに当てはまるのではないかと思います。

説明していきます。

勉強するのが嫌い、向学心がない


すでに書いた通り、歯科助手の仕事を未経験から始めると覚えることが沢山あります。

実務をやりながら、同時に知識を増やしていかないといけないため始めの数か月間はとにかく大変だと感じるでしょう。

こういった時期を乗り切るにあたり、「勉強するのが嫌い」、「新しいことを吸収していくのが億劫」という向学心の乏しいひとは、歯科助手に向いてないといえます。

逆に、勉強するのが好き、歯科助手に必要な知識を得ることで楽しみながら成長できる向学心の強い人であれば、歯科助手に向いているかと思います。

報連相をタイムリーにできない


歯科助手の仕事はあくまで、歯科医師や歯科衛生士の補助がメインになります。

自分一人で仕事が完結することはありません。

そのため、自身の仕事の状況は常に歯科医師や歯科衛生士に報告、連絡しておくことが重要。
問題があればあらかじめ相談しておかないと、スムーズに診療が進みません。

仕事を一人で抱えたい、抱えてしまう人で、タイムりにーに報連相ができないひとは、歯科助手には向いてませんね。

コミュニケーション能力が低い


先述の「報連相」とも似ていますが、歯科助手にとってコミュニケーション能力は必須です。

狭い歯科医院の中で、ほかのスタッフと連携して仕事をしていかないといけませんし、会計・受付業務では患者に対応しないといけません。

極度の人見知りや、他人に興味を持てないといった「コミュニケーション能力が低い」タイプは、歯科助手に向いてないと思います。

業務に対する積極性が乏しい


歯科助手の業務は、誰でも、無資格・学歴不問でできる仕事です。
「歯科助手にしかできない仕事」というのはありません。

そのため歯科助手として働いている人には「積極的に働いて、歯科診療のチームの一員として貢献する」ことが求められます。

指示待ちで、言われなければ何もしないといった行動では「使えない歯科助手」と思われてしまいます。

雑務でもなんでも、積極的に進んでこなす姿勢が無いと、歯科助手としては不適ですね。

大雑把な人


歯科助手に限らず、医療に関する仕事では丁寧で慎重な行動が求められます。

小さなミスが、患者の健康を害したりしかねません。
医療保険の請求に関わると、大きなお金を扱かったりもします。

細かなことに注意を払えない「大雑把な人」では、歯科助手には向いていないということになります。

注意力が無く、ミスが多い


上述の大雑把な人と似ていますが、何事にも注意散漫でミスが多いひとっていますよね。
集中力がないのか、真剣さが足りないのか。

こういった、注意力が無く、ミスが多い人が歯科助手をやるとチームの足を引っ張ってしまいます。

未経験からスタートした初めのうちはミスが多いのは仕方ありませんが、「ミスした自分と向き合って、改善していく」という姿勢が無いと歯科助手には到底向いてません。

細かい作業が苦手


歯科衛生士や歯科医師ほどではないですが、歯科助手も細かい作業ができる、手先が器用といったことが求められます。

歯科医療では、とても小さな器具を扱うこともあるし、それが超高額だったりします。

また、歯科助手は唾液吸引を補助することがありますが、歯科医師の作業がしやすいポジションにミリ単位でバキュームを持っていく手技が必要。

細かい作業が苦手、といった場合は歯科助手には向いてないでしょう。

段取りが悪い


歯科診療は、簡単な「手術」を毎日、数件こなすようなものです。
人気の歯科医院となると、ひっきりなしに患者がやってきて、常に待合室でだれか待っている状況になります。

患者の治療に合わせて、さまざまな処置を段取り良くスムーズに行っていかないととてもさばききれません。

当然、歯科助手は、治療器具の準備や洗浄、診療台の片付けと準備を段取り良くこなしていかないと駄目ですよね。

複数の業務を並行して進める、段取りの良さ、要領の良さが求められるのです。

忙しくなるとすぐにパニックになる、段取りをとるのが苦手というひとは、歯科助手向きではありません。


物事を先周りして早めに行動できない


ある程度歯科助手の仕事を覚えたら、歯科診療の全体の流れを読んで、「予測」ができるようにならないといけません。

歯科医師や歯科衛生士から指示があってから動き出すのは遅いのです。

そのため、常に物事を先回りして考えて、早めの準備・行動をするといったことができる人のほうが歯科助手に向いています。

物事の先読みができない、しない、あるいは、読み誤る、といったタイプの人は、歯科助手に向いていないと言えます。

体力が無い


歯科助手の仕事に「楽そう」というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、意外と体力を使う仕事です。

一日中立ち仕事だったり、無理な姿勢で診療補助に入ったりします。
歯科医院によっては、患者が多く、一日の労働時間も長めです。

そのため体力が無い、疲れやすいといった場合は歯科助手には不向きです。

歯科助手に向いてない、不向きな人でも対処法はある


歯科助手に向いていない」特徴を上で挙げました。

とはいえ、こういった特徴を持つ人は歯科助手なんて無理かというと、そうでもありません。

自身に当てはまるものがあれば、それらと向き合い、きちんと改善・努力をしていけばいいのです。
(上で挙げた10個すべてが、全く当てはまらないという人も少ないと思います)

簡単では無いかもしれませんが、大抵の人は数カ月〜1年程度で立派な歯科助手に変わっていきます。

それぞれのタイプの対処法の例として、以下に記しておきます。

勉強するのが嫌い、向学心がない人の対処法


無理して知識を詰め込もうとせずに、とにかく手を動かく、足を動かしてできる仕事を中心にやっていきましょう。

焦らずに焦らず気長にゆっくり知識を増やすんだと開き直って数カ月働いてみましょう。

嫌でも徐々に知識はついていきますし、だんだんと仕事への興味がわいてくれば向学心も出てくるかもしれません。


報連相をタイムリーにできない人の対処法

このタイプの人は、どうしても仕事を一人で抱えてしまいがちになっていたり、報連相するべき事項・タイミングがわからなくなっている人です。

仕事に慣れるまでは、内容にかかわらず、なんでもかんでも報告して、状況を共有することを意識しましょう。

「報連相するべきことをしない」よりも「報連相しなくてもいいことをしてしまう」ほうがましですからね。

コミュニケーション能力が低い人の対処法

コミュニケーションをとるのが苦手な人の傾向として、

無理にコミュニケーションをとろうとする

→ぎこちない会話や空気になる

→さらにコミュニケーションをとりずらくなる

という無限ループに入っていたります。

ぶっちゃけ、苦手なら無理にコミュニケーションをとらなくてもいいです。

割り切って、業務上必要なことやわからないことがあるときだけ、話をするようにしましょう。

それでは「コミュニケーション不足では?」、「面白みのない人と思われるのでは」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。

わからない事や、業務での必要性はたくさんありますから。

業務に対する積極性が乏しい人の対処法

どうしてもやる気がなくて、積極的に業務をこなせない人はいます。

しかし(これは歯科助手に限った話ではありませんが)、積極的に組織に貢献する姿勢を見せることは重要です。

幸い、歯科助手では掃除や、備品の追加など簡単な業務が沢山あります。

なのでこういった簡単な雑務中心でいいので、「組織に貢献する姿勢」を見せるといいでしょう。

大雑把な人の対処法

大雑把なのは性格ですから、なかなか修正するのは難しいですね。

こういったひとは、まず、歯科助手の業務の重要性や、見落としをした場合どうった影響がでるか?ということを想像してみるようにしましょう。

患者の健康に影響することや、歯科医院に損害を与えてしまうこととを意識に刷り込むことから始めてください。

注意力が無く、ミスが多い人の対処法

ミスが多い人はとにかくメモを取ったり、頻繁に確認して仕事をするように意識しましょう。

あとは、仮にミスしても過度に落ちこまないことです。
ミスが逆に増えますから。

ミスしてへらへらしててはいけませんが、は成長の種だと前向きにをとらえるマインドが重要です。

細かい作業が苦手な人の対処法

歯科助手の仕事で慣れないうちは、細かい作業は大変です。

初めのうちは素直に「細かい作業が苦手」と言って、急ぎで作業が必要な時は同僚に助けてもらったり、教えてもらいましょう。

段取りが悪い人の対処法

一度仕事の流れを紙などに書き出してみるといいです。

流れの中で、どのタスクが優先順位が高く、どのタスクが優先順位が低いのか、頭の中を整理してみるのです。

仕事の流れがきちんと頭に入って入れば、だんだんとテキパキ動けるようになります。

物事を先周りして早めに行動できない人の対処法

上記の段取りが悪い人の対処法と同じで、全体の仕事の流れを把握することが重要になります。

歯科医師や先輩スタッフの作業をよく観察して、どういったパターンがあるのかを頭に入れましょう。

頭の中で想像して、シミュレーションを繰り返すのです。

体力が無い人の対処法

歯科助手は体力が必要です。

体力が無いと認識している人は、休日はしっかり休む、平日は早く寝る、栄養のバランスの良い食事を心がけるなど、生活習慣を整えましょう。

これに尽きます。

よる遅くまでテレビを見たり、過度な飲酒は控えるだけで変わります。


歯科助手に向いてない、不向きな人は医療事務や調剤薬局事務も考えて良い

どうしても歯科助手の仕事が向いてない、不向きなら、かわりに「医療事務」や「調剤薬局事務」を検討してもいいかもしれません。

どちらも歯科助手と似ている仕事ですが、体力面や段取りのとり方が苦手で「歯科助手向いてない」と感じているなら、「医療事務」や「調剤薬局事務」ではうまくいくこともあります。

知識や専門性ではよく似た仕事ですから、歯科助手の経験を活かしつつ、自分の能力をうまく活用できるかもしれません。

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歯科助手に向いてない人の特徴10個【当てはまっても大丈夫!】:まとめ


以上、歯科助手に向いてない人の特徴と対処法についてまとめました。

もう一度挙げておくと、

・勉強するのが嫌い、向学心がない

・報連相をタイムリーにできない

・コミュニケーション能力が低い

・業務に対する積極性が乏しい

・大雑把な人

・注意力が無く、ミスが多い

・細かい作業が苦手

・段取りが悪い

・物事を先周りして早めに行動できない

・体力が無い

とはいえ、これらの歯科助手に向いてない人の特徴があてはまっても、歯科助手が務まらないわけではありません。

自分にこういった特徴があることを受け止め、認識したうえで、「自分なりの工夫」をすることで乗り越えていけるでしょう。

歯科助手に向いてないからと言って、「歯科助手なんて無理」と悲観するのは早いですよね。

それに、歯科助手の経験や知識の一部が利用できる「医療事務」や「調剤薬局事務」といった仕事だってあります。

それでは。


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