車を擦ったら修理費用が…驚愕。落ちこむ→応急処置対応でバレないようにしてみた結果

先日、車を思いっきり擦りました。

通勤用の小型車なんですが、自宅の駐車場を出る時に塀で思いっきり、ガリガリとすごい音で…。

横(左側)とサイドミラーに10 cm以上の傷が複数ついてしまいました。

自宅だったので幸い相手がいないので、良かったのですが…

かなり目だつ、大きな傷です。

ディーラーに行って修理見積をお願いしたのですが、その修理費用が驚愕だったんです。
車の外装修理ってすごい料金かかるんですね。

もともと安価な中古車を購入していたので、そんなに高い修理費用を追加で投資するかどうか妻と相談することに。

結局、修理には出さず、自分で応急処置対応になりました。

なんとかバレないようにできないか、タッチペンを使って頑張りましたので、記録しておきます。

結論を言うと、「バレない」ようには出来ませんでした!
何もしないよりはましだという感じです。





車を擦ったら修理費がすごい件


冒頭で書いています、ディーラーで見積をとってみると、修理費用が結構な額でびっくりしました。

なんと、20万円です!

まー、範囲がかなり広くて、部分塗装では無理、フロントドア一枚と、リアフェンダーを全塗装になるとのことだったので、そんなもんなのかもしれません。

町の板金屋に自分で直接持っていけば、もう少し安くなるみたいですが…

車の傷は10 cm以上、複数(横、サイドミラー)、へこみも有
んで、どの程度の傷かというと。

写真を載せておきますが、左側のリアフェンダーとフロントドア全域にわたって、長い、割と深い傷がついています。

10 cm以上の傷もたくさんあります。

リアフェンダーとフロントドアの間は少しへこみもアリです。
フェンダーを擦ってついた長い、大きな傷

ミラー下のフロントドアの傷

傷はフロントドア全体に及ぶ
赤丸部分、少しへこんでいます
実は、この車、9年落ちの古い車を中古で購入したため、車体価格が60万円くらいだったんですよね。

その修理に20万円です…
これはつらい…

擦った車の傷の修理日数


ディーラーが言うには、全塗装修理となると2週間程度の修理日数になるとのこと。
塗装って結構時間かかるんだね。

知りませんでした。

修理費用は高いし、車も結構長く預けないといけないなんて…もっと慎重に運転すればよかった。

修理に出すとなると通勤はしばらく電車です(擦ったばかりで代車を借りる気にはなれない…)

後悔ばかりです。

車を擦った音は想像よりも大きかった


余談ですが、今回くらいの傷が残るほど車を擦ると、結構すごい音がします。

「がガガガっ!!」みたいな。

車内に耳障りな音が響きわたりました。

自宅にいた妻にも聞こえていました(当たり前か)。

二度とあの音は聞きたくない。

車を擦ったらショックもすごい。相手がいないのが幸いだったというものの…


自分で車擦っといてなんですが、結構ショックが大きいです。

いや、自分で擦ったからこそショックが大きいですね。

じつは、あと数年のったら、車を乗り換えたかったんです。

もう少し大きくて、もうすこしハイクラスの車に…

でも、そんな気が失せてしまいました…orz

もっと大きい車だと、もっと擦ってしまう…
もっとハイクラスの高い車だったら、もっとショックを受けてしまう…

相手がいないのが幸いだった、それは確かにそうです。

誰かを傷つけなくてよかった…

とはいえ、それで車を擦ったショックは消えません…

車を擦ると自信も失ってしまうのです…トホホ。




車の傷なんか気にしない派だったけど…


9年落ちの中古車を買う私ですから、車のささいな傷なんか気にしない派です。

「車なんて、走ればいいじゃん」

そう思っていました。

でも、でも、今回の傷はさすがに気になります

今回の傷は、長い、多い、深い!


グレーの塗装がはがれて下地が見えてしまっている

グレーの車体なのに、塗装がえぐれて白い下地が見えてしまっています。
これは目立つなあー。

車の傷をそのままでほっとくとどうなるのか


こんなのきにしないよ!っていって車を擦った傷をそのままにしておくとどうなるのか。

当然、見た目は恰好悪いし、世間様の視線もきなります。

それだけではなく、これくらい深い傷を放っておくと、錆びてくるらしいです。
車は基本的には鉄でできていますから。

そして、最終的にはドアに穴が空くとのこと。

塗装は外観のためだけではなく、車体を保護しているんです。

見た目の問題だけではなく、ドアの強度にも影響がでてくるんですね。
これはまずいです。

修理せねば。

でも、60万で買った車体に20万円かけるのは…orz

応急処置対応でバレないようにしてみることになった



妻と相談したところ、DIYの応急処置対応でなんとかごまかしてみようということになりました。

妻は「いっそのこと買い替えろ!恥ずかしい!」といっていましたが…

とりあえず次回の車検まで乗って、買い替えるからということで…

応急処置対応ということで…

無理だったら買い替えるということで…

いろいろ調べると、基本的な車の擦り傷の応急処置、修理方法の流れが分かりました。

最近はYoutubeの動画もあるし、材料はamazonなどのオンラインで手に入るので便利ですね。

【基本的な車の擦り傷の応急処置、修理方法の流れ】

  1. 車を洗う
  2. 傷部分を脱脂してきれいにする
  3. まずコンパウンドで磨き、細かい傷を消す
  4. マスキングテープを貼り、傷周辺を保護する
  5. 傷表面をサンドペーパーで削り、凸凹を無くす
  6. 車体と同色のタッチペンを使い、傷の上に塗装をのせていく
  7. クリアーのタッチペンを上から重ね塗りする
  8. マスキングテープをはがし、傷周辺を保護する1週間以上乾かす
  9. マスキングテープを貼り、傷周辺を保護する
  10. 重ね塗りしたクリアー表面をサンドぺーパーで削り、周辺と同じ高さにする
  11. コンパウンドで磨きまくり、傷の上に乗せた塗装と、周辺の段差、境目を無くしてきれいにする

うーん。

なるほど。

こうして書くとできそうなきがしますね。

と、いうことでやりました!

私のケース作業は途中に1週間の乾燥をはさんで、2日間、各4時間ほどの作業を行いました!




まずは応急処置に必要なグッズを用意した!


ググりまくって調査した末に、結局ソフト99のグッズ揃えることにしました!
合計5000円くらいでそろいます。

20万円の全塗装との差額は、なんと約19万5000円!

うおー、やる気がでてきた!

タッチアップペン:車と同じカラーのものと、クリアー(透明のもの)2種類です。



耐水サンドペーパーとサンドペーパー用研磨パッド:傷の凸凹を無くして滑らかにするためと、塗装後に、盛り上がった部分を削りとるためです。


コンパウンドと専用スポンジ:細目、極細、さらに細かい液体コンパウンドです。専用スポンジは一つしか買いませんでしたが、それぞれ用に3つ買えばよかったと後で思いました。




車を擦った傷を応急処置対応でバレないようにする!1日目

教科書通り、1日目には、洗車と研磨、傷の表面の削りと、タッチアップペンで塗装をのせていくという作業をやっていきました。

まず初めに、軽く洗車しておき、コンパウンド(細目)で傷とその周辺を磨いていきます。

細かい、浅い傷(クリアー層でとどまって、下地が見えていない傷)ならコンパウンドで磨くだけで消えるそうです。

ごしごし
次に、マスキングテープで、傷の周囲を覆います。

これは、この後サンドペーパーでの削りや、塗装をする際に、傷以外の部分に影響が出ないようにするためです。
傷が多すぎるので貼るだけでも大変

満身創痍ですな
続いて、傷を少し磨きます。


車を擦ってできた傷部分は、平らではなく、凸凹だからです。

勇気がいりますが、少し削って傷表面をまっすぐにしておくことで、後のタッチアップペン塗装がやりやすくなります。

600番のサンドペーパーを使いました。

磨いてるところ、写真に撮り忘れた…
削った後は、表面を布で磨いたあと、シリコンシートで拭き上げます。
油分がのこっていると、タッチアップペンがちゃんとなじみません。

シリコンシート

タッチアップペンを塗る場所をしっかり拭いておく
そして、いよいよ、タッチアップペンでの塗装です。

コツは、車のカラーのタッチアップペンは、あまり塗りすぎないこと。

ポンポンと、筆先で叩いて、点を打つように傷の上に乗せていくのです。


というのも、車を擦った傷を、タッチアップペンでうまく仕上げるには、下の図のように、カラー塗装面を若干薄くして、クリアー層を少し厚めにぬると理想的だとのことです。

そして最後に、少し盛り上がったクリアー層を、削り取るイメージですね。
クリアー層は、割としっかりと塗りますが、一気に塗らずに、薄く塗って乾かして、また薄く塗るようにしましょう。

塗りすぎ、ムラ、液だれを防ぐためです。



すべて塗り終わったら、マスキングテープをはがして1日目の作業は終了。


少し傷が目立たなくなったような気がしますね!

でも近づいてみると…



マスキングテープに沿って、クリアー層が盛り上がっています。

これを削るともう少しましになるはずです。

一週間乾かしまーす。

車を擦った傷を応急処置対応でバレないようにする!2日目





一週間たって、2日目の作業です。

今日は、盛り上がったクリアー層を、サンドペーパー、コンパウンドで磨いていき、凹凸を無くして、滑らかにしていきます。

傷に沿って、きれいに、ていねいにマスキングテープを貼っていきます。
下の写真を見ていただけるとわかりますが、タッチアップペンで塗ったところが凸凹しているのがわかります。


凸凹があると、光が散乱して目立ってしまうため、これを滑らかにしたいのです。

できれば周囲との高さの差がゼロになれば最高です。

1000番の耐水サンドぺーパーで慎重に削ります。

なかなか難しい&傷が多すぎてしんどい…


下の写真は、サンドペーパーで削ってマスキングテープをはがしたところです。

クリアーの塗料が削れて、粉になっているので白くなっています。


仕上げに、コンパウンドでひたすら磨いていきます。
細目→極細→液体の順で、徐々に細かい目のコンパウンドを使っていきます。


かなり疲れます。
最後には、スポンジが破れてしまったところで終了。

こちらが仕上がった後です。

1日目の終わりと比べて、あまり変わっていないように見えますが、近づくと、表面が少し滑らかになっています。

もう少し磨けばもっとましになるかもしれませんが…。疲れたので終了。


ちなみに、最後のコンパウンド磨きは、電動ドリル用ポリッシャーを使えば楽だったかも。

今度やってみようかな。


車を擦ったら修理費用が…驚愕。落ちこむ→応急処置対応でバレないようにしてみた結果:まとめ


ということで、車を擦ったら修理費用が超高かったので、自分で塗ってみました。

はじめて&応急処置としてはまー、こんなもんかな。

いろいろ道具を揃えましたが、合計5000円程度で済んでよかったです。

最近はネットで何でも買えるし、ソフト99のグッズは公式のYoutubeで修理動画が公開されているので結構いいと思います。

とはいっても、車を擦ったショックからはまだ立ち直れていません…。

妻は仕上がりに納得してくれましたが、あくまで応急処置対応、恥ずかしいから買い替えろとのことでした。

次回の車検前に買い替えます。

車の運転は慎重に…。では。




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