スワップ派は利益を出せたのか?豪ドルを3年間保有したら

豪ドル円ロングポジション保有でスワップポイント狙いで利益を出す

FX投資におけるスワップ派は儲かるのか?という疑問に答えるのは簡単ではありません(そもそもFXは超難しい資産運用方法だと思っています)。
しかし、中期〜超長期のポジション保有、ほぼ放置でいいというのは、管理上、精神衛生上、非常に魅力的な投資スタイルであることは間違いありません。

「FXですか?やってますよ。スワップ益で安定して利益だせてます」
って言いたい!

過去をふり返り、スワップ派に人気の豪ドルで、利益は出てるのか?どれくらいの期間ポジションを保有すれば逃げ切れ(?)るのか?を考えてみましょう。

スワップポイントはどうやって決まるの?

スワップポイントは売買対象となる2通貨の、2国間の金利差に揺らいします。
金利の安い国の通貨を売却し、金利の高い国の通貨を購入することで金利差分のスワップポイントが日々付与されていきます。

日本は長い間世界的にも超低金利政策をとっています。そのため円を売り、対して高金利の新興国(トルコ、南アフリカ共和国、オーストラリア)等の通貨を購入する円建てロンポジションをとるのがスワップ派の基本スタイルとなります。

実はスワップポイントを決める要素がもう一つあります。
それはFX業者です。

同じ通貨組合わせであっても業者によってスワップポイントが異なります。

例えば2018年10月22日の豪ドル/円ロングポジションの1日あたりスワップポイント(10000通貨につき)は、マネーパートナーズFXnanoでは50円ですが、岡三オンラインFX 48円となっています。

当然スワップポイントとしてはマネーパートナーズFXnanoでポジションを保有したほうが有利になりますね

実際スワップ益はどれくらいになるのか?

ここで過去のチャートを見ながらスワップ狙いの運用スタイルのパフォーマンスを検証してみたいとおもいます。

利用している方もいるかと思いますが、ヒロセ通商のLION FXでは2015年10月以降10,000通貨あたりの座りポイントが50円で定されています。
これでシミュレーションしてみましょう。

豪ドル円相場は2015年の11月に1豪ドルあたり約90.6円をつけた後、2016年の6月に約72.5円まで下落しています。
2015年の10月以降、2018年11月現在まで90.6円から72.5円のレンジ内で推移しています。





2015年の11月に90.6円で10,000通貨のポジションを立てた場合、2018年11月までの3年間でのスワップ損益は50円✕1095=54,750円のプラスです。
一方2018年11月はじめは1豪ドル約80.2円となっていますので、為替差益はマイナス100,400円のマイナスです。

よって合計の未確定損益がマイナス45650円となりますね。

今後1豪ドル約85円程度まで円安方向に進むか、さらに3年ほどのスワップ益を積み重ねることで、やっとプラスマイナスゼロとなります。

スワップ派になるならここが重要ポイント

今回紹介ワーストケースとして、90.6円でのポジション建てを想定した場合でトータル損益が大きくマイナスになりました。
一方でもし、80円程度のときにポジションを取れていれば十分な利益がで繰るでしょう。

つまり、ここで重要なポイントは「スワップ派は儲からない」という結論ではなく、「ポジションを建てたときの約定価格がキーとなる」ということです。

いかにして為替差損を抑えるか?有利なポジションを建てるかが重要となります。


有利な約定価格のポジションを保有する方法

有利なポジション、約定価格でポジションエントリーし、将来の為替差損を抑える方法は2つあります。

一つはリーマンショック時のような円高基調のときに、思い切って(勇気がいりますが)ポジションを建てる方法です。実際当時の高金利通貨のポジションを保有している人はこの10年ウハウハでしょう。





もう一つは小規模のポジションを定期的に、円での定額積み立てを行い、ドルコスト平均法により約定価格を平準化して保有し続ける方法です(以下記事参照)。

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うまくスワップ運用のポジションを保有できれば、以後、不労所得、自分年金づくりも夢ではありません。
チャンスをうかがっていきたいと思います。

それではこのへんで。
投資は自己責任で。


最後まで読んでくださってありがとうございました。

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