雑記ブログの書き方、アクセスの集め方わかってる?【500記事以上書いた運営報告付き】

雑記ブログ書き方アクセス500記事運営報告

雑記ブログを運営しているけれど、集客がうまくいかずアクセスが伸び悩む時期ってありますよね。

初心者雑記ブロガーあるあるです。

雑記ブログ、記事ネタにできることが多いというメリットがあるものの「雑記ブログの収益化は難しい、稼げない」と一般的に言われています。

実際、ブログで大きく成功した人達は、特化型ブログでコアな読者を集めたり、狙ったアフィリエイト案件で莫大な収益を得ているケースが多いですから。

私もかれこれ雑記ブログを運営して3年目に突入していますが、まだまだ試行錯誤の日々で、収益もお小遣い程度。

とはいえ、最近ではある程度検索流入が安定してきており、ざっくりと月間50000PVくらいのアクセスとなっています。

そこで、なんとなく、雑記ブログの書き方というか、雑記ブロにアクセスを安定して集めるための運営方針のようなものが見えてきたので、今回はそのあたりの考え、所感を記事にしていきたいと思います。

なんというか、雑記ブログには、雑記ブログのメリットを活かしつつ、「正しい書き方、アクセスの集め方」といったものがあるのではないかと理解して、頭の中で整理しつつあるところです。

あと、あまりブログの運営報告は好きではないのですが、今回の記事を利用して、最後の方で現時点のブログ運営報告もさせていただいています。



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雑記ブログの収益化は難しい、稼げない?


冒頭で書いたように、一般的には、「雑記ブログの収益化は難しい、稼げない」なんて言われていますよね。

これはある意味真実でして、「何も考えずに、とりあえず初心者が雑記ブログ」ですぐに成果が出る人はよほどセンスがあるか運がいいかのどちらかでしょう。

というのも通常、雑記ブログというのはなにか特定のジャンルの記事に絞りませんよね。
なにか特定のジャンルに絞っているならそれは「特化ブログ」となります。

そのため、雑記ブログでは、サイト内に存在するキーワードが非常に多岐にわたります。

検索流入やSNS、ブログランキングなどのコミュニティからブログを訪問する読者も様々です。

こういった状況のサイトでは、


・読者が「自分のためのサイト」と認識してくれないためコアなファン、リピーターにならない

・せっかくアクセスを集めた記事があっても関連記事が充実していないためすぐに離脱していまう

・一つ一つの記事の関連性が薄く、Googleからの評価が上がりにくい

・特定のアフィリエイト案件に絞って、洗練された記事を書くことが無いため運営効率が悪い

・アフィリエイターとしてのブロガーのスキルが向上しにくい

といった事情がでてきます。

また、雑記ブログというと幅が広く、いわゆる稼げないブログの典型といわれる「日記ブログ」も雑記ブログに分類されますよね。

こういった背景もあって、「雑記ブログ」=「稼げない」「アクセスが伸びない」という結論になってきます。

なぜ特化型ブログが集客しやすいのか?


一方、雑記ブログと対極に存在するのが先に述べた「特化型ブログ」です。

こちらは、集客および収益化に有利で、「ブログには夢がある」と思わせてくれるよな事例が多数ありますよね。

特化型ブログで成功しているブロガーやアフィリエイターは、特定のジャンルのアフィリエイト案件に狙いを定め、そのジャンルに関する高品質な記事を複数透過したブログを運営しています。

そのため、特定のジャンルに関心のある読者を集客し、リピーター化、ファン化することでアクセスを増やし、また、安定させることができます。

そのジャンルに関するサービスや商品に興味のある層が読者となるため、アフィリエイト案件の成約率もあがるのです。

さらに、特定のジャンルのキーワードが一つのサイトに濃縮された状態になることで、Googleからの評価も上がりやすく、SEO的に有利になる、というのが定説となっています。

当然、特化型ブログの運営者は、競合アフィリエイターとの戦場に自身をさらすことで、執筆スキルも高く、非常に高品質な記事を書くことができるようになります(当然努力の末得たものですが)。

でも特化型ブログは上級者向けで難しいよな


このように、特化型ブログのメリットは大きく、「よし、特定のアフィリエイト案件を狙った特化型ブログを運営しよう」と考えてしまうかもしれませんね。

しかし、10年前ならまだしも、現在のブログを取り巻く環境下では、特化型ブログははっきりって上級者向けです。

初心者がいきなり特化型ブログをやるのは無理ゲーでしょう。

理由と挙げると、こんな感じ。


・狙うべきジャンルを誤ると、全く稼げない

・儲かるアフィリエイト案件はすでにレッドオーシャン

・「収益化」をまじで追求している、有能なブロガーと対峙することになる

・Googleのコアアルゴリズムアップデートで急に稼げなくなる

簡単に説明しますね。


狙うべきジャンルを誤ると、全く稼げない


上述のように「特化型ブログで大きく稼ぐ」ためには、狙うべきジャンルやアフィリエイト案件を選ばなければなりません。

しかしこれは裏を返せば、狙うべきジャンルが思ったほど稼げないということです。

すでに競合アフィリエイターや大手企業が参入していて、後発組・新参者が入り込む隙間がないジャンルでせっせと努力と重ねても、全く稼ぐことはできません。

どういったジャンルなら稼げるか?を見る目が必要ですが、ブログ初心者にそれが難しいのはいうまでもありませんね(まー、たまに運良く、偶然、稼げるジャンルの特化型ブログを立ち上げる初心者もいますが)。

儲かるアフィリエイト案件はすでにレッドオーシャン


はっきりいって、基本的に「儲かるアフィリエイトジャンル」というのはレッドオーシャン化しています。

一昔前と違って、ブログやアフィリエイトのノウハウも広く知れ渡り、参入する人も増えているからです。

また、ある程度稼げる事がわかってきたビジネス領域というのは、大手企業が参入してくるのは世の常。

稼げるアフィリエイトはすでに大手企業が、豊富な資金力とマンパワーを投入して、食い尽くされていると考えていいくらいです。

初心者ブロガーは「ブログは楽して稼げる」なんて幻想を捨てるべき。

「収益化」をまじで追求している、有能なブロガーと対峙することになる


そういった稼げるアフィリエイト領域でも、個人でなんとか成果をだしているブロガーもいます。

しかし、ぶっちゃけ彼らは、天才かつ「本気で収益化」を追求している一握りのブロガー、アフィリエイターです。

数年から10数年といったキャリアがあって当然。

中には生活をかけている専業ブロガーもいます。

彼らと対等に戦えるでしょうか?

私なら、できれば、真っ向から対峙するのは避けたいと考えます。

Googleのコアアルゴリズムアップデートで急に稼げなくなる

ここ数年、ブログ界隈で言われていることですが、「Googleのコアアルゴリズムのアップデート」でアクセスを集めていたサイトが、一夜にして吹っ飛んで稼げなくなるということがあります。

SEOで上位表示させる法則が最適さされる際に、旧法則では優良とみなされていたサイトが、新法則ではまったくそうではなくなる、という現象ですね。

これに被弾すると、こつこつと作り上げた時間や労力がパーになってしまいます。

特化型ブログでは、このGoogleのコアアルゴリズムアップデートの影響を非常に受けやすいと言われています。

サイトが特定のキーワードやジャンルに絞ってしまっているため、そのジャンルでより評価の高いライバルサイトが一夜にして出現してしまうからです。

一方で、雑記ブログでは、さまざまなジャンルからアクセスを集めているため、一部の記事は評価が下がっても、他の記事が評価を維持あるいは上昇させることがあり、緩衝材のような役割をはたすのです。

ここ数年のコアアルゴリズムアップデートの嵐を考えると、特化型ブログのリスクや難易度は、雑記ブログと比較して相対的に高まっているといえるでしょう。


雑記ブログの正しい書き方、アクセスの集め方


では、実際に雑記ブログでアクセスを集めるコツ、正しい書き方について整理していきます。

雑記ブログって、上手に運営している人と、そうでない人がいますよね。

ぶっちゃけ漫然と日々の日記を綴っていたり、一般人によるオピニオン記事をただ量産するだけの雑記ブログでは集客は難しいです。

上手に雑記ブログを運営している人、正しい書き方やアクセスの集め方を知っている人を観察したところ、下記のようなポイントを押させて運営しているのかな、という印象です。


・雑記といえどいくつかのジャンルに絞る

・トピックごとに特化SNSアカウントにスピンオフ

・雑記ブログであっっても記事の質、読者の役に立つ内容を

・トレンド記事は極力書かない、細く長く読まれる記事を

・日記ブログ、オピニオン記事を書くならキーワード選定を徹底しろ

実際、私もこういった戦略を取るようになってから、徐々にアクセスが増えてきた実感がありますから。

説明してきます。

雑記といえどいくつかのジャンルに絞る


5つくらい(最大10くらい)のトピックに絞ってまとまった数の記事を書きます。
これにより、特化ブログほどではないですが、リピーターも増えるし、サイトの回遊率も上がります

トピックごとに特化SNSアカウントにスピンオフ


ブログで扱っているトピックのうちいくつかは、ツイッターやYouTubeで「ウケの良い」ものだったりします。

こういったトピックについて、SNSで「特化アカウント」を作成し、ブログ集客の入り口とします。

SNSはGoogleコアアルゴリズムアップデートの影響を受けないため、これにより全体のアクセスが安定してきます。


雑記ブログであっっても記事の質、読者の役に立つ内容を


たとえ雑記ブログであっても、記事の質にはきちんとこだわりましょう。

これ大事。

雑記であれ、特化であれ、ブログを訪れる読者は何らかの悩みや疑問に対する答えを求めていることをわすれていはいけません。

特に検索エンジンからキーワードを入力してくる訪問者の「検索意図」を理解した記事を書くべきです。

トレンド記事は極力書かない、細く長く読まれる記事を


雑記ブログでアクセスを集める方法の一つに「トレンド記事」を書くというのがあります。

タイムリーな事件や、芸能人のスクープなどに関するまとめ記事や考察記事のことです。

こういったトピックは、タイムリーに起きている出来事を扱うため、過去に同様の記事が書かれれいない=ライバルがいない状態で記事を公開することができます。

なんでもいいから、トレンドに載った記事を投下しまくることで瞬間的なアクセスが集まるのです。

そのため、なんでもいいから、トレンド記事を投下しまくることができる雑記ブログと非常に相性がよいのです。

とはいえ、ぶっちゃけ雑記ブログを健全に、安定して収益化することを考えると「トレンド記事」は不向きです。

理由は、すでに書いたように「瞬間的なアクセス」しか集まらないからです。

事件なりゴシップなり、世間に忘れられてしまえば、アクセスは来なくなり、ゴミ記事と化します。

雑記ブログは、ただでさえグーグルからの高い評価を得ることが難しいです。

こういった瞬間的な需要しかないゴミ記事を量産する方針の雑記ブログでは長期的には成果が出ない傾向があります。

むしろ、トレンドではないものの、長く、細々と読まれる記事をコツコツと書いていくべきですね。

記事数が数100記事とかになると、かなりアクセスが伸びて安定してくるはずです。

日記ブログ、オピニオン記事を書くならキーワード選定を徹底しろ


別記事でも書いていますが、日記やオピニオン記事でも、検索エンジンからアクセスを集めることは可能です。

競合の少ない、かつ、ニーズのあるキーワードをしっかりと記事中に入れる必要はありますが。

そのため、キーワード選定を丁寧に時間をかけるのがポイントになります。


雑記ブログのメリットを活かそう


ブログで生計を立てたいとか、大金を稼ぎたいのであれば、雑記ブログでは難しいのは事実です。

でもそうではなく、ある程度のアクセスを集めたい、そこそこのお小遣いを稼ぎたいというのであれば雑記ブログでも十分です。

前述のような雑記ブログの書き方、アクセスの集め方のポイントを押させておけば、だれでも月1~5万円ほどの収入をえることができると思います。

それなりに記事数を投下して、数年単位の時間をかけてコツコツとサイトを作っていくことになるので、「継続できない」「ネタ切れしそう」と不安になるかもしれませんね。

しかし、ここでは「なんでも書いていい」というのが雑記ブログの最大のメリットが活きてきます。

何を書いてもいいので、ブログが続かない、ブログネタがないというのが生じにくいのです。

まースランプで記事の執筆がはかどらない時期はあるかもしれませんが、日々の生活のなかで、気になること、最近始めた習慣や趣味、仕事で感じたことなどすべてが記事ネタになるはず。

雑記ブログを年単位で継続しているひとの記事を読んでみれば、「この時期には○○に興味があったのだな」とか「少し前まで○○を気にしていたな」といった、運営者である自分の人生の変遷・軌跡なんかが見えたりします。

あとは、すでに触れたように多岐にわたる複数のキーワードがブログ内に存在するのが雑記ブログです。

googleのコアアルゴリズムアップデート対策にもなるので、どんどん幅広いキーワードを放り込んでいきましょう。


雑記ブログで500記事以上書いたらこうなった【運営報告しときます】


最後に、あまり、定期的なブログ運営報告記事を書いたりしないのですが、私のブログ運営報告でも更新しておきます。

別記事(GoogleのBlogger でも集客可能:アクセスアップの方法)でも紹介していますが、当ブログはGoogleの「Blogger」という無料ブログサービスで運営してます。

ブログ開設は2018年8月、独自ドメイン化を2019年1月にしています。

本記事執筆時の公開記事数は476記事、削除した記事をふくめてすでに500記事以上(正確には542記事)を書きました。

アクセス数の推移は下の図のようになっており、月間最大アクセスは約60000PVで、ここ数か月は50000PV以上をキープして安定しています。

雑記ブログ500記事アクセス運営報告

2020年の収益は、運営経費を計上しなければ、確定申告が必要になるかならないかの境界線くらいです。

まー、多くの人は500記事書いてこの程度?と感じるかもしれませんね。

ぶっちゃけ私自身そう思っています。

時給換算でいくらだよって。

SNSや有名ブログの運営報告を見れば、運営期間1年未満や、総記事数100記事とかで数10万PVをたたき出していたりしますから。

私の場合、あまりセンスがあるとは言えないタイプなのでしょう。

とはいえ、初心者から始めて手探りてここまでこれたのはうれしですし、上述のコツを抑えた雑記ブログ運営戦略は再現性もあると思います。

私のようにセンスがなくても、誰でも、コツコツやればここまでこれるのかな、と。

うーん、でも、なんか、この程度の弱小ブロガーが、偉そうに「雑記ブログの書き方、アクセスの集め方わかってる?【500記事以上書いた運営報告】」なんて記事を書いて恥ずかしくなってきました。

なので、今回はこのあたりにしておきます

それでは。



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