さくらももこさんや小林麻央さんの命をうばった、乳がん:民間療法の危険性と最新治療薬


先日、ちびまる子ちゃんの原作者であるさくらももこさんの訃報が伝えられました。死因は乳がんということで、昨年亡くなった小林麻央さんのことを思い出します。



目次
  1. 恐ろしい乳がん
  2. 民間療法の危険性
  3. 最新の治療方法




恐ろしい乳がん


女声の場合、乳がんはがんの中でも死因5位のがんだそうです。
ただし、他のがんと異なり、乳がんは比較的若い年代に発症することも多く、働きざかりや成人前の子供を抱えて発症してしまう事もあります。小林麻央さんの例がそうですね。

さくらももこさんも亡くなった当時は53歳。日本人女声の平均寿命を考慮すると若くして亡くなってしまったことがわかります。


乳がんを始めとして、がんについては昔から不治の病、難しい病気というイメージがあります。」たしかに、根治するための医療や薬物療法は発展途上にありますし、患者は「手術への恐怖」「抗がん剤への副作用」「再発・転移への怯え」といった不安がつきまといます。


民間療法の危険性



そういった病気の特性もあってか、いかがわしい、あるいは科学的根拠の乏しい民間療法があふれています。

特にメスを入れることに抵抗のある乳がんの場合、手術も抗がん剤いりませんと謳う民間療法があれば、希望の光にみえてしまうかもしれません。

個人的には民間療法には懐疑的です。

そもそも民間療法に効果があるのであれば、堂々と認可申請して保険適用を獲得すればよいのにそうしない、口コミや怪しい広告出こそこそやっている団体や企業があるのです。

さくらももこさんも、乳がん発見時に行った抗がん剤治療の苦しい副作用があってか、再発時には民間療法を積極的にとりいれていたようです。


最新の治療方法



しかし、今現在、正規の治療法には様々な選択肢があり、日々、進歩しています。



非薬物療法の分野では体に負担の少ない手術法やロボット支援がん手術の手法もとりいれられつつあります。患部のみをピンポイントに放射線照射して、副作用を押さえた治療方法も導入されています。



最近は非常に効果の高い抗がん剤、薬物療法が開発されています。

遺伝子検査に基づく、個別化医療により副作用低減、有効性最大化の試みも進んでいます。
乳がんを始めとした性腺関連の癌では、ホルモン療法の臨床データも蓄積され高い効果を発揮しています。
大きなニュースになった小野薬品工業のチェックポイント阻害剤オプジーボは、がん細胞の免疫機構を破壊する全く新しい薬です。末期の肺がんにあった森喜朗元総理が劇的な回復を遂げたことで有名です。他社も同様の新薬開発をすすめており、今後様々なタイプのがんへ適応が拡大することでしょう。

医療は日進月歩です。特に近年は各国の薬価制度改革もあってか、製薬会社はフルスロットルで「画期的新薬開発」をせざるを得ない状況にあります。
患者が正しい知識と情報を理解した上で、医師と連携して治療を進めていく時代がもうそこまで来ているのではないでしょうか。





0 件のコメント :

コメントを投稿