【簡単解説】ドラマ「大恋愛」の北澤尚が患うアルツハイマー病とは

戸田恵梨香さんがアルツハイマー型認知症を患う医師を演じる


2018年秋のTBS系金曜ドラマ「大恋愛」で女優・戸田恵梨香さんがアルツハイマー型認知症を患う医師、北澤尚を演じています。

元小説家との恋におちた女性医師が、若年性アルツハイマー型認知症に侵されていることが判明し、記憶を失う恐怖の中で2人の日々を小説に綴っていく物語です。

ドラマの詳細やネタバレは別の記事にまかせるとして、アルツハイマー病ってどんな病気?っていうポイントを簡単に説明します!
ドラマもよりいっそう、楽しめるはず!



目次
  • アルツハイマー病とは脳が萎縮していく病気
  • アルツハイマー病の原因は?
  • 治療薬・治療法はあるの?
  • 予防するには?
  • ドラマ展開との関わり



アルツハイマー病とは脳が萎縮していく病気

簡単にいうと、脳がどんどん萎縮していって、その機能が失われていく病気です。機能が失われる結果、記憶力、認知能力、人格の変化が症状としてあらわれてきます、この症状のことをアルツハイマー型認知症と呼びます。

脳機能が衰えていくと、当然、生活に支障が出てきます。
症状は徐々に進行する点が特徴的。
初期症状では「数分の間隔で何度も同じことを言う」「直前の出来事をすっぽり忘れる」「趣味等に対しの無関心になる」といった症状が出てきます。
アルツハイマー型認知症でみられる物忘れは、出来事があったこと自体を忘れる傾向があり、よくある普通の物忘れとは明らかに違うものです。

その後、「場所、時間間隔、季節感も失われる」「徘徊・妄想」「家事などの手順がとれない」「失語」といった症状に深刻化していきます。
良く、認知症の高齢者が夜間に徘徊、家をでたきり戻らないといった事件がありますが、このステージの患者だと思われます。

そして、さらに重症度が増し、後期には、摂食や着替えも出来なくなり、最終的には寝たきりになってしまいます。

アルツハイマー病の原因は?

アルツハイマー病の原因は確定的ではありませんが、諸説あり、最も有力なものは、何らかの要因で、アミロイドベータというタンパク質の量が増えて脳内に蓄積し、脳細胞の破壊を招くという説です。

大部分は65歳以上に発病し、加齢が一つの原因ですが、4-5%ほどは若年性アルツハイマー病としてより若い年齢で発症します。
戸田恵梨香さんが演じるのもこの若年性アルツハイマー病の患者ということになりますね。若年性アルツハイマー病は進行が非常に速いケースもあり深刻です。

また遺伝的要因で発症する家族性アルツハイマー型認知症というものもあります。

治療薬・治療法はあるの?

2018年現在、進行を止めたり、失われた脳機能を回復させる治療法はありません。
脳の活動を高めて、低下した認知機能を向上させる薬が治療薬として用いられています。これらは患者の日常生活への支障を最小限にすることはできますが、一時的な対症療法にとどまります。
現在、脳内のアミロイドベータの産生抑制、除去促進を標的とした治療薬が開発中です。

予防するには?

効果があるかもしれないと言われている予防法として、一部の研究者から運動やポリフェノールの摂取等が報告されていますが、いまだ研究段階です。
また、複数言語(3か国以上)を習得し使用している人では、認知機能の低下、進行が緩やかではないか?という報告もあります。

ドラマ展開との関わり

作中では、このアルツハイマー病の症状の進行が鍵となってくるでしょう。今後高齢化する日本では、認知症患者が増加することが予想され、社会的なサポートが必要になってきます。ドラマを通して患者への理解が深まることも期待しています。


最後まで読んでくださってありがとうございました。

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