話題のハラミ会だけど、最近の若者はそんなもの超越していた話


ハラミ会とは「ハラ」スメントを「未」然に防ぐ会らしい


とある漫画で紹介された架空の飲み会「ハラスメントを未然に防ぐ会」、略してハラミ会なるものについての是非が話題となっているようです。

これについて、ちょっと会社の後輩(ドライな若手男性社員)と話してみたところ、最近の若者はしっかりと割り切っているなー、ってことを知りましたので、メモしておきます。

ハラミ会の意義


主には、男性のみの参加者で開催される、職場の飲み会のことを指すようです。

飲み会など、お酒が入ったり、気が緩んだりするばではセクハラを含めたハラスメントが起きやすい場だといわれています。

ハラミ会では、セクハラの境界線がわからない男性が、知らず知らずにセクハラしてしまうリスクを回避する方法として、いっそ男性だけで飲み会をしようというコンセプトになっています。

ハラミ会の是非


男性を中心とした多くの声は、非常に好意的とのことです。
一方で、女性排除によるセクハラだとの批判もあるとのこと。

基本、すべての飲み会は同性のみで


会社の若者(男)に聞いてみたところ、男性だけで飲むのは結構デフォルトだとのこと。わざわざ「ハラミ会」なんて大げさな名前はいらないそうです(以下)

本来、飲み会はコミュニケーションの一つ。
この場合、コミュニケーションを、下の2つに分けて考える必要がある。

  1. 異性間のコミュニケーション
  2. それ以外のコミュニケーション



職場の飲み会では、同じ立場、同じ価値観の人間と、愚痴を言ったり、面白可笑しく、他愛もない話をすることが目的。

即ち、基本的には2. それ以外のコミュニケーションに該当するべき。

そうすると、日々の行動パターンや、話題があいそうな飲み会メンバーを選ぶと、結果的に同性ばかりになることはおかしいことではない。

(女性でも、化粧品の話題など、女性同士でしたい話はあるはず)



そのため、異性排除だと批判されて、あえて誘いたくもない異性をメンバーにいれると、本来の飲み会の目的が達成されないリスクがある。

「セクハラ云々の問題ではない。」

これは昨今の女性管理職割合の数値目標だけを気にして、結果、いい人材が集まらないなんていうリスクがあるのと同じである。

あえて、異性を飲み会に呼ぶとすれば、1.異性間のコミュニケーションを飲み会の目的とするべき。

つまり、話題は100%合わないけれど、異性としての存在価値を、メンバーに求めていく必要がある。

これは別にセクハラをしたいというわけではなく、異性としての意見を聞きたいとか、異性しか知らない情報を得たいとか。

こういった理由があれば、あえて異性をメンバーに入れるが、相手に「異性」であることを求めることになるため、必要以上にはやらないし、じつはあまり必要もない。



好みの女性と話したり、恋人をみつけるために飲み会を行う場合は、相手を「異性」としてあつかう前提で、相手も了承している場合に行うので、問題なし。

結果、ハラミ会なんて大げさに言わなくても、必要がない限り、同性だけの飲み会がデフォルトになるのは当然の流れ(というか、すでにそうなっている)。

ちなみに、部署全体でやる大きな飲み会等でも、気の合う人と話がしたいので、同性が多い席に行くこともある。

あえて異性と必要以上にからまない。

セクハラどうこうではなく、とくにメリットもないし、飲み会の目的とも合致しないから。

こういう意見に対して、「でもたまには女の子と飲みたいでしょ?話したいでしょ?」って行っているおじさま達は、そもそも、その会の目的をはき違えている。

今すぐ「ハラミ会」の名の下、男子会に引きこもるべし。

とのことでした。

では。

最後まで読んでくださってありがとうございました。